「それぞれの理由」HOW TO BLOW UP 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれの理由
全体的にマジメ過ぎる、もっとイカれたキャラクターや音楽もPunkとかガンガンに流してみたりクレイジーな方向性で物語があれば、ラストはご都合主義的なイマイチ腑に落ちない感じで、あれだけ主要登場人物を配しておきながら個性的な人物が見当たらない、それぞれの理由がそれほどの怒りに満ちている感じもしない、何が起きてしまうのかハラハラしながらもドキドキはしない、脚折れてるのに周りが冷た過ぎる薄情さで突き進むテロ行為、他人同士が数人、皆が信じ過ぎて『レザボア・ドッグス』みたいに素性も知れずあだ名で呼び合えば、映画の作りは『レザボア・ドッグス』のようでケリー・ライカートの『ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画』も想起させられる!?
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