劇場公開日 2024年10月25日

「面白い」八犬伝 sazanamiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0面白い

2024年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

原作は未読だがなるほどこういうアプローチもあるのかと感心した。
馬琴北斎パートと物語パートの比率もちょうど良く165分という大作だが全く飽きなかった。
物語パートは実際の物語の長さを考えればかなり端折って作られているわけだがその分間延びしなくてスピーディで全体のリズムを崩さない。
原作者は物語自体を伝えようとは思ってないだろうからそれで良い。
対する馬琴パートは役者の力量のおかげもあるだろうが各人のキャラが立っていて実に面白かった。
最後のファンタジーシーンはご愛敬ということで☺

sazanami
みかずきさんのコメント
2024年11月3日

はじめまして、みかずきです
フォローありがとうございます

私、10年程前から、キネマ旬報、kinenote、yahoo検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報採用です。
こちらのサイトには2022年2月に登録しました。
宜しくお願いします。

本作、物語だけではなく、同時並行して作者である滝沢馬琴の創作活動を描くことで、より深い感動に浸ることができました。
役所広司と内野聖陽の演技力が効いていました。

ー以上ー

みかずき
トミーさんのコメント
2024年11月2日

共感ありがとうございます。
作り手のどこかは作品に出てくると考えると、馬琴の何が八犬伝に出ているのか興味深いですね。原作者山田風太郎が馬琴に寄せるシンパシーも有るんでしょうね。

トミー