「never Ever」イマジナリー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
never Ever
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チョンシーベア(略してCB)と名付けられたテディベア。クマさんは優しいイメージがあっただけにこれだけ狂暴なものになるとは・・・パディントンを観た後だからかな。そして終盤にはどこか子供向けの冒険ファンタジーのような展開になったことが、前半の身の毛もよだつようなホラーから変化していた。
夫のマックス(トム・ペイン)はベース担当のミュージシャンであり、ジェシカの故郷でもある邸宅に引っ越してからすぐにツアーに出かけていた。出番は最初だけだったんですね。ドラマ『ウォーキングデッド』でもちょっと風変わりなキャラだったけど、もっと深掘りしてほしかったなぁ。
さらに気になる近所のおばあちゃんグロリア。彼女の真意はどこにあったのか?子供も孫もいないと言ってたから、幸福な家族を妬んでいたためか、子供を失うのが怖くて作らなかったのか、それともイマジナリーを研究して成功したかったためか・・・それでもって、呆気なくクマさんに殺されちゃったのね。まぁ、子どもたちが可愛かったから自ら犠牲になったという美談にもとれるが。
ホラー好きの自分としては前半はOK、後半は子供向けになってしまった感が否めない。カウンセラーが「腹話術でも習ってるの?」という台詞はゾッとしたからなぁ・・・そして、意外と劇伴音楽が良かった。
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