「虚文の功罪」八犬伝 のっぽさんの映画レビュー(感想・評価)
虚文の功罪
28年かけて八犬伝を紡いだ滝沢馬琴の映画でした。
主演の役所浩司、北斎役の内野聖陽お二人の演技が見事でした。
時より挟まれる八犬伝の映像が少しチープでした。
丁寧に一流の役者さんで作られた映画なので評価4であるべきですが、予告編通りのものでしたので3.5としました。
立川談春師匠の怪談の様な語りが観れました。
奥さんの寺島しのぶは怖かったです。
偉人の配偶者は.....な人が多いと言われてます。
NHKの人形劇で見た八犬伝を思い出し懐かしいかったです。
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トミーさんのコメント
2024年10月30日
共感ありがとうございます。
複雑怪奇、奇想天外な物語の裏で作者は・・仰る通りこれは馬琴の映画で、虚パートに文句つけるのは筋違いな気がします。全盲、嫁の口述代筆とか最後は実>虚みたいになってるのが凄いですね。