劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全723件中、321~340件目を表示

5.0親の血を引く兄弟よりも

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

驚く

とはいいますが、
ライバルであり親友でありお互いかけがえのない存在。吉沢と横浜がいれば日本の映画はこれからも安心だ。
渡辺、寺島もいい!演技然ることながら、和装の柄・コーディネート、歌舞伎衣装の華やかさ・質感も素晴らしい。劇中劇の演目は、いずれもその時の役者そのものを表しており、悲しい嬉しいを超えてカタルシスがほとばしる。ただ曽根崎心中の右足は切ない。たくさん書きたいが、どの表現もこの映画を評する言葉に値しない。
追記
李監督はチェン・カイコーの「さらば、わが愛」のような映画を撮りたいと思っていたそうです。

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たけ

2.0歌舞伎界の想定内アルアルの羅列。退屈。

2025年6月14日
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非支持。
歌舞伎界アルアルを
沢山並べたよ、か。
全部想定内。
天賦の才か血縁に恵まれた
金満業界人の苦悩なんぞは
我慢しろよ。
涙目ドアップを熱演とする
記号的演出に飽きて、
引っ掛かり皆無のまま幕。
歌舞伎は退屈と再認識。
異形の田中泯に既視感あり。
長い。

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きねまっきい

5.0圧巻! 好き嫌いとか関係なく評価せざるを得ない一作

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

すごい作品だろうな、と予想し、期待度をかなり高めで拝見しましたが、想像以上に物凄いものを見せてもらいました。
まあ、私ごときが何か語るより、ぜひ映画館でご覧いただきたいです。
邦画としては圧倒的なクオリティと映画的な質量を備えた作品で、満足できること間違いなしです。

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よして

5.0三時間が長く感じられませんでした。

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

.
渋沢栄一とキングダムで芝居がうまくないのではと思った吉沢亮さんを見直しました。「正体」で知った横浜流星さんはまたも素晴らしい演技でした。

このお二人の今回の演技を観て、役者さんというのは恐ろしいと思いました。歌舞伎までやらされ、それをこなしている、その姿に感動しました。

と同時に、お二人が膨大な時間や凄まじい努力を経て歌舞伎をあそこまでできるようになったのはお見事としか言いようがなく心底尊敬しますが、結局
  「二人の俳優の凄さを観た」
  「(これまでまともに観たことがなかった)
   歌舞伎の面白さに触れた」
からと言って、この映画は凄い!ということになるのでしょうか? 上記二つは映画のストーリー・仕組みそのものとは直接関係ありません。

この映画、観て良かったとは思いましたが、そんな疑問も残ります。

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ソフトな乗り鉄

5.0全てにおいて圧倒的なクオリティ

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

キャストが素晴らしいだけではなく、ストーリー構成やカメラワーク、音楽の使い方とあらゆる方面がどれも素晴らしい映画です。映画館で観ることに意味があるし、複数回見るつもりです。

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AATT

5.0映画の醍醐味

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

まさにこれは「擬似体験」である。自分では生きられない人生を、3時間の中で追体験する。芸にすべてを捧げる生き方を、少しだけ味わうことができる。スクリーンを通して私たちは、自分の人生とは異なる時間と空間、感情に触れることができる。

『国宝』は、そのタイトル通り、日本が誇る伝統芸能と、それを支える人間の魂を描いた映画だ。静謐ながら力強く、観終わったあと、ふと自分の生き方や「何を大切にするか」に思いを馳せてしまう。

人生には、直接経験できないことがいくつもある。でも、映画という「擬似体験」の場があれば、私たちは少しだけ、他者の人生に触れ、学び、考えることができる。まさにそれが「映画」の醍醐味だ。

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つにてんてん

4.0行間を読む必要あり

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

上映時間が長い割に、あまり説明がなく展開が次々に変わる印象だった。
駆け足のように月日が流れ、観る側の感受性が問われる内容だった。
トイレは上映前に必ず行ってください(笑)

