好きでも嫌いなあまのじゃくのレビュー・感想・評価
全52件中、1~20件目を表示
某映画に似ている。主題歌は最高。
【見ようと思ったきっかけ】
・ずっと真夜中でいいのに。が主題歌と挿入歌を歌っているから。
【感想】
・感動を煽るシーンでは涙が一滴も出ず、他にも心動かされる場面がなかった。
・登場人物が無駄に多く、物語に深く関わっているとは思えない。
どこかで見たことあるようなキャラクター性で印象に残らない。
主人公の性格や鬼の設定の説明、製作者が見せたい絵のためだけに
登場させただけに思える。
御前様が強キャラ感出してるくせに、さほど重要なキャラではなかったし、
ユキノカミも結局なんだったのだろうという印象しかない。
・結果、主題歌と挿入歌の歌詞の理解のために見たようなものだった。
【引っ掛かる点】
・本当の気持ちを隠す人間はいずれ鬼になってしまうのなら
世の中は鬼だらけになると思う。
人間が鬼にならないための小鬼浄化システム的なものがあるのかと思ったが、
そういうわけでもなさそうだった。
・ツムギが常に無計画で自由なところが鬼の性質に合わないと感じた。
母親に会えないことを寂しいと思い込んでいたというのは
こじつけ感が強いなと思った。
・ツムギと柊の家族の距離感が、初めて会ったとは思えなくて違和感があった。
柊とお父さんの関係を描くために無理やり入れたシーンとしか思えない。
・ツムギの母がお役目を受けた動機も途中で放棄した動機もイマイチだと思った。
長期間になることがわかっているなら、それなりの覚悟をもって臨むと思うし、
里を守ることは娘や夫を守ることにもつながるので途中で放棄するのは違和感がある。
【視聴後気づいたこと】
・「本当の気持ちを隠す」というより「自分のことしか考えていない」
というのが鬼の本質な気がした。
まわりのことはお構いなしで無計画に行動するツムギ、
ツムギの母親に長期間のおつとめをさせる里の鬼たち、
羨ましいという気持ちが大きくなったためにおつとめを途中で放棄し、
娘や夫もいる里を危険な目に合わせる母親など。
【良かったところ】
・ツムギちゃんのキャラデザと声が良い。
(ツノの生え方はコブみたいであまり好みじゃないけど)
・山形に行ってみたくなった。
・主題歌「嘘じゃない」、 挿入歌「Blues in the Closet」が最高なので
聴いて欲しい。
【他の作品と比べて】
・「ペンギン・ハイウェイ」の方が まだ 面白かった印象。
・「すずめの戸締り」によく似ていると感じた。
まだ 設定に説得力があったと思う。(うるおぼえだけど)
・同じスタジオコロリド作品の「雨を告げる漂流団地」の登場人物の方が
柊より鬼に向いてそうな性格をしていると思う。
ーーーーーー
【レビューについて】
・言い回しの変更や追加で書きたいことを思い出した場合は
サイレントに修正します。
・作品の評価が変わるようであれば【追記】します。
【個人的な採点基準】
※レビュー増えたら変わるかも
1.0 虚無
2.0 まあまあ
3.0 ふつう
4.0 良かった
5.0 布教したい
ファンタジー要素は全体的に雑
ボーイミーツガール的なアニメ映画
気弱で言いたいことを伝えにくい少年柊が
鬼の少女ツムギと出会う内容
前半はロードムービーっぽくて
後半は鬼の村でのファンタジー要素が多い
なんとなく
アニメ映画『すずめの戸締り』と似たような内容にしようと思った感じが見える
タイトルから内容も想像しにくい
他人に自分の気持ちを伝えることができない柊の成長譚かと思ったけど
旅館の行動から全体的に速攻で成長しているように感じる
目的がよくわからないままストーリーが進む
ツムギの母親を探すために旅をするが
雪の精みたいなものが襲ってきたりしていろいろあって
神社についたが、そこでツムギの父親に会うが
母親に会えずツムギと柊は喧嘩別れしてしまう。
後半で柊が鬼になって雪の精に食われてしまうが
その後助かって、鬼の村で過ごすことになる
ツムギの母親のおかげかと思ったが具体的にはよくわからないままだった
ファンタジー部分が全体的に雑に思えた
ツムギの母の「勤め」とはなんだったのかわからにくい
鬼はなぜ人間から隠れて過ごさないといけないのか?
