室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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前後編のパート1のくせに
交渉人真下正義の次から本編もスピンオフもキャラクターのパワーに任せ切った下手な群像劇続いてたけど、室井さんがどういう人間かを描いていたり、刑務所のシーンで突然普段の室井さん帰ってきたり、青島との約束を果たせなかった自分に悔いているシーンを一言も喋らせずに描いてたりとても面白かったです。
後編は伏線回収にこだわりすぎて転けそうだけど、正直頑張ってほしい。応援してます。
多分これまだ全体の3割ほど?
前編後編の映画って
「前編も盛り上げなきゃ!」感から
前編で結構お腹いっぱいになって
後編を観逃しても「まいっか」の場合がある。
それを避けたかったからか
この映画は全体のまだ3割くらいだ、多分。
盛り上がりに欠ける面白さ。
普通、物語に欠けるって悪口なのに
本広監督の上手さだろう。
盛り上がりに欠けるから面白い。
今の室井さんをゆっくりと楽しませてくれる。
その楽しませ方も
秋田県ってこともあり
ロハスに時と空気がゆっくり流れる。
飽きそうになると「踊る〜」の映像を挟んでくる。
上手い構成だ。
タイトルがそうなんだから当たり前なんだけど、
室井慎次じゃなかったら
成立しないし、たいして面白くなかっただろう。
不器用ながらに子供達を大切にする
ほんわか室井さん。
そして、次回への伏線だらけ。
次が楽しみです!!!
完全に別シリーズ
踊るシリーズは親の影響で観てました。
今回は事件よりも社会問題に焦点を当てているように思いました。
秋田の方は人気シリーズの舞台に選ばれて嬉しい反面、描かれ方は微妙なので複雑かもしれませんね。
前編では事件の進展は全くなかったので、後編に期待します!
シリーズとは登場人物は被るものの、ストーリーは切り離して観た方が楽しめると思います。
室井慎次のセカンドライフ
今までの踊る大捜査シリーズの雰囲気が好きな人は肩透かしをくらうかもしれない。
今回はあくまで室井さんのセカンドライフを見る映画だと思って見た方が良い。
〜キャラクターに関して〜
室井さんの里親として姿は過去作品からのキャラクター像を崩さず、中間管理職として板挟みされていない素の室井さんという感じで、とてもよかった。落ち着いて重厚感がある雰囲気が魅力。
ただ村の会合に参加してない点が組織に属する事に疲れた感を感じて理解できなくはないが、里親をするにあたって地域住民との関係を重視しない点はマイナスな印象を受ける。
〜残念な点〜
まず出てくる新規の警察関係者がみんな残念。
この点はギャグも滑っている。
過去作の回想が多い点も若干テンポを悪くしてる。シリーズが大分空いてるので仕方ないかもしれないが‥
青島と室井の夢が破れた事に対するフォローが今後の展開に期待できない点も残念。
警察組織が少しでも変わった様子やわくさんが青島や室井に託したように次代に引き継がれた様子もない。
後編でフォローされないようならFINALで終わっていた方がよかった。
夢がただ敗れたという展開では今までのシリーズは何だったんだとなる。
いつまでも作品に浸っていたい映画
「ハルキスト」と言う言葉がある。
私自身は、「ハルキスト」だと思っている。
「ハルキスト」の特徴としては、村上春樹の作品が好きなだけでなく、
その物語を読んでいるときに、その物語の世界観にいつまでも浸っていたいと思う事である。
私は、本はたくさん読みますが、読んでいてその作品の中にずっと居続けたい、
作品が終わりに近づくにつれ、その世界が終わってしまうため、
非常に悲しくなってきてしまう、そんな作品は、村上春樹の作品だけなのです。
さて、一方、この映画です。
映画で、同じ感覚になったのは、初めてでした。
踊る大捜査線の世界、いや、その作中の室井槙次の世界、ゆっくりと時間が流れる、
物語があるだけという、素敵な世界。
ずっと浸っていたい、そして浸れた、とても素敵な映画でした。
この映画を見てよかったと思う人、それは、本当に踊る大捜査線が好きな人
私は、自分が思う以上に、好きなことがわかって、とてもうれしかったです。
すてきな作品をありがとうございます。
また続編は1年後だと思っていたので、今月公開なんて、、、
こちらもありがとうございます。
プライベート室井慎次
懐かしい…年齢がバレてしまいますが、TVドラマから映画と、ハマりまくった本シリーズ。(サントラ買う位ハマったなぁw)
さて、肝心の内容。訳ありで、秋田の山奥で暮らす室井さんの元に、これまた訳ありの子供達が…といったストーリーです。
所々、フジの悪い感じ(極端な設定)がありますが、概ね楽しめました!!
