「どうやっても拭えなかった、女であること」愛はステロイド はりきりハムさんの映画レビュー(感想・評価)
どうやっても拭えなかった、女であること
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スカッとする部分は皆さん書いているので割愛
ルーにぞんざいに扱われるデイジーとデイジーの遺体を投げ捨てるラストシーンについて
デイジーはルーに執着するする金髪ロングに碧眼、白い肌で丸いボディラインの女性です
彼女の行動や起きた事実だけ追えば特段悪人ではありません
悪人ではないけどウザいんです
理解ある彼女気取り、オマケ入りのダサいお手紙、クネクネ振る舞う様子、言うことをきけば機嫌が良くなる所、ジム通いなのにパンケーキをおかわりする所…
もーーーー何もかもウザい!!!!(笑)
ルーにはデイジーの女性の嫌な部分が際立って映ってしまうのです
悪人でもない人物をこんなにウザく、〇んでも構わない存在として表現出来るなんて監督凄いですね
ラストはそんなデイジーの幻の遺体を麻布に包んで路肩に投げ捨てます
ルーが自分の中の女の部分と決別するシーンです
デイジーの事を疎ましく思いつつ、自分の魅力でデイジーを都合よく利用し、ルーの捨てたい女の要素をなすり付けてポイと捨てたらサラッと忘れてしまう
この都合の良さが既に女性らしい。
歪なハッピーエンドが爽やかな良作でした
主演のルー役のクリステン・スチュワートがハンサムだしかわいい、目が離せない
ケイティ・オブライエンはルーが夢中になるのも納得出来るセクシーで艶やかなマッスルボディで最高です
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