柊の父親も状況が呑み込めないまま騒動が終わったように思えた
鬼の人間の違いはツノくらいしかないように感じたが
ツムギの行動を見ていると鬼は人間よりも身体能力が高く感じる
某漫画の鉄骨渡りもクリアできそうだと思った
地理的な面からオイオイ、となってしまって入りきれなかった。
山形県内では庄内地方以外すべてに居住したことがある立場からすると、移動の工程が気になりすぎてちょっと…となってしまった。
主人公が住んでるのは多分山形市みはらしの丘。
ここから米沢の高校(制服的に米沢商業高校かな?)に通う人ってあんまりいないと思う。
で、窓から逃亡後の「日枝神社」までの移動が
上山(リナワールドの観覧車~スカイタワー~西郷地区)→米沢→小野川温泉→飯豊?(たぶん米坂線っぽい線路などが出てる)→山寺(山形市)
みたいな感じで一端50キロほど南下してまた60キロほど北上する…みたいなことやってる。
内容が面白ければそんなのも気にならないんだろうけど、そのおかしさをはねのけるまでには至らなかった。
それに風景はやたらリアルだから、そこがまた移動の工程のおかしさを強調しちゃったんじゃないかな。リアルさが仇になってしまった。最初の米沢駅なんてスゲーと思ったもん。
まぁ他の映画とか、地理的にどうなのかわからないけど、例えば評価の高い「秩父三部作」でそんなの気にしてる人がいないって点で考えると、やっぱり地理的に気になってしまうということは、改善の余地の多い映画だということなんだろうね。
ジャッキーチェンの「レッドブロンクス」撮影の際の話。
アメリカが舞台の映画ではあるけど、カナダで撮影していてカナダだとわかる山が映ってしまうことがあるということがあったらしいけど、その時彼は「そっちに気を取られてしまうっていうのは、僕のアクションが弱いって証拠。それじゃダメ」みたいな趣旨の事を言っていたらしい。事実私は全く気付かないほど没頭してた。
そんな内容であって欲しかった。
主人公たちをもっとちゃんと掘り下げられてたら、違ったんじゃないかなぁ…
そもそも男の子の主人公の方の移動の始まりが能動的じゃないしね。
魅力的な部分もあるからなおさら…
制作能力はめっちゃ高いスタジオコロラド
何というか、いいアニメーション映画の要件の「半分」はほとんど満点だと思うんですよ。
雨を告げる漂流団地も、そうでした。
とにかく映像で楽しませてくれますし、演出、基本設定、大まかな展開は良い出来としか言いようがありません。
(過去の名作へのオマージュには目を瞑るとして)
ただ、物語構築と脚本、キャラクターの作り込みが、制作のクオリティと比べると酷く落ちるんです。
物凄く優しい目で全体を受け入れてあげれば、ああなるほど、テーマもいいよね、なんですが、映像や演出、展開で決め打ちしたポイントを超強引に接続していくので、大人や説得力を求める児童が見てしまうと、「惜しい」とか「は?」とか「ありえな過ぎて冷めるんだけど」って評価にしかならないと思います。
物語構築や脚本の質を高めて、映像や企画側のやりたいことと対等なレベルで調整しないと、制作の上手いスタジオってだけで終わってしまうのでは。
今回は、物凄く厳しい言い方をすると、出資側リードなのか企画側リードなのかわかりませんが、「山形で新しい千と千尋をやりたい」ってのがあまりにも見え見え過ぎます。余程の要望があったのか、地域の予算が入っているのか...
でもね、それじゃCMになってっちゃうから、出資側なのか企画側なのかわかりませんが、もっと創作レベルが高まるようにしないと投資の効果がないと思います。
壮大に惜しい
山形ありき?
初々しい☺️
2024/6/18〜6/19の間で少しずつ観ました。
気になる女の子と出会い、ごく平凡なお人好しの少年に機が訪れ、冒険に出かける。みたいなストーリーです。
思春期特有の悩み、親御さんに対する不満、頼みを断り切れない気持ちなど、思い当たる節が有り余ります(笑)
シンプルなストーリー展開で安心して観られる反面、これといった派手さはない印象。その為、一気に観るよりはぶつ切りで観た方が楽しめると思います。映画というよりは特番寄りの作品です。
エンドクレジットの映像、その後のボーナスカットは、余りの初々しいしいふたりに萌えました(笑)
子供さんから大人まで楽しめるのではないでしょうか。
個人的には御前様がお気に入りです😍(笑)
今年の映画で、9作品ぐらい見てますが、今のところ1・2位ぐらいのと...
