劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全1791件中、461~480件目を表示

5.0一貫した[美しさ]の探求

2025年7月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

評判通り、見応えのある映画でした。
ドラマも良いですが、美しさへの探求が様々な角度で表現されていて、映画自体が崇高なものに昇華してると感じました。
美しさとは、綺麗さだけではない、泥臭さや、複雑さ、それらが織りなす総合的な景色だと感じました。
まさに日本映画です!

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ゴジ

5.0狂気の演技に飲み込まれる

2025年7月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

驚く

主人公の喜久雄とライバルの俊介を演じた4人の俳優の、歌舞伎の演技が凄すぎた。
そして、人生の他の全てを捨てて歌舞伎の演技を全力で磨き続けた喜久雄と、目の前で天才の演技を見せつけられても歌舞伎の血から逃げずに己を磨き続け、文字通り命がけで演じ続けた俊介。二人の壮絶な生き様に心を強く打たれた。

彼らの歌舞伎の演技は、映画館の大画面で鑑賞するのが相応しい、とても華やかで美しいものでした。

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イギータ

2.0期待しなければ面白い

2025年7月18日
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鑑賞方法:映画館

ネトフリとかにあるクオリティはそこそこ良いが中途半端な作品の一つみたい。映画としての映像美がありそうで全くなく、音楽も良さそうで平凡。歌舞伎のシーンでの被せる下品なBGMは残念。それからここは素晴らしい演技だよ!というのを伝えられないから露骨な説明的な演出。屋上でのどっかのアメコミキャラのパロディみたいなシーンは安易過ぎて笑っちゃう。最後らへんの曽根崎心中?は事情の知らない観客が観たらガチャガチャした下手な演技で感動なんてしないだろうし演出が一貫して子供だまし。主役の二人も果たして演技が上手かったのか謎、上手くこなしてはいたとは思う。暴論だけど3時間子役だけで見たかった。舞妓さんは本物?取り敢えず見上愛の舞妓さんはめっちゃ合ってたな

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カニエ

4.0血と芸の混血

2025年7月18日
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鑑賞方法:映画館

歌舞伎の世襲の話が特に印象的だった。
最初は血よりも芸力で勝った主人公が、後ろ盾である育ての父親がいなくなった途端、全く仕事がこなくなったシーンも特に良かった。
そして逃げ出したくせに血のせいで世襲した良きライバルが出世し、自分はボロボロ。
何年も経ちついにコンビ復活かと思いきや、今度は血をもつものが足を壊死させてしまい、結局自分が人間国宝に。
血と芸力、歌舞伎と国宝、この関係をどっぷり教えてくれる名作でした。

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ブラウンちゃん

5.0歌舞伎、映画の世界に没入した3時間。まさに国宝級映画。

2025年7月18日
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驚く

斬新

 遅ればせながらようやく映画館で見れました。見た日がちょうど
誕生日だったことと「国宝」を見るならばとプレミアムシートで贅沢な映画時間を過ごしました。

 キネノートの平均点がなんと84点。ありえない数字。しかし見て納得。
歌舞伎の世界と映画の世界にどっぷりつかった3時間弱。
いい映画を見たなというのが実感です。

私の映画感想文を読んでみてください。

【映画感想文】
 冒頭の任侠世界の新年会。喜久雄が演じる歌舞伎の「女形」の美しさに引き込まれ、見たこともない歌舞伎の世界観に一挙に没入した。喜久雄は花井半二郎に引き取られ半次郎の同い年の息子俊介とともに厳しい稽古に日夜励み高めあっていく。

 成長した二人が「二人道成寺」を演じることになり絶賛を浴びる。しかし二人は正反対の対応をみせる。この違いが二人の差をうむ。

 喜久雄は、日本一の芸人になるため悪魔に魂を売り渡す男だ。芸の高みを極めたいその一心で。半次郎がけがをして「曾根崎心中」のお初の代役に喜久雄を指名した。跡取り息子の俊介ではなくより芸の高みにいる喜久雄を選ぶ。それは世間体からも常軌を逸した判断である。半次郎もまた悪魔に魂を売り渡した芸人である。