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ニャン

4.0吉沢亮、横浜流星の歌舞伎お見事です

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

驚く

良かったです、期待以上でした。ふたりの演技は、もはや芸、素晴らしかった。どんだけ稽古をつんだんだろう?実際に歌舞伎舞台を観ているようでとても良かった。曽根崎心中は鳥肌ものです。
そして話の展開もどっちがどうなるの…みたいな最後まで飽きなかった。
日本の伝統の映画、良かったです。
200人位のスクリーンにいろんな年代の人が100人近く入ってました。

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h1deboo3

4.5恩讐の彼方に

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

「歌舞伎が憎くて憎くてしょうがないでしょう。それでいいの。それでもやるの。それがアタシたち役者というものでしょう」

吉田修一の同名小説を映像化。任侠の子に生まれながら女形としての天賦の才を見出された喜久雄(演:吉沢亮)は、抗争で両親を失った後、歌舞伎役者・二代目花井半次郎(演:渡辺謙)に引き取られる。半次郎の子・俊介(演:横浜流星)と共に歌舞伎の道に進み、歌舞伎役者として頭角を現していくふたりだったが...。
特報を目にした時から、どうしても「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993)が脳裡にチラついて仕方がなく、気乗りがしないまま公開1週目での鑑賞を避けてしまった。しかしその後の各方面での声に押されてようやく重い腰を上げたのである。
結局終始圧倒され続けた175分だった。人によっては既に今年No.1に推す声もあるようだが、自分にはこの時点で今年No.1かどうかは分からない。しかし上位に食い込むのは間違いないだろう。単なる家柄と資質の話かと思いきや、喜久雄と俊介それぞれに「生まれの呪い」が降りかかる。約半世紀の物語が展開されるが、その間外部の政治的に出来事は一切物語に影響を及ぼさない。運命を狂わせるのは常に「梨園」という独自の世界である。この小さくも底が見えないブラックホールがふたりに情け容赦なく襲いかかる展開は我が国の文化でしか描けないのではないだろうか。
前半は二代目花井半次郎が物語を牽引するが、半次郎亡き後半は、生前の半次郎の功罪に喜久雄と俊介がひたすら翻弄される。後半は時間の進み方がブツ切りで駆け足気味だった点はやや気になったが、それでも終盤の「曾根崎心中」と「鷺娘」には思わず息を呑んだ。
歌舞伎というものは十七世紀、上方で大流行した。風紀の乱れを懸念した幕府によって女性が舞台に上がることが禁じられ、以来男性が女性を演じる「女形」が誕生する。役のために男性が女性の魂を宿すため、女形にはある種の性倒錯に近い状態が付き纏う。一流の女形は舞台のみならず、日頃の所作や言葉遣いに至るまで女性となるのである。舞台で至上の風景を目にするために悪魔と取引をした喜久雄は、演目を終えて真っ白になった。このまま吉沢亮もろともどこか遠くの世界に連れて行きそうな真っ白な雪に...。
あかん、うまいこと言われへんな...。

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ストレンジラヴ

5.0何年かに一回の作品。とにかく美しかった。

2025年6月14日
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映像としても美しいし、
演技も素晴らしい、
そして没入できるストーリーだった。
心が震えるすごい、濃密な映像体験だった。
紙吹雪づくりの一枚でも良いから、
この映画に加わりたかった。
星5では足りない!

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なから

4.5上方歌舞伎の格式、伝統、芸術性を再現する映像に圧倒

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

上方歌舞伎を観たことはないので、その再現度には言及できないですが、演技、演出、衣装、美術など細部に渡って構成された雰囲気に、圧倒されました。凄い。

格式高く、伝統芸能からこそ「血筋」という後ろ盾が必要であり、研鑽された「芸」だけでは、実際には太刀打ちできない、というのを突きつけられた感がある。

「血筋」より「芸」が先、という花井半次郎の選択が、花井一家すべてを不幸に導いたとしか思えなかった。

伝統的に受け継がれた芸術だからこそ、そこに格式が生まれ、血筋によって継承されていく世界。頭一つ抜きん出た「芸」に魅了されて執着すると、その世界の根底が壊れてしまう。