前半のリアリティが後半まで続かなかったのが残念
公開から3週間以上が経つが、ようやく観に行った。珍しいことに地元の米沢が舞台になったアニメ映画である。映像の画力は凄まじいレベルで、地元で見慣れた風景がアニメ化されているのは実に心地よいものだった。自然描写も見事なもので、特に物語のキーとなっている雪の描写は非常にリアルだった。それだけに、脚本の出来がイマイチだったのが惜しまれた。
ファンタジー映画というのはアニメでは定番のようで、鬼滅の刃もすずめの戸締りもいずれもファンタジーであるが、物語の出来にはそれぞれ大きく差がある。鑑賞に耐えるかどうかは、その世界のルールがきちんと描写されているかどうかだと思っている。鬼滅の刃の世界はルールが非常に明確に示されているので、各キャラの行動が良いのか悪いのかが手に取るように分かって、観ている側も引き込まれるのだが、すずめの戸締りのようにルールが不明のまま物語が進行してしまうと観ている側は疎外感ばかりを持て余してしまうことになる。本作も後者に属すると言わざるを得なかった。
映画の開始にある米沢駅から一中までの通りは、私も中学生時代に通い慣れたところであり、その描写のリアルさには本当に感心させられた。主人公の二人が出会うバス停は、何と現在の住居から一番近いバス停で、笹野観音前の白布通りである。毎朝の散歩でしょっちゅう通っている所で、周囲の家屋の佇まいなどもそのまま描かれていた。夏祭りの会場は笹野観音だが、ここのお祭りは真冬の2月に行われる花祭りがあるだけで、夏にこんなお祭りは実在しない。また、二人が立ち寄る小野川温泉の宝寿の湯にも行ったことがあるし、二人が向かった山寺日枝神社にも行ったことがあるので、物語の世界は非常に馴染みがあるところばかりだった。
問題は、まず主人公の行動原理であるように思えた。人の良さを示すエピソードが立て続けに出されているが、それだけで見知らぬ少女を連れて米沢から山寺まで歩いて連れて行こうというのはいくら何でも無理があると思った。60km 以上の距離があるので、18 時間以上かかることになる。それも親に無断でである。この時代に携帯で無事も知らせずにそんな行動をしてしまったら親はパニックになって必死で探す羽目になるはずである。人がいいなら親に対しても良くなければ話がおかしなことになる。もっと明確な理由付けがあるべきだった。
道中でいい人ばかりに出会うエピソードは好ましかったが、かなり現実性が薄く、更にそれらが後半の展開にあまり関連が深くないのが勿体無いと思った。見知らぬ客人から唐突にしばらく働かせてくれと言われて引き受けてくれる旅館はまずあり得ないだろう。千と千尋のパロディのようにも感じられたので、オリジナリティが薄れるのも勿体無いと思った。異世界との出入り口が高畠町の瓜割石庭公園で、川にかかった橋を渡るというシーンも千と千尋を彷彿とさせた。
異世界を人間の目から隠すために雪を降らせる雪神というのもその仮面はカオナシを彷彿とさせたし、飛んでいる姿はハク竜のようにも見えた。ここでの問題は、なぜ雪神が鬼を襲うようになったのかという理由が全く示されない点である。人間が鬼になる条件も不明だし、ツムギの母親がいなくなった理由や、その役割を放棄したらどんなペナルティがあるのかなども全く不明である。これでは観る側は全く主人公らに入り込めない。
前半がリアルだった分、後半の組み立てをもっときっちりやって欲しかったと思うばかりである。いっそ、何故米沢にあれほどクソのように大雪が降るのかに結びつけてくれたら良かったと思う。
(映像5+脚本2+役者3+音楽3+演出4)×4= 68 点。
見る人を選ぶボーイミーツガールな物語
出来たら劇場で観たかった
ちょっとついていけませんでした
推敲不足。ツッコミと改善点を多数提案します。
このサイトでえらく持ち上げる記事が目につき、せっかく地元県が舞台になったからとなんの予備知識も無しに観に行ったが、まーコレが何と言うか···「残念の寄せ集め」でした。
原作は誰なんですかね?