何より、タカ役の齋藤潤が良い!!「カラオケ行こ!」で天才現ると感じましたが、本作も最高です♪
なんかキュンキュンするんですよね笑
(ディアファミリーに続き、ヒット作出演の福本莉子は何か持っているのかもしれませんネ!前TOHOシンデレラの山崎紘菜は、キレイな子でしたが作品に恵まれず…)
なんとなく響いた言葉(正確ではない)は「無闇に人を疑っちゃいけない。」です。次作が楽しみ!!
是非、映画館でご観賞くださいませ!
まだわからんがマーケティング重視ではある
お久しぶりです!室井さん!
拝啓、亀山千広様。
踊るシリーズのファンとして、まずはこの映画を作って下さった事に、本当に感謝しています。
青島俊作は太陽のような存在だと常々思っています。
ならば室井慎次は言ってみれば月のような存在、かと。
太陽のような人間は放っておいたってどこでも輝ける。でも月は太陽の光がなければ輝けません。
室井さんは青島の存在により考えを変え、信念を持って日々戦ってきた。
「事件は会議室ではなく現場で起きている」と青島は言い放ったけど、室井さんには彼なりの、物語には現れない彼自身の戦いが数多くあったはずです。
そしていつしか戦いに敗れ、夢敗れて警察を辞め、地元へ「逃げてきた」「負け犬」(室井本人弁)のその後の物語です。
常に輝ける太陽よりも、光の当たり方でその形を変える月のような人間の物語を見たかった。
ちなみに自分は2回鑑賞しました。
1度目は冒頭から感極まり、涙腺ゆるゆる。
それが森山さんとの邂逅のシーンで遂に決壊し、その後まともに見る事が出来なかったため笑
気掛かりである青島との約束の行方については、後編で何らかの回収があると信じています。
恐らく、青島が現在所属しているという本庁の捜査支援分析センターも後編では関与してくるのではないかと。
ちなみにこの部署は実際に存在しており「防犯カメラなどの画像処理及び顔画像照合に関することも行っている」(Wikipediaより)そうなので今回の事件では充分に活躍の可能性がありそうですし、何よりそうでなければわざわざ新城との会話の中で青島の現状に触れる事も無かっただろうと笑
でも個人的には、青島は室井さんほど約束の事は気にしていないんじゃないかな、と。
自分と志同じ人間が上にいて見守ってくれているだけで嬉しく、心強かったでしょうし。それこそ何より太陽のような存在ですから笑
今回の捜査の過程で青島からの何らかのメッセージなどあっても良いのではと想像しています。
これが室井さんの最後の事件になるそうなので、何とか救ってやって欲しい。
約束に縛られ、それを果たせず後悔の念に苦しめられている責任感の強い男を解放してやって欲しい。もう充分戦ってきたし、後はかつての和久さんと吉田副総監のように後世に託しても良いのでは。
後編に期待する事はただそれだけです。
「敗れざる者」というタイトルの本当の意味は後編「生き続ける者」で知る事になると信じます。
自分にとって大切な作品になりました。
改めて、この物語を作ってくれて、本当にありがとうございました。
余談ですが…
「あぶない刑事」シリーズも大好きなため、室井さんが里子であるタカの名前を呼ぶ度、自分はやや過剰に反応してしまいます笑
冤罪の根源
過去の名場面→田舎の星空→早朝の静かな田舎道を走るバイク(ワンカット長回し)。
ここまでは面白い映画が始まりそうな雰囲気があった。
ただ、この映画に期待できたのは、この映画開始数分だけだった。
お巡りさんが訪問先の家の玄関を開けたら、秋田犬が出てきてびっくり。
この時のお巡りさんのリアクションが過剰。
まるでコント。
ここまでの良い雰囲気が台無し。
テレビのバラエティー番組なら良いのかもしれないが、映画でこの演出は不快。
本作は全体的に演技がオーバーで、真面目に観る気が失せてしまった。
特にこのお巡りさんの出てくる場面は全部イライラした。
玄関、開けっぱなしにしてどっか行くな!