小野川万菊が、東一郎(喜久雄)と初めて言葉を交わした際、彼に戒めた忠告は、「血筋」を凌駕してしまう東一郎の魅力に恐れたのではないか。そして「芸」より「血筋」を重んじた万菊だったが、やはり自分に嘘がつけなくなり、晩年になり「芸」を重んじた選択をしたのだろうか。

死ぬ間際で心変わりする、わがままな爺だけど、喜久雄(というか彰子が)救われて良かったわ。

やはり格式、伝統、血筋といった概念で成り立つ世界は、あくまでもその世界で構成された要素が必要であり、「個人の技量」(芸)によって切り開く世界ではないんだろう。

「芸」を極めることで、喜久雄は「国宝」にまで上り詰めたが、その道のりは苛烈すぎる。

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ヘマ

5.0歌舞伎とかダルいと思ってたけどさ

2025年6月14日
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泣ける

見たくなった。

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紺野

5.0文句なしの感動作品。 映画を見て5分後にこの感想を書いてます。 元...

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

驚く

文句なしの感動作品。
映画を見て5分後にこの感想を書いてます。
元々映画の予告編を見て興味は持っていましたが、本編は予告篇以上に面白い内容でした。

「国宝」の漫画は見ていましたが完結まで販売されておらず、また観客の横話を聞くと小説よりまとめらているという話でしたが、いずれにしろ小説・漫画どちらを見てなくても楽しめる作品となっています。

吉沢亮、横浜流星ともにとても良い演技でした。ただのイメケンのイメージがありましたが、ここまで人の心を動かせるものんだんだと感動しました。ネタバレになるからこれ以上書きませんが、あそこまで表現できる人は李監督は本当に素晴らしい監督だとも思います。

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Abu

4.5でも、それでいいの

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

歌舞伎は歌舞伎座で1回、秩父郡小鹿野町で小鹿野歌舞伎を1回観ただけで知識は皆無です。格式が高く高尚な芸能を映画チケット代で鑑賞できて、とても贅沢な時間を過ごせました。

何かに取り憑かれてしまった人達。
本作ではそれを歌舞伎が象徴していましたが、作家、映画監督、画家、俳優など全ての表現者に当てはまることですよね。私達が表現者に魅了されてしまうのは、彼らの仕草、顔、声、セリフ、カメラが彼らの内面を写しだしているからだと思います。たくさん考えていることがある。たくさん表現したいことがある。

その複雑な内面を凝縮して表すのは凄く難しい。それを絞り出せるのは選ばれた一握りの人間だけです。その一握りの人間の内面に触れたくて、私達はわざわざ劇場にまで足を運ぶし、音楽を聴いたり、本を読むのです。

全てを犠牲にしても表現のためなら「でも、それでいいの」“美”を極めた人間が“美”のない世界で安心して過ごしている。才能に恵まれ努力しつくした先にある“美”はこんなにも恐ろしいものなのか。