なんかのラノベのアニメ化なのかな?
何にしても薄っぺらいし、説明不足だし、御都合主義だし、安易だし···
·
·
·
【ツッコミ】
ヒイラギ、親父に反発する理由が塾だけじゃ、それはもう精神年齢と行動が「のび太」だよ!
ヒイラギ、無断外泊せずにとっとと家に連絡しろよ!せめて母親には連絡しろ!
ヒイラギ母、そんなあっさり家出を許すな!駆け落ちを疑え!
二人とも、もっとヒッチハイクしろ!なんで歩く!?
フリマ兄弟のくだり、あんなにいる?
フリマ妹から子鬼が出るなら、もっと一般人から出まくるだろ!そのほうが危機感をあおれるだろ!
ヒイラギ、なんであんな遠くの小さい神社を知ってるんだよ!
てか、神社の意義が皆無やんけ!せめて屏風は神社で発見しろよ!なんで通りがかりの喫茶店に重要アイテムが!?
そんなとこ、親に頼んで車で連れてってもらえ!
鬼父、線路を歩いてくる登場シーンがクライマックスやんけ!俺は鬼の里から脱走したツムギへの刺客かと期待したわ!
旅館の人たち、高校生の男女を同じ部屋に泊まらすな!
どうせ同室泊にするなら、ヒイラギの童貞ゆえの妄想や葛藤とか、ツムギの胸元がはだけて「見るな!」と枕の一つも投げつけるとかのお笑いシーンもほしいぞ!
コミカルなドタバタが足りないから抑揚がないのよ。もっとキャラを信頼してイジらないと!
何で母親は外界でヒイラギを狙うの!?
雪の化け物、電車に閉じ込められるレベルで人を襲うんか!
人間に見えないなら雪で隠す必要あるか!?
タイムリープをなんの脈絡もなく挟むチートやめれ!
ツムギ、ノープランで鬼ヶ島に行くな!
てか、誰も死んでないよね?全然緊迫感がないのよ!
鬼母、娘の受け入れ方がライトすぎるだろ!
ヒイラギのツノがそんな簡単に消えるなら、鬼村の人たちも人に戻るんじゃないのか?
てかオニの村の人達、もう普通に社会復帰してないか?
母娘再会シーン、なんで舞空術が使えてるんだ!?
社会不適合者が鬼になって人里を離れるなら、角が見えないという設定は矛盾してるよね?角が生えたから鬼として忌み嫌われるんじゃないと辻褄が合わないと思うぞ!
ヒイラギ親父、なんで鬼村の入口で息子を待ってるんだ!?なんでそこ知ってる!?
そして最後に、オチがミエミエ過ぎるやろ!!!!!
·
·
·
脚本を書いた人は中学生ですか、それとも中二病ですか。
登場人物に深みがない、心理描写が甘い、ご都合主義が過ぎる、謎解きが浅すぎる!!!
