劇場公開日 2004年12月18日

エイリアンVS.プレデター : 映画評論・批評

2004年12月15日更新

2004年12月18日より日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー

「エイリアン」シリーズの“エピソード1”にファンはにんまり

モンスター同士の対決といえば、日本の怪獣映画ではすっかりお馴染みだが、アメリカ映画ではほとんど見られない。往年のユニバーサル・ホラーにしろ、ドラキュラ、フランケン、ミイラ男に狼男、透明人間まで出てきても、“VS.”ではなく“meets”、つまり、遭遇するだけのコメディ仕立て。どのモンスターが一番強いか、などと考えるのは少年たち特有の夢想であり、だから、クロスオーバーのドリーム・マッチは、「スーパーマンVS.バットマン」のごとく、アメコミ世界には溢れかえっており、実際、エイリアンVS.プレデターの対決が最初に実現したのは、ダーク・ホース社のコミック。その後、ゲーム、小説と広がっていき、ついに真打ちの映画が登場となったわけである。

プレデター2」でほのめかされたエイリアンとの関係をヒントに、古代文明のとんでも史観を取り込み、地球で両者が激突する必然性を考案するだけでなく、「エイリアン」シリーズの“エピソード1”的な構成にしたアンダーソン監督の脚本に、ファンはにんまり。宇宙での最悪最強の怪物VS.銀河の狩人が激突するこのイベント・ムービーは、プロレス同様、愉しんだほうが勝ちなのだ!

(高橋良平)

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