喜久ちゃんや俊坊、万菊さんを観ていたら、ダーレン・アロノフスキー監督の“レスラー”を思い出してしまいますね。

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ミカ

3.5オモヤマツラミ

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

歌舞伎は観たことはないが藤娘、道成寺、曽根崎心中等の題目は聞いたことがあります。そう言う意味では初めて歌舞伎を観た感じになりました。

それにしても重い、辛い、二人の人生。
生きるってなんだろう?
芸と血筋は相容れないものなのか?
伝統とは?世論とは?
そういう世界も有ると言う事だな。

伏線回収もいくつかあり糾える縄のごとく練られた作品だと思いますが面白い娯楽映画ではありません。でも良かったですよ、綺麗でした。

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ランタイガ

4.5奥寺脚本の切れ味はないが力作。今年度の代表作だろう。

2025年6月14日
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知的

難しい

斬新

 初日に見ていたがあまりのスケールの大きさにレビューが滞った。ご容赦を。

 歌舞伎をテーマとした映画としては原田芳雄さんの遺作となった地域歌舞伎の「大鹿村騒動記」(2011年)が記憶にあるくらいで、本格の題材は大変に珍しいと思う。ドキュメンタリーと異なりエンターテイメント性を持たせた商業映画には難易度が高い分野だと思われる。
 監督は李相日。「フラガール」(2006年)以来、興行的な成功と作家性を両立させられるわが国でも数えるほどしかいない俊英。本作は実写邦画では珍しく相当なカネをかけた作品であり、リクープにはおおよそ30億円の興行収入が必要と言われている。この数字はたいへんに厳しいだろう。もっとも、製作はアニメで大儲けをしているアニプレックスとその関連会社ゆえ、少々の赤字となってもどうということはないだろうが。
 小生の期待値がMAXだった要素としては、メガホンを李相日が取ったこと以上に、脚本を奥寺佐渡子さんが手がけたことが大きい。一方で吉田修一による原作小説は読んではいない。「悪人」(2010年)「怒り」(2016年)で少々懲りている(苦笑)。いや前2作が悪かったわけでは断じてなく、手加減を知らぬほど生々しく書かれていたからゆえ。

 その奥寺さんのホンにいささか疑問が残った。全体で175分という長尺。その長さは一切感じなかったが、可能ならばここは削った方が良かったのではないかと感じる箇所もあった。ひとつの例がアヴァンタイトル。即ち出入りのシーンは全面カットしておいて、途中で回想インサートさせた方がより印象が濃くなったのではないかなと思う。約3時間だから時間経過とともに冒頭の印象が薄くなると思うし、カットしたシーンも重要なファクターだし。
 次に最後の最後。この長尺の〆かたにも疑問がある。これは相当な難問と思われるが、「あの女優」をああいう使い方で出すのならば、いっそ彼女でラストという手もあったように思う。あの〆では主人公の人生を全肯定してしまうような危うさがあるし、映画として作るのならば「それで本当に良かったのか?」というような疑問を投げるようなやり方もあったのではないかと思っている。「八日目の蝉」(2011年)で原作・角田光代が描かなかった見事過ぎるオチを奥寺さんが創作した過去があるので、こちらは大いに期待をしたのだが、エンディングだけを見れば幻滅もいいところだった。
 あとは主人公=喜久雄が立ち直るきっかけとして万菊を使うのはいい。あそこは予想のど真ん中だったゆえ訴求力が弱い。本作を通じて唯一足りなかったのは現代の歌舞伎を贔屓にする旦那衆の姿だ。それを効果的に起用するならあそこしかなかったように思うがいかがだろうか。

 に、しても力作には違いない。歌舞伎なんて普段は見ていない、特段興味もない層にも響く作品だ。真の歌舞伎通と言われる人は一定数存在する。その向きには主演の吉沢亮を始めとしたキャスト陣の舞台は殊更にしんどく感じられただろう。それは理解できる。しかしこれはあくまで「映画」なのだ。モノホンじゃない。洋画でもナタリー・ポートマンが「ブラック・スワン」(2011年)で演じた見事なバレエを「ヘタクソ」と詰った向きがあったが、要は「歌舞伎に見える」でおけーではないか。それでも中村鴈治郎さん(歌舞伎指導も行っている)と、寺島しのぶが出演している。全面的にウソを描いては失礼とばかりに、歌舞伎を知らない製作陣が本物の梨園を知る2人によりそった。それでいいと思う。繰り返すがこれは「映画」なのだから。
 その他、物語全体としては人間国宝・小野川万菊を演じた品川泯が花丸モノだった。そもそもが舞踊家であるゆえ歌舞伎の舞台でも説得力はあったが、やはり女形の舞とは違うのだろう。違和感は憶えたし、それ以上に渡辺謙サンの踊りもいまひとつ座りが悪かったように感じた。