よくこんなものを出せたものです。
·
·
·
【この作品を言い表す】
以上を踏まえてこの作品を表現するなら、
地元の「アニメで一発当てれば聖地ビジネスで一山狙える!置賜縛りにしてや!ウチラだけ儲けたいさかい!」という厭らしさと、「オッケーでっせ、うちらなら出来るさかい」「しかも地域限定ならロケハン代も安く済むがなw」とソロバンを弾いた製作陣による、「とりあえずやったった」的作品だと感じた。
あえて言うなら「すずめの戸締まり」の劣化縮小海賊版か同人映画か、そんな雰囲気。
同じような上映時間でもこんなに違うのがすごいなー。
もう、呆れてしまって。愚痴が出るわ出るわ。とまらなーい。
·
·
·
·【改善策の提案】
さてさて、愚痴ばかり書いても制作陣に申し訳ないんで、私なりの改善策を、思いつくままに。
①雪鬼(だっけ?以下そう表記)になるのは母ではなくツムギの姉にして、姉を探す妹の話にする。
だいたい世界のどこでも生贄は処女ですわ。じゃないと悲壮感が足りない。
姉が生贄なら親がそれに耐えるにせよ隠すにせよ、親の苦悩にリアリティが生まれようというものである。
それに母親が寂しがって暴れるとか、そりゃないでしょ。「なんで私だけ」と暴れて絵になるのは青春に絶望した乙女だけ。
②雪鬼になるのは複数名設定にする。
じゃないと「里を守るため」の大義名分に悲壮感が足りない。
複数名設定で各時代の乙女たちが身を犠牲にしているなら、ツムギが雪鬼を解放したときに「タイムリープで」何かしらの救いがある、という立体的シナリオも作れよう。こういうのがないとタイムリープが蛇足に終止する。
③ヒイラギの友人をモブ化しない。
ヒイラギの記憶演出が鬼娘だけでは視野が狭くて安っぽい。ラストシーンはヒイラギが友人と交流するところに鬼娘と再開して「彼女!?」みたいなノリのイジりを。
④で、タイムリープはお粗末。
あれのせいで「君の名は」をパクったのかと思ってしまう。どうしてもタイムリープをしたいなら、「鬼の特殊能力」とかの理由付けがほしい。
でもそれをすると、もっと昔の、「ヒイラギが幼少期に山で迷子になったとき、鬼娘の声を聞いて家に帰れた、手にはお守りがあった」とかのタイムリープのエピソードを挟まないと伏線が成立しない。
もっとシナリオを練らないと。
⑤山形県置賜地方限定の話にしない。
話が狭い。山形縛りなら酒田市まで話を広げよう。そこならクルマで2時間半かかるよ。歩けば1週間だ。途中には出羽三山があるし、山越えを試練の演出にすれば丁度よい。
酒田が遠いなら、米沢からクルマで1時間強の川西町に「空気神社」なる、それはそれは清々しい神社があるので、それをネタにしてもよかった。
⑥神社に至る過程で余計なドラマを詰め込まない。
ヒッチハイクすりゃ一日で往復できるよ。旅館に泊まるとかいらん。風邪もいらん。とっとと神社に行って話を展開しよう。なんなら、家に帰ってチャリンコ二人乗りでもいいくらい。
⑦モブさんは雪鬼に喰われたら血の一つも出して死にましょう。それが無理なら魂を抜かれて倒れましょう。
ヒイラギだけは雪鬼が家族に託したお守りを持ってたから大丈夫だったという設定が良いと思う。
雪鬼はもっと強く恐ろしくなりなさい。下手したらかわいいんよ君たち。
⑧特殊能力が増えないならヒイラギが鬼になる必要はない。
どうしても鬼にしたいなら、鬼娘と反対側に生やして、精神世界で合体して完全鬼になり、それで戦うなり解放されるなりにする。せっかく生えた角なんだからもっと意味を与えないと。ただ生えて消えただけじゃ無意味。
⑨タイトルで「好き」「嫌い」「天の邪鬼」を語る必要なし。内容が違うもん。こりゃ「母をたずねて三十里」やで。
私ならなんてつけるかなぁ。「ツムギ〜隠れ里の鬼の子」、「鬼のかくれ里のおはなし」、「僕たちは探す、夏に舞う雪の理由を」、「かくれんぼ鬼を私達は見つけた」·······だめかー。才能をください神様。
·
·
·
·【おわりに】
···てことで、徒然なるままに書いてしまいましたがここで終わります。あーつかれた。観るのも書くのも。
ちなみに「聖地」(笑)に一番近いイオンシネマ天童で観たけど、観客は私ともう一人でした。
最後にフォローすれば、絵はきれいだし、歌も今風で、内容さえ練られていればソコソコ楽しめただろうになぁ。
愚痴とツッコミと改善提案の多さは、素材の良さゆえと好意的に捉えてほしいっす。
愛っす、愛。
·
·
·
·
p.s.
