「懐かしさを紐解くだけに終わった前編」室井慎次 敗れざる者 ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
懐かしさを紐解くだけに終わった前編
終始一貫、組織の在り方を画いてきた踊るシリーズ。今回のテーマは組織の中の究極、家族をテーマにしている様です。金、権力、損得、村などで繋がる組織は棄て去ることができるが家族はそうはいかない。後編ではリク君の実父、杏の実母など血の繋がりによる組織の壁が室井さんの前に立ち塞がるようですが、どう解決するのか後編が楽しみです。
踊るファンはそろそろ五六十代が多いせいか、劇場はその層の方たちで一杯でした。
後編では、犯罪分析支援センターに異動した彼の現在が少しでも映ればいいなとも思う。
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