「エイリアンとプレデターの安売り」エイリアンVS.プレデター Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
エイリアンとプレデターの安売り
総合65点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
もし人気作品の「エイリアン」と「プレデター」が共演すれば視聴者の興味をひくだろうし興行収入も稼げるのではという、すごく安直な思考で作られたのではないかと疑ってしまって、なかなか見る気になれなかった作品。
それで結果はと言えば、個々の作品ではあれほど強くて怖かったこれらの生物が、作品中では大量発生して簡単にやられるありふれた存在になってしまっていた。プレデターが成人の儀式としてエイリアンと戦うという設定が簡単に人間に謎解きされる、やたらと視聴者のための説明的な展開と、そこからプレデターが人間と手を組めるなどと考えられる物語はあまり好きになれなかった。映像は健闘していたが、普通の怪物ものの活劇になっていて、元の作品が持っていた独自の怖さがなくてあっさりとしていた。
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