 喜久雄の見事な演技、芸に負けた、親に認めてもらえないことから俊介は姿をくらます。芸の厳しさ、芸人の姿勢がとわれる厳しい世界を見せつけられる。

 歌舞伎界から逃げた俊介、スキャンダルで排除された喜久雄。苦難の末復帰した二人がともに演じた「曾根崎心中」。俊介がお初を喜久雄が徳兵衛を演じた舞台は少年時代から二人が目指した舞台の集大成であり、二人の強い結びつきを見せつけた。

 人間ドラマとしての核が確立していて、しかもほとんど知らない歌舞伎の舞台裏が丁寧に描写さていた。映画ならではのクローズアップの多用、ハンディカメラでのスピード感あふれる映像、舞台装置の見事さ、伝統を損なわない音楽などスタッフが一丸となって、歌舞伎の迫力に圧倒され、舞台に没入できた。

 吉沢亮、横浜流星、渡辺謙をはじめ役者陣も役に憑依したような見事な演技に、肉体から溢れ出る役者魂を見た。

 半次郎の名跡を継いだ喜久雄。襲名披露興行で倒れた白虎が呻いた言葉、血の深さを聞き呆然となる。終幕の喜久雄の「鷺娘」は美しく妖艶であり、まさに「芸」を見た。喜久雄が見たかった景色が美しかった。しかし喜久雄は「芸」しかないのか。彼の血は確かに流れている。血は彼の存在の継承をうむのか、一生孤独か、重い余韻を残して幕がおりた。

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かな

4.5吉沢と横浜の演技凄い

2025年7月17日
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3時間はちょっとだけ自分には長め(^^)

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haitanio

2.0期待しすぎたせいか…

2025年7月17日
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全く知らない歌舞伎の世界、この映画を通して日本の伝統芸能を少しだけ知りました。華やかな舞台、凛とした立ち振る舞い、美しい衣装。大画面で見る価値はあったけど、後味の悪い作品だなって印象。幸せの概念って人それぞれだけど…誰1人幸せになってない、もう一度観たいとは思わない…なんで、こんなに高評価なんだろうって不思議。

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yuma3♪

2.0重くて疲れました・・・

2025年7月17日
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一日に3人の友人から勧められたので、観てきましたが、私にはストーリーが重く、最後の方はすっかり疲れて終わりました。友人たちに感想を伝えると「ストーリーなんか気にせず、綺麗な映像、綺麗な男の子、綺麗な踊りを楽しめばそれでいいのよ~」とあとで言われました(笑) 「私はストーリーに共感できる部分がないと魅力を感じられないんだな・・・」と、自分の嗜好を改めて知れたのは、収穫だったと思います。
ただし、音が消えて、しーんとなった中に美しい映像が浮かんでいる、という時間が何度かあって、それはとても印象的でした。

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monちゃん

4.0歌舞伎の生々しさを伝える

2025年7月17日
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REX

5.0圧巻。必見。

2025年7月17日
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キャストも作り手も、全てが素晴らしく、ただただ感動。涙が止まらなかった。

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yossy

5.0いのちをどう燃やすか。

2025年7月17日
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自分の生き方を見つめ直したくなる映画でした。
歌舞伎の世界とそこで必死にもがく2人の生涯が美しくて悲しくもあった。

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グンダマ

4.5物語がジェットコースター

2025年7月17日
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悲しい

驚く

斬新

歌舞伎のことはよぉーわからんが、
キクオを坂東玉三郎、シュンスケを昔の市川海老蔵と勝手に重ね合わせて観ました。

ひたむきに努力するキクオと、ボンボンのシュンスケを
鬼畜なキクオと、駄目駄目人間シュンスケを
顔面偏差値の高い二人が、演じてるし上手く描いてる。
それだけで面白いのに、それだけでは終わらない。
アクション要素がないのに、ジェットコースターって!笑
途中、キクオとシュンスケの感動シーンで、ななめ前のク〇ババアが携帯を鳴らすもんだから、座席を蹴ってやろうか4分くらいイラついたけど、すぐに映画の世界に戻してくれました。
3時間近い映画で、ここまで前のめりで観れたのは久しぶりですよ!
ヒッヤっふーー!!