後半からは全く出てこなくなったのが救い。
音楽演出も気になった。
こちらも過剰。
「この場面はこういう感情になりやがれ」と言わんばかりに大袈裟な音楽がかかり、こちらの感情をコントロールしてこようとする感じがウザかった。
音楽で洗脳しようとするのはやめてください。
長男の貴仁が、母親殺害の容疑で逮捕された男と面会する場面。
男の悪びれた態度を見て、貴仁は出会って数分でこの男が犯人と決めつけて、説教開始。
待て待て待て、と思った。
今の日本では冤罪事件が社会問題になっているのに、態度が悪いくらいで犯罪者認定はどうかと思った。
容疑を認めていない男からすれば、被害者家族は冤罪をなすりつけてくる忌むべき相手、と思っていてもおかしくはないはず。
読書家で知的な設定になっている貴仁の取るべき行動は、今まで見て見ぬ振りをしてきた母親殺害の事件を徹底的に調べ上げることでしょ。
その上で「やっぱりこの男が犯人」と思うなら、問題なかったと思う。
なぜ今日本で冤罪事件が増えているかといえば、警察は一旦犯人と決めつけた相手に対しては、たとえ証拠が乏しくても、「拷問まがいの取調べによる自白強要」や「証拠捏造」によって犯人に仕立て上げてしまうから。
最近は「証人に警察にとって都合が良いことを言わせる」みたい手口も発覚。
『踊る大捜査線』シリーズはこの「警察は犯人と決めつけた相手には何をしてもOK」みたいな風潮を作った根源のように、この映画を観ながら思えてきた。
「犯人からの手紙」も、偏見を生みそうな作りで不快だった。
以下、他にこの映画を観て気になったところを箇条書き。
室井と子供二人が土鍋料理を食べる描写がやりすぎていて、食べている時の顔がドラッグでラリっている人にしか見えなかった。
村長みたいな人が語る「旅人が果物を食べたら蛇になってどっか行った」みたいな話が、イマイチ意味がわからずポカーン。
倒れている女の子を見つけたら、すぐ救急車を呼ぶべき。
男しかいない家で女の子を看病しようとする発想が凄い。
室井が元部下と宅飲みする場面。
次男の凛久が室井に抱きついて親しげにしていたが、直前まで室井に対して心を閉ざし関係を断絶するような展開があったはずなので、違和感が凄かった。
室井の「無職です」からの履歴書が凄すぎて笑った。 こんな履歴書作ってみたい。
「封鎖はできなかった」ギャグを多用しすぎ。
最初笑っていた近くの客が、後半は笑わなくなったのが印象的。
ラスト、「後編に興味を持たせるためにとりあえず燃やしておきました」感が凄かったが、「どけ」とか言ってないで、まず消防車呼ぶべき。
秋田県民の俺、大歓喜の映画。 ただし……。
【最後に続編『生き続ける者』鑑賞後の追記もあります】
先に行っておきますが、私は踊る大捜査線シリーズのファンではありません。子供時代に『踊る大捜査線2』や『容疑者室井慎次』や『交渉人真下正義』を観たことがありますが正直全く記憶に残っていませんし、テレビドラマは観たことがないため、本作『室井慎次 敗れざる者』も鑑賞するかどうか悩みました。ただ、本作が室井慎次(柳葉敏郎さん)の故郷である秋田県を舞台にしているということで、秋田県民である私は義務感に駆られて鑑賞いたしました。
今回の映画の舞台にもなっている秋田県大仙市にあるイオンシネマ大曲での鑑賞です。こちらの映画館では上映前に柳葉敏郎さんのビデオメッセージが流れるので、近隣の方はぜひイオンシネマ大曲での鑑賞をお勧めします。
結論としては、正直態度保留といったところでしょうか。というのも本作は二部作の一作目で、驚くほど中途半端なところで映画が終了します。そのため本作だけを観て正確な評価を下すことは難しく、二作目の『室井慎次 生き続ける者』に繋がる伏線が張られている状態なので、続編を鑑賞したら評価が上がるかもしれないし逆に下がるかもしれないという感じで、現時点では「そこそこ」な評価をしておきます。
決してつまらなかったわけではありませんが、今までの踊るシリーズとは異なり、静かで暗めな雰囲気の描写が非常に多く、期待していたものと違うなという印象を感じてしまいました。ただ、室井慎次含めた人間描写は面白かったし、本作のキーパーソン且つヒロインの日向杏を演じた福本莉子さんはめちゃくちゃ可愛かったし、秋田県民が思わず「おっ!」と声をあげてしまいそうな小ネタがいくつかあったので、そこは良かったですね。
