「茨の道でも道は道」私が俺の人生!? uzさんの映画レビュー(感想・評価)
茨の道でも道は道
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ランチパックで踊ってた頃は結構好きだったが、そういえばまともに演技を見たことがなかった剛力彩芽。
メイン2人の現況を提示しつつ、30分くらい経ってようやく入れ替わり。
その場で入れ替わるでもなく、翌朝目覚めるまでの記憶はなく、でも着替えてベッドにいる…
いきなりよく分からないし、声も部屋も違うのに「この膨らみは…」で気付くっておかしいだろ。
案の定お互いの恋人に誤解されるのですが、諦めが早すぎませんかね。
元に戻ったら、逆に誤解を解くのは絶望的ですよ。
かおりは極端に女々しく、大輔は急に横柄になるため、分かり易いが芝居としての細やかさはナシ。
トイレはずっと止めるのに、彼氏とキスはしろ、セックスも可というかおりの貞操観念が理解できない。
大輔の彼女も急にメンヘラになるし、まぁ尺の都合で単純化してるのかもしれないが…
かおりが金を盗み、その相手に襲われる流れは丸々要らなかったと思う。
ド頭の震災関連も完全に蛇足で、コロナだけでいい。
乗務員になる伏線ならともかく、かおりが高売上だったなんて有り得ない話を何故入れた。
入れ替わりの原因がマニキュアにあったとしてだから何だという話だし、色々余計なことやりすぎかな。
だったらせめて、かおりが彼氏とどうなったかは描くべき。(先立って大輔が謝罪電話する意味も不明)
終盤で女医がいきなり前に出てきたり、女性乗務員2人が消えたり(コロナ罹患?)、キャラ配置も今ひとつ。
まぁ自分が気にし過ぎなだけで、単純に見て笑うぶんには十分です。
目新しいものはないですが、ベタも悪くない。
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