YOLO 百元の恋のレビュー・感想・評価
全52件中、21~40件目を表示
脱帽です。
邦画のリメイクだが、軽く超えてる。監督も女性の監督で一昨年の中国映画興行成績1番の実力は本物。
ストーリーが全く日本と違い、リメイクではなく、作り直しって感じがする。
演出も面白く、前半後半に分かれていて見やすく、前半はコメディ要素多めで???の部分を残していて、ラストに全て回収する気持ちよさと感動で号泣間違いなし!
この映画と最大の見どころは監督主演が自ら50キロのダイエットなのだが、そればかりではない。言い方が悪いがダイエットは二の次で良い。ストーリー、演出、カメラワーク全てにおいて素晴らしく面白い。
ワンラウンド長回し等飽きさせない。
映画館で観るべき作品。
百元の恋でなくてもよいですよね?
コメディアン兼女優で今作では監督もやったというジア・リンさんには頭が下がります。50㎏痩せる、いや絞るのを自ら監督をして主役を演るなんて失敗したら中国映画界で生きていけないかと思うくらいのことをよくやったです。
日本版をリメイクするのに「百円の恋」だから「百元の恋」にしなくても素晴らしいタイトルをつけても良かったんじゃないと思います。中国ではともかく、日本で元ネタの日本のタイトルをリメイクしたことをわかるようなことを見せなくても宣伝でいくらでもアナウンス出来たはずですかと思ったです。恋はなんだかテーマ中で薄い存在になってましたからね。
けれど、元ネタ越えの減量がなんだかドキュメンタリー映画を見せられているかと思わせる作りでした。(これがCG映画で太った体全部がCGだったらエンドロールの体重とコメントはいらない。)そしてエンドロールのプロ選手とのスパーリングで一発でもパンチ当たれば私の勝ちと言って当てた監督には涙出ました。
ボクシングを題材にした笑って泣ける中国映画。 本年度ベスト!!
安藤サクラさん主演の作品のリメイクと言う事だけど全く別物の作品だった感じ。
前半は笑えるシーンが多めのコメディー映画の様な感じ。
後半は泣けるシーンが多めのスポコン映画の様な感じ。
そんな作品の構成だった。
監督兼主役のジア·リンさんのダイエットがハンパ無い!
そんなシーンが多いけどトレーニングと試合のシーンの迫力は凄かった!
ある理由により生きる希望を失った引きこもりのローイン。
ボクシングを通じて生きる希望を見い出して行く感じのストーリー。
期待していたボクシングのシーンがなかなか来なくてストレス発生(笑)
だけどローインが試合に出る事を決意してからの展開が凄かった!
ローインがトレーニングで体を絞って行くシーン。
タイムラプスを見ている感じの体が引き締まって行くシーンに引き込まれる!
ダイエットしたい人は必見(笑)
試合前にリングに向かうローイン。
ガラス越しに映る過去の体型のローインと会話する様なシーンが印象に残る。
迫力ある試合も素晴らしかった!
何度も打たれても諦めないローインの姿が辛くも応援したくなる。
太っていた頃の彼女姿が全く無い位のチャレンジャーになっていた!
エンドロールのトレーニングのシーンも見応えあり!
