「なんかやりきった!感があって好感度の高いヘンなホラー」イマジナリー 村山章さんの映画レビュー(感想・評価)
なんかやりきった!感があって好感度の高いヘンなホラー
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気がつけば男性陣はほぼポンコツで役に立たず、本来なら相容れない同士であるはずの世代も違う女性たちが、怪奇現象に立ち向かうためにチームを組むという、気がつけば随分とアツい物語だった。画面が暗すぎて……という話をよく聞くのだが、かなり映写が明るい劇場で観たおかげか、そこはまったく気にならずで、特にファンタジーの領域に飛び込んでいく終盤のビジュアルはハンドクラフト感があふれていて好感度が高い。そもそもがムチャな話なんだけど、やりたいことをやりきました!という作り手の爽快感あふれる表情が見えるようで、よくやったね!と肩をたたきたくなるヘンテコ上等な良作。
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