劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2068件中、1561~1580件目を表示

3.0映像美5 思考美1で星三つ

2025年6月8日
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血統は天の配分。
天皇は涙も見せられない。
技巧はその個人だけへの才能と本人の努力。
血の神格の下にあらゆる文化や技がある。

国、家は存続、相続がすべて。
血統は何代アホが続いても必ず立て直す突然変異が発生する。

映画では渡辺が血統を曲げたがそんな事例があるのだろうか?

私は天皇に技巧を期待したことはないし、陛下の元に産まれたことに無条件で心から感謝しています。
日本人に血統を問うことは無意味。

この映画黒澤明が監督ならどんな映画なんだろう。
是非みて見たい。

追記、歌舞伎の技は骨の形に憶えさせるのくだりはなるほどと思わせてくれたのは田中さん。

国宝は血統だけが与える資格を有する。
相撲も歌舞伎も漆も芸術や技巧における素晴らしい力と美の功績、そして人間国宝制度は天皇血統の権威づけの生贄として存在する。

日本はまだまだ神話の途中、世界で唯一無二の神の国、上質なアニメの最高峰。

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かな

4.5上り詰めた先に、彼は何を見たのか

2025年6月8日
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泣ける

知的

とにかく、美しかった。
吉沢さんは大河ドラマ終了後に、横浜さんはこれから大河ドラマを控える中で、1年半にも及ぶ稽古を積み重ね、この作品を作り上げたことを思うと、心から尊敬の念を抱かずにはいられません。
実際の歌舞伎の舞台は、これまで数えるほどしか見たことがありませんが、本物以上に鬼気迫る熱演に完全に引き込まれてしまいました。特にお二人による「曽根崎心中」、そして吉沢さんの「鷺娘」は本当に見事でした。
中でも、渡辺謙さん演じる半次郎の病室で稽古するシーン。あの憂いを帯びた喜久雄の表情が何とも言えず、その後に続く「曽根崎心中」の世界へと、自然と引きずり込まれていきました。
喜久雄が目指した歌舞伎の頂点。芸を極めるために、全てを犠牲にしてでもみたかった景色。私には、彼が見上げたその先に、雪が舞い散る映像が重なって見えました。あれは、父親が殺された雪の日から始まった彼の運命と、どこかでつながっているいるのではないかと想像しています。
そして、数分の出演ながら強烈な印象を残した瀧内久美さん。お見事でした。
田中泯さんに至っては、もはや別格です。手の動き、話し方、座っている姿さえも存在感に満ちており、異次元の世界観を体現していました。

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lemonbeck

5.0最高の作品!

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

7月上旬、口コミを目にしてどんなものかと思い足を運んだ。期待はしていたが、想像を超えるほどの作品だった。邦画史上最高傑作と呼んでもいいのではないかと感じた。

ストーリーの良さ、美しい映像、心を揺さぶる力、俳優の演技の素晴らしさ――いずれかの要素で最高と思わせる映画は他にもある。だが、この作品はそれらすべてを極めて高い水準で兼ね備え、観ている最中は時間を忘れ、見終わった後には感動と爽快感だけが残る。他に類を見ない完成度の邦画だった。

印象的だったのは冒頭の宴席の場面。役者の演技、カメラワーク、映像の色合い、自然な雰囲気から抗争へ至る展開まで、観客を惹きつける力に満ちていた。この時点で「お、これは期待できる」と思わせる力があった。
その後、父の復讐を実行しようとするあたりまでは手探りの感覚もあったが、本編に入ると一気に引き込まれる。役者、カメラ、映像、ストーリー、いずれも最後まで期待を超える出来栄えだった。

主役二人はもちろんだが、少年時代を演じた役者たちの演技が特筆に値する。彼らが前半を力強く牽引し、違和感なく吉沢、横浜へとバトンタッチしていった流れは見事だった。その後は言うまでもなく、作り手だけが満足することなく、観客を意識したエンターテインメントとして完成されていた。多くのレビューが語る通り、様々な要素が揃った傑作だった。

カメラワークも秀逸で、切り取られても美しいシーン、楽屋に入る場面のように動きを感じさせるシーンが織り交ぜられ、躍動感と美しさが絶妙に調和していた。

邦画史上最高傑作と断言すれば賛否はあるだろう。しかし、自然な感想として「そうかもしれない」と思わせる力がこの作品にはある。もしこの映画を低く評価するのであれば、それはジャンルの嗜好が違うか、あまりに映画を観すぎて純粋に楽しむ心を失ってしまったかのどちらかだろう。