ビックリしたのはジア·リンさんのイブニングドレスの姿が美しい(笑)
このシーンは自己満足のシーンだと推測します(笑)
監督のジア·リンさん。
引き締まった体型を維持して欲しいです( ´∀`)
こういうの観たかった
安藤サクラさんのは観ておらず、何となく観たけどめちゃくちゃ好きな作品。
親戚に親切心を踏みにじられたり、憧れのコーチにありきたりな捨てられ方をしたりととにかく世間は厳しくて乗り切れなくなった彼女が戦おうと向き合ったのは世間ではなく自分でした。
一心不乱に恐ろしいまでの努力を重ねて彼女は自身に打ち勝ちます。これ以上の勝利があるでしょうか…理屈をこねるな、まだやれる!と思わせてくれた良作です。
題名がイマイチかと思いますが良い作品だと思います
(邦画のリメイクとのことですがリメイク元作品は未見の人間の感想です)
題名「100元の恋」はリメイク元からの引用でしょうが、全然合わない。
「YOLO」は「you only live once(人生は一度きり)」を略した最近の英語のスラングとのことで、全く知りませんでした(内容的には作品と合うとおもいますが)
ちなみに原題は「熱辣滾燙 YOLO」で機械翻訳だと「ホット&スパイシー」と出ます。
自堕落な女性が主人公の本作、ロッキーのテーマが途中で流れたこともありロッキーみたいな結末かなと思いきやちょっと違ってました。
試合そのものより、その後の元カレとのやり取りにテーマが表れていました。
これまで他者に従い利用され続けてきた主人公が、初めて自分で判断しています。
やっぱり自分のことは自分で決めないとね。人生は一度きりですし。
太っている人が痩せて別人になる方法なーんだ
2024年劇場鑑賞179本目。
パンフレットないので残念ながら減点。
安藤サクラ主演百円の恋のリメイクらしいのですがオリジナルを見ていないので百元の恋の理由は不明。三百元の恋なら分かるのですが・・・。レートも違うので2000円の恋になっちゃってます。
あれ、ポスターの女性もうちょっと痩せてた気がしたけど全然痩せる気配ないし、そもそも特殊メイクに見えないんだよな、別人使ったらそれはそれで萎えるな、と思っていたのですが終盤しっかり痩せます。
じゃやっぱり特殊メイクだったのか、最近の特殊メイクはすごいな、と思っていたらエンドロールで半年で50キロガチ痩せしていたことを知り凄まじさにびっくりです。
素直に励まされ元気になる作品
ポスターがかわいいから観てみました。
前半と後半でガラリと雰囲気が変わります。コメディタッチなんだけど、それが後から効いてきます。
これを観たからと何か新しいことに挑戦するわけでもないですが、前向きで励まされます。
中国らしい演出や文化の違い等も欧米の作品に浸かった私には新鮮でそこも楽しめました。
また監督兼主役を演じてるのには本当に驚かされました。非常にユーモアに溢れ魅力的な女性なんだなぁとエンドロールも含めて思いながら、最後まで楽しませてくれた作品です。
人生一度は勝ちたいと確かに誰しもが大なり小なり思ってて、それはあくまで他人との人生を比べた勝負の勝敗の意味ではない。
当たり前の事なのだけれど、私もついそれを忘れながら日々の生活で徒競走に参加してしまってます。そのせいか、非常に心に優しく寄り添い励ましてくれ、明日からも頑張ろうと思って映画館を出れました。
観て損のない作品です。
さて今回もですが、誰と観るか?のコーナーですがこれも誰と観に行っても◎です笑
それくらいハートフルで気持ちのいい映画です。
日本の作品のリメイク(未視聴)だとかでそっちも観てみたくなりました。
これはもう、ドキュメンタリー映画なのでは?
安藤サクラ主演の「百円の恋」の中国リメイク版。
オリジナルは反目してきた妹から「一発くらい決めろ!負け犬が!」とクライマックスで"声援"を受けるのだけど、本作は周囲からバカにされ軽んじられて来た過去の自分に対して勝つ話。
試合に出るためにトレーニングするシーンがあって、BGMにロッキーのテーマがかかるのだけど、普通はそんな演出は避けるよね。ベタすぎるしギャグなのかと思われちゃう。
でも、BGMと共に主人公の身体が100kg超から50kg台に研ぎ澄まされていくのとボクシングの動きがキレッキレになっていくのが映し出されると圧倒されますよ。
献身的に尽くした挙げ句に自分を捨てた男から誘われるけど、「気が向いたらね」と返し、走り去るラストシーンのカッコイイこと!
「百円の恋」は未見 「百円の恋」の脚本家と監督がプロデューサー、 ...
「百円の恋」は未見
「百円の恋」の脚本家と監督がプロデューサー、
監修として参加しているそうです。
(観るべき?)
