「ロープウェイはドイツ語でザイル・バーン、なるほど。」ある一生 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
ロープウェイはドイツ語でザイル・バーン、なるほど。
戦後復員してパワハラ養父に自分の健在をアピールしたうえで何もしなかったシーンがアンドレアスのプライドを象徴してかっこよかった。
数々の逆境に負けない誇り高い人生や独自の幸福感には感嘆するしかないが、一方、彼の自我はまさにその逆境ゆえに極端に狭められた世界で形成されたものであるから単純に賞賛するのは些か躊躇する。かといって、それを憐れむのは無礼だし、なかなか難しいなぁ…
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