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キャリア組として警視庁で活躍していた室井慎次(柳葉敏郎)だったが、定年間近に退職し、地元の秋田県で2人の犯罪孤児を引き取って慎ましく生活していた。そんな中、自宅近くで遺体が発見されるという事件が発生する。その遺体は、かつて室井が解決した事件の犯人だった。当時の事件を知る者として捜査への参加を求められる室井だったが、警察を辞めているため捜査への参加を拒む。そんな中、自宅の小屋の中で倒れている少女・日向杏(福本莉子)を見つけ、身元の引受人が見つかるまでの間、一緒に生活することになる。
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印象としては「踊る大捜査線シリーズファンに向けての映画だな」といったところ。正直シリーズのファンでも何でもない私が見ても分からないネタとか結構ありました。ただ、過去の映像も交えてざっくりと説明がなされるため、事前知識が無くても一応理解はできました。その辺は初見にも親切な設計になっていたと思います。
青島との約束を守れず警察を去った室井の孤独感とか無力感とか、そういうものがしっかり描写されているのは良かったと思います。一方で全体的に暗い雰囲気が続く作品になっているので、踊る大捜査線の明るくて笑える作風とは異なっていました。踊る大捜査線シリーズのイメージとは違いましたが、これはこれで私は楽しめましたね。
室井が警察を引退して地元秋田県に戻っているという設定のため、本作は実際に秋田県でロケが行われており、秋田県のご当地タレントさんなども多数出演していました。刑務所の面会のシーンでは秋田市川尻にある秋田刑務所が使われていたし、室井が新城と再開するシーンでは秋田市川反通りの老舗割烹の濱乃家が使われていました。そういう見覚えのある秋田のロケーションが見えるたびに、私は心の中で「おっ!」と感嘆の声を上げていました。
ただ、手放しに楽しめたかと言われればそうでもなく、全体的に寄り道の多いストーリー構成になっていたように感じます。特に気になったのは、室井たちが身寄りのない謎めいた少女の杏を一時的に引き取って一緒に生活するようになり、杏の暗躍で家庭内に不穏な空気が生まれているのを室井や息子の貴仁が気付いたという展開の後。唐突に生駒里奈演じる弁護士が現れ、貴仁の母親を殺害した犯人との面会へとストーリーが進んでいく。さっきまでの不穏な空気が嘘のように、杏の奇行とは関係ないストーリーが展開されていくのです。そして映画の終盤で唐突に小屋が燃えて、「あぁ、そういえば杏の奇行が問題になってたような気がする」と思い出す。
主軸となる一本のメインストーリーに、枝葉のようにメインとは関係のないサブストーリーがくっついているような印象で、正直ストーリーのテンポが悪いと感じました。これは本作のみならず、本広監督・君塚脚本の作品をはじめ、テレビ映画に多い特徴のように感じます。
あと細かい点なのですが、猟友会や猟銃の取り扱いに関しても非常に気になる部分がありました。
本作の室井は自宅に猟銃を保管しており、地元の猟友会メンバーと山で狩猟をするシーンがあります。私は家族に狩猟免許と猟銃所持許可を持っている者がおり、狩猟に関することはある程度知識があるとは思っているのですが、どうも違和感を感じてしまいました。
気になったのは2点。石津が室井を狩猟に誘ったことと、山中での銃の取り扱いについてです。
石津は「ガンロッカーが自宅にあったから銃持ってんだろ。」「市から委託されて熊や鹿の駆除をしている」と言っていましたが、これには違和感があります。市や県からの依頼で有害鳥獣の狩猟を行うことを「有害鳥獣駆除」と言うのですが、これはいわゆる「狩猟」とは似て非なるものなのです。