 吉沢亮と横浜流星はよくやったと思う。昨年も「ぼくが生きてる、ふたつの世界」と「正体」で、それぞれ日本映画界のトップランナーに立ったと思われた2人の競演。これもまた見る価値のある要素であり、目くるめくような映像美を「アデル、ブルーは熱い色」(2014年)でパルム・ドールを手にしたソフィアン・エル・ファニがカメラに収めた。ガイジンさんが日本映画でキャメラをやるとは珍しい。
 客層は中高年が多い。そんな映画は最近では興行的には苦戦している。この映画で歌舞伎に興味を持つ若い層が増えればいいと思う。原作者の「100年に一本」なんて言葉はどうかと思うが、少なくとも2025年の年度代表作はほぼ決まったと言っていい。見ようか否かを迷っている人には「是非!」と言っておきたい。

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ひぐまさん

5.0濃密な歌舞伎界が観れました。

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

ドキドキ

他の方も仰っていましたが時間を感じない程、濃密な主役二人の魂のぶつかり合いな映画でした‼︎持つ者、持たざる者の執念にも似た歌舞伎に対する熱量が凄くて歌舞伎のドキュメンタリーを観ているのではないかと錯覚してしまう程。エンドロールの最後まで全ての方々が素晴らしかったです。世界中に観て欲しい作品です‼︎

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映画LOVE

4.0伝統芸能・イケメン俳優・3時間のバランス

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

上手いなと思ったのは
・テーマは伝統芸能だが主演と助演を人気イケメン俳優で固めることで集客を確保
・3時間の映画に馴染みがない視聴者層に3時間の映画を観たいと思わせた、そして3時間を長いと思わせなかった
・歌舞伎というテーマから逃げず歌舞伎をわかりやすく魅せている(私は門外漢なので目の肥えた人にあの歌舞伎がどう映るかわからないが、非梨園の俳優が正面から取り組んだというだけで拍手!)

一方で、偉そうで恐縮だが、
・吉沢亮と横浜流星は健闘したが結局は健闘止まり。この感覚はミッシングの石原さとみに近い。興行収入を捨てた映画なら彼らは選ばれていなかったはず。
・黒川想矢が下瞼をぴくりとさせたところや、キャバクラ?での高畑充希の芝居に拍手
・吉沢亮のことはうっすらとしか知らないが、喜久雄は彼が演じやすいキャラクターだったろうなと思った。
・この映画には、映画としての深みとか味わいはほぼない。3時間面白い物語が展開されるだけなので、性質的にはドラマと変わらない。

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YJ

5.0役者さんがそろい踏み

2025年6月14日
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泣ける

興奮

斬新

田中泯さんステキですな~。
また二人の女方のぶつかり合いも気迫があって
すごかった。
厳しい稽古の様 歌舞伎役者としての成長
それぞれが抱えているもの 秘めている気持ち 背負っている生い立ち
全てが
プラスに作用していたような・・。
何と言っても
歌舞伎界の裏側を垣間見れたこと
歌舞伎をお客様として見ているような感動も味わえて
とても面白かった。
また 国宝 とは・・・も考えさせられた。

坂東玉三郎さんを勝手にイメージしてしまったが
どうなのでしょう?!

もう1つ書き加えておきたかったのは、彼の 例のやらかしがあって
本人の頑張りは そのイメージ払拭の思いもあったのかな?とも思ったり・・・。素晴らしい作品と出会えて良かったですね。

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くろーばー

5.0何十年に1本の大傑作

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

圧巻の美しさ。多くの日本人は文句無しだと思う。ぜひ映画館で観ることをオススメする。因みに気を抜けるシーンが無くみんな集中して観てるからポップコーンは鑑賞の邪魔になる。人にオススメされるとイヤになっちゃう天邪鬼タイプの人は見逃さないように気をつけて!日本映画の真髄、邦画の到達点ではないか。
リアリティや原作との比較、細かな設定に不満を抱く視点で観たらもったいない。静かに魂が震え高みへと引き上げてくれる作品。

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モロ
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