主人公ドゥ・ローインの
(ジア・リンは本作の監督でもある)
不器用さと人の良さにイラっとしつつも
どこか憎めない彼女に次第と引き込まれる。
物語はさておき(置くなw)
実際にボクシングをする為に
ダイエットをし鍛えあげつつ撮影😳
CGでもなんでもないbefore after
1年で50kgも健康的に痩せたんだから
本当にすごい👏
エンドロールでその光景や
当時彼女が綴った日記などで
愚痴や苦悩や「食べたい!!」のひと言に
「わかるーっ🤣」
見返してやる💢という恨みつらみ的な感情は
何よりもやる気スイッチONにさせてくれるんだなぁ🤣(ここは映画の話)
わたしのやる気スイッチは
脂肪に深く埋もれている🫠
メッセージを撃ち込まれる映画――YOLO(You Only Live Once)「人生は一度きり」
「YOLO」は「You Only Live Once」の頭字語。辞書にも載っているそうです。上映最後の言葉です。
エンドロール以降の映像を蛇足と感じましたが、最後のこの言葉にあって『これも含めて作品ととらえないと』と考えなおしました。ひとまずドラマとして完成させておいて、さらに強いメッセージをこめた作品なんだなと。
メッセージを強めたのは、パワーある左のパンチ。
スタミナとメンタルは互角以上だったけど、テクニックがからっきしだったという試合シーンが、思いのほか作品を心にとどめる重い文鎮となりました。リアルさが重み。『あっ、現実はやっぱりそうだよね』と逆に教えられるほど。さらにはパワーある左を決めて『もしや、あしたのジョーのクロスカウンター?』と期待させるも『あ~、やっぱりそうだよね』と映画の筋書きを離れたリアルさを突き付けてくれます。
1年のあいだ鍛えて絞りあげたのは身体だけではなくストーリーや脚本もそうだったのでしょうか。パワーある左が撃ったのは観客のハート。すべてが冴えていきます。
いまどきの中国の様子がわかったのも収穫でした。
TVでは「貧しい中国」の切り口で報じられることが多いので、想像と大きく違いました。映画1回で中国旅行できた気分です。
勘違いでクスっととる中国的笑いのセンス。他国が真似る中国的イントネーションが脚色ではなく本場では一層だったこと。側面でもいろいろと楽しめました。
新鮮な展開が多くて、リメイクだそうでオリジナルは観てませんがストーリーが同じでもこれは違う映画だなと確信させるほどのオリジナリティにあふれている気がします。
不思議なのは上映しているシアターが少なかったこと。中国で記録的なヒットとなって名作なのが明らかなのに。おそらくそのあたりには複雑な事情がからんでいるのでしょう。事情通になりたいとも思いませんが、一般的な観客はよい作品をみたら「よかったよ」と言っておけばよいのだと思います。
ということで「よかったよ」。
劇的ビフォーアフター!! 絶対に観た方がいい。
邦画の中国リメイクって情報で、邦画オリジナルは未観のまま、さほど期待せずに観たんだけど、良かった!!
物語の中、体重100キロを超える怠惰な女性がボクシングによって痩せるんですが、
主演を務める監督兼女優が100キロ越えから50キロまで、実際にリアルにガチにダイエット!!
特殊メイクかと思ってたらマジだった(笑)
見事に絞りあげ引き締まった体で廊下に出てくるシーンは、感動的で拍手したくなった!!
おめでとうございます!!
努力するって、がんばるって、ホント美しい!!
マイナスポイントは、カエル料理のセリフが出てくるんだけど、食文化が違うので気持ち悪くて、イヤな気持ちで満たされました(笑)
それがなかったら美しいままだったのに…
でも、絶対に観た方がいいレベルの映画です。
激オススメ!!
感動的なエンドロールは最後まで観て下さい。
オリジナル、プラスα
オリジナルの雰囲気を残しつつ、主役の体形変化という要素がプラスされ、より説得力が増したように思う。オリジナルの暗い雰囲気も、コメディ要素が追加されていることで、より前向きさが強調できたように思う。
ジャー・リンの前作、「こんにちは、私のお母さん」でも、後半に伏線回収があったが、この作品でもいろいろと中途半端になっていたことが、最後に伏線回収される。そのあたりの見せ方も、オリジナルに準じているようで、リメイクの独自の演出になっている。
仮に、減量によって体調不良になり、撮影が続行できないというリスクもあっただろうが、そのリスクを乗り越えて、作品を完成したことはすごいと思う反面、ぽっちゃりキャラで売ってきたジャー・リンは、今後どうなるだろうという心配と期待がある。
流されっぱなしの人生にサヨナラ
ローインは引きこもり。働く意欲も無く食べて寝てばかり。彼氏も親友に盗られちゃったし、妹とは大喧嘩。家を出て働き始めて、ボクサーに恋して、でもやっばりダメで、親戚のためだとテレビにも出たけど、やっぱり辛いことばかり。
もうヤダ!死ぬことも出来ないならせめて一度は勝ってみたい。
ボクシングは嫌いじゃないし、よしやってみよう。試合にでるぞ!
