「キチクマ」イマジナリー どぶそうじさんの映画レビュー(感想・評価)
キチクマ
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最近怖いテディベアって結構いろんなのがいる中、新たに生まれたキチクマ。
ストーリー自体は良くも悪くも普通な印象だった。
実は敵のターゲットが子供ではなく主人公だったとかどうやって生まれたのかはしっかり語られてよく練られている。
子供が見ているイマジナリーフレンドのテディベアが実は主人公にしか見えていない想像上の展開は正直ゾッとする。
ただ、ホラーとしての怖さでいうと余り怖くない部類だと思う。
ここで驚かして来るだろうと予想できる展開が多く、怖がらせ方もビックリ要素中心なのでちょっとダレる。
そして最終盤はホラーというよりモンスターパニックみたいになり怖さはほぼ無い。
個人的には主人公が想像力豊かで作家という点を更に活用し、ドアを描くだけでなく作中何度も名前が挙がっていた蜘蛛のキャラクターを味方にして反撃するとかあったら尚面白くなるんじゃかなと思える。
微妙な点もあれば良かった点もある作品であり、ホラー要素をビックリ系に振っているので劇場で見る方がより怖さを感じられるだろう。
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