この手の話なら宮崎駿や新海誠を模倣してもだめだと思う。今更感がすごいから。
p.s.その2
「ツインエンジン」と言いながら、そのマークが「ツインエンジン」ではなく「V型エンジン」なの草。
ツインエンジンって、その名の通りエンジンを2つ積むことですよ。
p.s.その3
佐藤レモナ氏の(御用?)記事の、「この作品は押井守作品のように一人が百回観るやつ」という文が決め手でした。でも、私は99人の方でした。押井守大好きな私は見事に釣られました笑。今後はこの人の記事の反対を私の真実といたします。
それと、記事であそこまで内容を書いてるなら、私の投稿は「ネタバレ」には値しないと判断します。
あまのじゃくの意味が分かった。
この映画も昨年の映画バブルと同じくネトフリと同時放映の映画。
それが影響しているのか映画館で放映している所も少ないし一日の放映回数も少ない。
見る事もでいないかと諦めようとした所、何とか夕方放映で見ることができました。
少なくともネトフリと同時はやめて欲しい。
ネトフリで評判になったら映画館でも放映するとか、ネトフリは映画放映2週間後かにするかにして欲しい。
内容としてはボーイミーツガールの冒険物。
米沢の高校生ヒイラギは学校でもボッチ、だけど仲間になりたくて色々手をつくすが、本人は超のつくお人好しの上に体良く使われるだけの存在。
そこに人間界にとある目的の為にやってきた鬼っ娘のツムギと出会う。夏だと言うのに何故か雪が降ったり怪現象に襲われることに。ヒイラギは人の良さでツムギの目的の為に尽くす事にするところから冒険?が始まる。
映像は素晴らしい。久しぶりに米沢で米沢牛食べたくなった。
それにしても出てくる人達が揃いも揃って良い人だけ。この辺はスズメの戸締りと同じ感じだ。
良い人なのは良い事だが良い人過ぎる人しかいない違和感。
物語的にはパブルと異なり筋の通った話にはなっている。
それとアマノジャクのタイトルの意味も分かってきた。皆好きでもないのに仕方なくやっている事がある。その意味と我慢?、忍耐?、耐えきれない思いが交錯する。なかなか簡単に割り切れない思いを抱えてどう生きるのか、それが問題だ。
思いを溜め込むだけ、思うだけでは伝わらない、きちんと自分の意思を相手に示さないといけない。その事を伝える事の大事さ。忖度ばかりではダメなのだ。そんな映画。
前半は、まあまあだった!!
行く先々の人が優しく、作者の好みを感じました。後半は、主人公が関わっていくのは動機の薄さを感じますし、内容もありきたりで、何かの消化試合を見ているようででつまらなかったです。
良いと思う
設定や展開が荒唐無稽な感じはあるけども、正直あまり気になりませんでした、だってアニメだもん。
なので、アニメに求めているものが「何もかも現実通り!ファンタジーは最小限!リアリティこそ全て!」って感じの方には向かないのかな、と思いました。
感想としては、絵が綺麗な上、キャラが可愛らしいので見ていて癒されるといったところが大きいです。
作中では綺麗な田舎の風景が描かれているので、田舎育ちの身としては、学生時代を思い出して少しノスタルジックな気持ちになりました。
内容は「ファンタジー×青春」モノって感じです。
「雰囲気を楽しむ」といった側面が強いことは確かですが、アニメにリアルを求めていない私からしたら、十分楽しめました。
全体的にゆったりした雰囲気の映画なので、「アクション系や感動系の映画ばかり見て疲れた!」って人にはちょうど良いかもしれません。
色々もったいない
絵は好みなのですがストーリーやテンポがいまいちでした。 作り手の「こういうシーンを見せたい」「こういうセリフを言わせたい」というのは伝わってくるのですが、展開を無理やり繋げている感が否めません。登場人物の行動やセリフも不自然だったり説明的なのが多くて??でした。
地元とタイアップしている以上いろんな風景を出さないといけないノルマがあるのだろうと思いますが、ストーリー的な必然性があまり感じられませんでした。 いろんな場所を出す都合上、一つ一つのシーンが短く視聴者が場所を認識できないまま置いてけぼりを食らう感じでした。地元民以外はついていけないのでは? 山形のPRとしては場所を絞ってじっくり見せたほうがよかったと思います。
それと鬼の世界があまり歴史的な深みも感じずとってつけたような感じで??でした。鬼である必要性すらもあるのかどうか。 クライマックスはどの部分かと聞かれるとかなり困ります。
食材は良いのに調理に失敗した感じな作品でした。 コロリド作品は丁寧に脚本を作れば大化けするポテンシャルを持っていると思うので次作に期待。
世界に入れない
全52件中、1~20件目を表示