ロッキーを思い出しました。
ロッキーのテーマが流れるトレーニングシーンは俄然胸が熱く成りました。
そしていよいよリングへ上がる日が来ました。
以前のローインの姿はもうどこにもありません。新しい彼女はカッコ良かったです。
さあゴング!これがまたロッキー・バルボアVSアポロ・クリードを彷彿させるような試合。ロッキーと同じようにローインもボッコボコ。でもやめない。最後まで絶対やるんだ。
そしてやりましたね。見事に左を一発お見舞いしました。
10戦無敗のプロのボクサー相手に最後まで戦ったぞ。
アマチュアのローインがプロに一発お見舞いしたんだから、これは紛れもなくローインの勝ち。今までの自分に勝ったのです。
心優しいローインはこれまで優しい故にまわりに流されて生きて来たんですね。
でももう違います。自分の言葉で話せるようになったし、もう流されないぞ。
これからは自分の人生を自分の意思で歩いて行くんだ
監督・主演を務めたジャー・リンさんすごいです。
これはただ単にダイエットなんてもので語れる話ではないですね。
本当に過酷な撮影期間だったでしょうね。彼女を見れただけでも心から良かったと思える作品でした。感動をありがとうございます。
いい映画を見ました
とても良いリメイク作品でした
採点3.8
安藤サクラ出世作「百円の恋」のリメイク作品。
キービジュも最初ジアリンとは気付きませんでしたよ。いや、楽しみにしてたんですよね。
ところが始まると別物?のような作風。設定こそ同じ感じですが、コメディ色がやたらに強い仕上がりです。
でもこれが中々悪くないのですよ。
カットの繋ぎやテンポも良く、これはこれで面白いんですよ。
しかしいつまで経っても痩せることが無くて、こっちが心配になるひっぱり具合。
しかしながら、終盤になると一気に加速するようになります。
冒頭とリンクする入場のシーンからは空気が変わって、特にガラスに映る過去の自分との対話は最高に良いシーンでした。
試合も頑張ってましたし、ダウンしてからの演出が素晴らしい。
観客が知らなかったエピソードの見せ方がうまくて、ここでどっしりと物語に深みが出てくるんですよね。
ここら辺はオリジナルの脚本・監督・プロデューサーが参加してるのも効いてるのかもですね。
あと、ちゃんと左のボディダブルからのフックが再現されてたのは嬉しかったです。対戦相手も編み込みでしたしね。
エンドロールではまた別の側面の面白さも用意されていて、最後まで楽しめました。
終わってみると、とても良いリメイク作品でした。
すばらしかった
『百円の恋』は安藤サクラの切れがすごかったのが印象に強く残っている。リメイクのこちらはなかなかボクシングが始まらないし太っている時間がながく、もしかして全く別物なのかと思っていたら後半すごい。主人公は家族以外には、心を閉ざしたままで言いたいことがあっても言えない。ボクシングとダイエットに成功してそんな性格が変わるのかと思ったら、それほどでもなく主張は遠慮がちだ。リアルに50キロダイエットをしているのがすごいし、筋トレやカーディオのトレーニングもすごい。ボクシングの切れは安藤サクラの方が上のような気がするけど、見返してみないと分からない。
クライマックスの試合は、第2ラウンドはガチではないだろうか。第3ラウンドは振付だろうけど、第2ラウンドの顔を打たれてラッシュされると思わず顔をそむけるのは本当に初めて試合をした人みたいだ。相手の選手も本当に強い人だ。何から何まですごい。
「百円の恋」とは別物ですが、これはこれで良かった。
安藤サクラさん主演の日本の名作映画「百円の恋」の中国リメイク。
コメディアンでもある、主演兼監督のジア・リンさんが50キロの減量に挑みながら撮影したため、ドキュメンタリーの様相もある。
またコメディアンである為、特に前半はコメディ要素が強く、悲惨な状況を上手く笑いに変えている。また、その分後半とのギャップもあり、成功していると思う。
原典である「百円の恋」と比べて。
原典ではこの「百円」というのに深く意味があった。しかし、この映画では、「百元」というのに全く意味を感じさせない。そもそも、中国における「百元」は日本の「百円」よりも価値があるようなので、タイトルがそぐわないと思う。監督もそれは同意な為か、実は、オリジナルのタイトルは全く違い、「百元の恋」は日本の公開用のタイトルなのだ!元々、原典が中国で公開された時に「百元之戀」のタイトルで公開されたので、それに合わせたのかも知れないし、興行を考えるとそうなるのでしょうが、まぁ相応しくない事は確かだ。
そして今回、かなりコメディな味わいになっている為、原典にあった陰鬱とした雰囲気は、全くない。代わりに、主人公は周囲からハラスメント的な行為を受ける。
非常に分かり易くなっている分、原典にあった切実さやひたむきさはかなり失われている。
結果、原典とは全く違う映画になっているが、これはお国柄というよりは、製作側が男性主導から女性主導になっているのが大きい様な気がする。ラストシーンに顕著で、個人的には原典のラストがたまらなく好きなんですが、今回のラストの方が、圧倒的に前向きではあります。
原典とは全く違う映画になっているが、これはこれで面白い!
