「ストーカー付きJK」行きがけの空 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーカー付きJK
二人暮らしだった母親を亡くしたJK2と、母親の嘗ての恋人だった俳優兼演出家の交流の話。
母親を亡くして3ヶ月の小樽で暮らすダンサー志望の星野美歩が、母親が昔使っていた携帯電話に写真やメールが残っていた、そこそこ有名な望月建斗に手紙を書いて巻き起こっていく。
もしかしたら父親かも?と感じつつも、心がないとまでは行かない心が足りない三浦貴大の醸す空気感が絶妙。
そしてそこからのイマイチスッキリしない感情の機微はナイス展開。
それ以上拾わないなら、結構後からわざわざ出自のこととか嫁さんのこととかそこまで重くノセなくても良かったかなとは思いつつも、メインストーリーは甘過ぎるでも重過ぎるでも無い話しに、ちょいコミカルなキャラを織り込んでいて、尺も適度で観易いしとても面白かった。
ところで…星野美歩役の子が祷キララにみえて仕方なかった。
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