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光也

5.0国宝

2025年7月17日
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アキコ

4.0血に翻弄された人生

2025年7月17日
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邦画好き

4.5若者たちへ伝統芸能を伝えた功績は大きい。

2025年7月16日
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いやぁ秀作でした!歌舞伎のことは詳しくは知らないけど、昭和歌舞伎を深く理解し、憧憬を堪能できました。歌舞伎ならではの女形という稀有な存在に焦点を当て、ストーリーに惹きつける。エンターテインメント要素も充実して、3時間を感じさせないです。

「悪人」や「怒り」で、人間の極限を描いてきた李相日監督は、今作も圧倒的な重厚感とリアリティで人間を描ききる。

映像も素晴らかった。「アデル、ブルーは熱い色」のフランス人カメラマン、ソフィアン・エル・ファニは、日本を俯瞰で見る眼差しがとても新鮮でした。演者の感情の揺れや、しなやかな身体の美しさ、生々しい質感に息を呑みました。光と影の構成も芸術的でした。

「血筋か芸か」というテーマを際立たせたのは、吉沢亮さんと横浜流星さんの妥協のない役作りと、壮絶な演技ですね。身体に染みついた歌舞伎のクオリティは、マスターするのに1年以上もの歳月をかけたらしい。きっと並大抵の努力じゃなかっただろう。それを想うだけで、心が揺さぶられました。

歌舞伎出身の役者ではなく、あえてこの2人がストイックに演じたことが大成功。高校生の観客も目立って、若者たちへ伝統芸能を伝える娯楽作品に昇華させた功績は大きい。若手実力派俳優が揃ってきて、日本映画のこれからが楽しみ。

もちろん、田中泯さん、渡辺謙さん、永瀬正敏さんら、脇を固める大物俳優もさすが。怪物の天才子役、黒川想矢くんの成長ぶりもすごい。今年の日本アカデミー賞は、この作品で総なめになってしまうのでしょうね。

フイルム調の質感で、吉沢亮さんと横浜流星さんの繊細な演技と、ダイナミックな舞を楽しむには、絶対スクリーンで見た方がいいですよ。静粛な緊張感を観客同士で共有するのも、劇場映画の楽しみですしね😊

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Cディレクターシネオの最新映画レビュー

4.5芸の高みへ

2025年7月16日
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歌舞伎界を舞台にした人間ドラマ。
任侠の血と、歌舞伎の血、そしてその血による恩恵と呪い。
“血”に振り回されつつも、芸に対する情熱に突き動かされて“まだ見ぬ世界へ”の階段を昇って行く。
抗争によって散った父、襲名の舞台で起きたアクシデント。
印象的なシーンが〈赤〉で彩られている。
そして、愛憎に彩られたライバルでありつつ、生涯の友としての二人の関係に、ドキドキ。

テンポ良く進むストーリーに3時間の長尺も気にならず。
取り上げられていた演目「関の扉」「連獅子」「二人藤娘」「二人道成寺」「曽根崎心中」「鷺娘」
演目も何となくわかるように描かれていて、自然に歌舞伎入門の手引きになっていた 。

見ていて、雲田はるこさんの漫画(アニメ)『昭和元禄落語心中』を思い出した。
芸事への執念とか、切磋琢磨に関することって、似通ってしまうのだろうか?
どちらも良かったけど。

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kinako-cat

5.0映像美と演技力

2025年7月16日
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鑑賞方法:映画館

凄く綺麗な映像とお亮筆頭に全員の演技力が凄かった
ただひたすらに圧巻された
もう映画終わったあと余韻すごすぎて、頭真っ白

絶対劇場で見た方がいい!

公式HPで歌舞伎演目の説明があるからそれも見てから行ったほうがいいよー

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aoi (2025/07〜)

4.0最初見た時と印象が変わったので

2025年7月16日
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興奮

驚く

斬新

映画を見終わってから歌舞伎に興味のない自分が見るべきじゃなかったと後悔して憂さ晴らしに酷評してやろうと思っていました。
ところが映画の印象が残っていて日が経つにつれて見て良かったと思うようになってきました。題材など自分の興味のある物に頭の中で置き換えられました。歌舞伎に対していかに日々の鍛錬が大切なのかとシビアで厳しい世界なんだなと感じました。世襲制やお偉さんの気分で主人公が翻弄されるのはどうかと思いましたが 残る映画になりました。読書感想文みたいですいません

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ソーイチロウ

3.5なるほど、松竹ではなく東宝だったわけ

2025年7月16日
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カールⅢ世
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