やはりボクシング映画に一本を除きハズレなし。
#YOLO
#百元の恋
誰かにやらせるんじゃなくて、自分からやろうとするのが凄すぎる
2024.7.9 字幕 イオンシネマ久御山
2024年の中国映画(129分、G)
2014年の日本映画『百円の恋』のリメイク作品
引きこもりのアラサーが恋に目覚めてボクシングを始めるスポ根映画
監督はジア・リン
脚本はスン・ジビン
原題は『熱辣滾燙』で「ホットでスパイシー」、英題『 Yolo』は
「You Only Live Once」略で、「人生は一度きり」という意味
物語の舞台は、中国湖北省の襄江
32歳にもなって親の脛を齧っているローイン(ジア・リン)は、妹のローダン(チャン・シャオフェイ)から小言を言われ、母(チャオ・ハイイェン)と父(チャン・チー)からは呆れられていた
ローダンは娘ジャオシー(サン・ワンチュー)のこともあって、実家の権利を持ちたいと考えていた
だが、ことあるごとに衝突し、挙げ句の果てには大喧嘩に発展してしまう
ローインは家を出て、一人暮らしをすることになるが、勢いで飛び出たために先立つものがなかった
それでも、母の計らいにて、なんとか路上生活は免れることができたのである
その後、近所の串カツ屋で働くことになったローインは、店長(シュ・ジュンコン)のセクハラに耐えながら、一風変わった先輩のルオシー(シェン・チュエンヤン)と一緒に多忙な店を切り盛りしていく
ローインは仕事を始めた以外は特段の変化のない日常を過ごしていたが、ある夜に近くのボクシングジムのトレーナーのハオ・クン(ライ・チァイン)と出会うことになった
彼の忘れ物を届けたことで関係が築かれ、そのジムでボクササイズを始めるようになる
ジムでは大会を控えていて、ジム内で代表選手を選ぶことになっていた
ハオ・クンは出場を望んでいるものの、会長(シャー・イー)はジムのイメージのためにはモテ男のティエンフー(ズゥー・ティエンフー)を出場させたいと思っていた
映画は、ハオ・クンの試合に感化されたローインが、ボクシングに真剣になる様子が描かれ、100キロ近くあった体重を55キロぐらいまで落とす過程を克明に描いていく
監督自らが主演を務め、過酷な練習に耐えながら本当に体重を落とし、ボクサー体型になっていく
エンドロールではメイキングなるものも登場し、体重経過日記も字幕で表示される
映画のラストには、プライベートの目標が描かれるのだが、映画の冒頭とは同一人物とは思えない変わりようだった
映画は、邦画のリメイクになっているが、別物として鑑賞した方が良いと思う
それぞれにそれぞれの良さがあって、拘っているところも違う
急遽公開のようでパンフレットがないのが残念だが、減量日記が付録でついていたらよかったのになあと思った
いずれにせよ、半分ぐらいドキュメンタリーを見ている感覚があって、エンドロールのメイキングも含めたエンタメになっていた
監督自らが主演をする作品は多くあれど、この内容で実際にトレーニングをして、プロのボクサー相手に鍛錬を積むというのは相当なことだと思う
映画は、順列でしか撮ることができないし、ウェイトコントロールを失敗すると撮影も中断してしまう
それを思うと、よくこの作品を違和感なく完成させたなあと感心してしまう
物語も王道を行くもので、シナリオもきちんと練られているので、誰にでもオススメできる作品になっているのではないだろうか
ガールズエンパワーメントムービー💜
オリジナル『100円の恋』の存在は知ってたけど観てない。中国版リメイクのこちらの作品はオリジナル版を彷彿とさせる+アルファ要素があって🤭
これからの人生で行き詰まりを感じた時に引っ張り出して観て元気をもらいたい作品です!だから円盤購入希望!!
世界仰天ニュース
太った人が痩せる話になってた。
すべての劣等感は太っていることから。
なんか違う。
これはこれでいいけど。
ボクシングの打たれっぱなしの時に優しい音楽、泣ける。
主題歌、挿入歌、たくさんの歌。日本語の歌詞字幕つけてほしかった。
全52件中、21~40件目を表示