銃で狩猟をするためには、「猟銃空気銃所持許可証」「第一種銃猟免許(狩猟免許)」という二つの資格を取得する必要があります。二つの資格を有していて、猟期前にきちんと申請しているのであれば、猟友会に入ってない人でも狩猟することができます。ただし、市や県からの依頼で有害鳥獣を駆除する場合は上記の資格に追加して「猟友会の会員である」ことが条件となります。石津たちが室井が銃を持っていることをガンロッカーの存在で知ったところからも、室井が猟友会に入ってないことは明白ですので、その人に有害鳥獣駆除をやらせようとするのは違和感があります。有害鳥獣駆除は報奨金が支給されるので、地方によっては報奨金の取り分が減るのを嫌ってベテランハンター以外は有害鳥獣駆除をやらせてもらえないみたいな話も聞くので、劇中の石津たちも「余所者は出ていけ」と言いながら有害鳥獣駆除に誘うっていうのも違和感がありますよね。
山中で猟友会の人たちが室井に対して銃を構えているかのようなシーンも違和感がありました。「人に対して銃を向けるな」というのは耳にタコができるほど警察から言われる初歩的な禁止事項なんです。銃の取り扱いについては今の時代めちゃくちゃ厳しくなってるんで、下手すれば猟銃の所持許可取り消しにもなりかねない危険な行為です。元警察官の室井に対してそんな危険行為をするというのはあまりにもリスキーで、強烈な違和感があります。ただ、このシーンはあまりに断片的なシーンしか無かったので、後編につながる伏線なのかもしれません。
室井自身の銃の取り扱いについても、何度か危険な取り扱いをしているのが気になりました。一番わかりやすく危険だったのは、室井が銃に弾丸を込めた状態で歩いているところでした。猟銃はちょっとした衝撃で暴発します。山の中だと、地面に銃を落としたり木の枝に銃身がコツンとぶつかったりしただけでも暴発します。予期せぬ暴発での大怪我や死亡事故は数年に一度の単位で発生しています。室井の真面目で堅物な人間性を考えると、そういう安全配慮については人一倍気を付ける気がして、どうも気になってしまいました。
まぁ、上記のような狩猟シーンの違和感というのは正直重箱の隅を楊枝でほじくるような指摘だと思いますので、違和感を感じる人は少数派だと思います。
続編の『生き続ける者』を観てから、改めて本作の評価をしたいと思います。
【追記】
イオンシネマ大曲で開催された舞台挨拶付上映会に参加しました。
生で見る福本莉子ちゃんは超絶可愛かったです。最高でした。
【追記2】
後編の『室井慎次 生き続ける者』を鑑賞いたしました。結論としては、前編である本作を見て感じた違和感が後編につながる伏線でも何でもなく、単純に演出や脚本の欠陥であったということが露見し、本作に対する評価をも落とす最悪の続編だったと思います。本当に酷い。室井は犯罪者家族との疑似家族を楽しんでいただけで、過去の因縁の犯人たちが起こした事件解決も、青島との約束も、近所の住民たちとの確執も、室井が何もせずに「勝手に解決していく」という酷いものでした。ライムスター宇多丸さんが過去に本広監督作品を映画レビューしていた時に「主人公が何もしていないのに勝手に問題が解決されていく」という批判をしていました。本広監督作品はあまり鑑賞していない私ですが、宇多丸さんが言っていたのはこの事かと納得しましたね。主人公に存在価値がまるで感じられないというとんでもない映画でした。
今作だけでは評価しきれないかな〜
『踊る』シリーズ好きとしてはキャスト続投&シリーズ出演者が数人出てくれてるだけで嬉しくて泣ける
しかも最近推しの『齋藤潤』くんがメインキャストなんて👍
舞台の景色もいいし雰囲気もミステリー映画ぽくて好きなんだけど明るさが全体的に暗すぎて分かりにくい
あとツッコミどころがあって、そうはならんでしょ?って
今作(前編)だけでは完結しないから後篇でどうなるかで評価は変わるかなぁ
メインストーリーとは別の話が上手い具合に絡まればいいけど今作の中ではそういう気配を感じず不安。
次作(後篇)期待込みで☆3かな
うーんだけど期待値込みの4.0
DMM TVで過去作を観てから鑑賞
自分の中で熱狂してる状態で見に行って過去作の人物が出てきてその事についてはかなりワクワクしました。
展開も早く飽きる事なく見ることができました。
ただ、室井さんが警察を辞めるにしては動悸が薄すぎる事に違和感がありました。
人物を登場させるだけさせて後半に持っていくのはメタ的に考えてありだとは思いますがもう少し深掘りがあっえも良かったと思いました。
後半に期待します。
全374件中、61~80件目を表示