「不器用な男…」室井慎次 敗れざる者 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
不器用な男…
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懐かしい。警察組織の改革という夢が叶わず、退職し、故郷に帰ってきた室井さん。改革も出世もできなかった自身を負け犬と話す。廃虚を一から建て直し、夢破れたことを思い出してか、荒れる振り返りのシーンは良かった。問題を抱えたそれぞれの里子たちとのシーンも良かったが、過去の事件との関連が疑われる死体遺棄事件も同時に進行しており、バランスは良かったのだが、タカがここに残って暮らして良い?と聞いたシーンはすごく唐突感があり、刑務所から戻ってきた後に入れた方が良いと思ってしまった。いずれにしても続編は楽しみではある。
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