それほどまでに素晴らしく、限りなく完璧に近い映画と感じた。

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FKMovie

4.0伝統芸能

2025年9月17日
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泣ける

悲しい

興奮

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MOVIE FUN MAMIKO

4.5芸能の道を歩む人の壮絶さよ…

2025年9月16日
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泣ける

2回目の鑑賞です。初回は公開後すぐに見たので、ここまでの大ヒットになるとは正直思っていませんでした。それは、歌舞伎という日本人なら誰でも知っているけれど、実際に見たことがある人は少ないという、特殊な題材でしたから。今までの歌舞伎を題材にした実写の作品は、歌舞伎を見たことのある人にとって、シネマ歌舞伎のように「舞台そのまんま」でないと鑑賞に堪えないと思い込んでいました。なので、初めて見る時も全く期待しないで見たのですが、完成度の高さに度肝を抜かれました。歌舞伎のシーンは歌舞伎ファンの目から見ても違和感なく、美しい。そして、美しいと感じる反面、芸の道は険しく厳しい、そしてどこか恐ろしく残酷なものだと思いました。竹野のセリフにあるように「こんなふうには生きられないよ」と心底思います。選ばれた人だけが行く道なのでしょう。

また、近いうちに見に行こうと思います。

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お菊の皿

5.0会場全員が映画に熱中してポップコーンやドリンクを取る手を止めるほど...

2025年9月15日
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会場全員が映画に熱中してポップコーンやドリンクを取る手を止めるほど観客も見入ってしまう。すごく素晴らしかった。
あまりこういう感じの映画を自ら見ることはないがもう一度見たいと思える作品だった。

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りんか

4.0息をするのを忘れる瞬間もあった

2025年9月15日
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泣ける

幸せ

癒される

久しぶりの永瀬正敏とカチコミのシーンは良かったのだが、ちびっこギャングが出てきた時はズッコケてしまった
二人藤娘あたりから徐々に素晴らしい映画に持ち直した
御曹司と主人公の芸の差を素人目にもわかるようにしてくれたのは有り難かった
確かにこれでは後は継がせられないよなと旦那の気持ちが推量しやすくなった
血か、才能か、そりゃあ迷うけれど、そういう答えになるよねって納得できた

物語的には芸に魂を売る系だから、割とありふれたテーマだし、歌舞伎の醜聞は子供の頃からよく目にしていたので、まあ芸だけに特化したら、人格的に偏るよね、歌舞伎を取り巻く女性って独特だよねって感じでそこまで記憶残らなかった

歌舞伎のシーンは兎に角素晴らしく、歌舞伎に門外漢の僕のような人間でも圧倒され、息をするのも勿体なく感じるほど見入ってしまう場面もあった
これはとんでもなく練習したんだろうな、歌舞伎って体幹の踊りなんだなとつくづく思った
田中泯のばあさんのようなじいさん(褒め言葉)は凄まじかった
こんな人がこの世のどこかに本当にいるのかなってくらい納得感のある芝居だった
残念なところある、屋上のシーンは吉沢亮のヤサグレぶりと芸に対する執着、業は良かったが、連れの女の「もうやめよう」だったか腑抜けた演技にがっかり‥
あれはリテイクしてほしかったな
それとも生活の実感のないお嬢様の台詞だからどこか生活感がないというか現実から3センチくら浮いてる感じで下手でも良いのかな?などとすごいノイズになった
女性陣は寺島しのぶ以外は残念ながらこれと言って印象に残らなかった
物語的には仕方がないのかもしれないが、もう少し頑張ってほしかった

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Mr.T

5.0凄みがある

2025年9月15日
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知的

何を求めて何を犠牲にするのか。他の方々が良い評価をしているがその通りなので割愛しますが、俳優陣が素晴らしい。田中泯さんの眼力が印象的でした。

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こんち66

5.0任侠で生まれ役者として生きる

2025年9月13日
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悲しい

興奮

ノーカントリーでは、悪人は悪人の人生で生きなければいけないが、任侠で生まれ歌舞伎役者として生きるのはとてつもなく綺麗だ。
映画館で見れて良かった。

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オールドクロウ

4.0国宝ってこーいう映画だったんだ

2025年9月13日
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泣ける

登場人物が全員優しくて、優しいからこそ悲しくて、辛くて、苦しくなって、とても切なさを感じたけど、優しい人たちだったからこそみている側としては救われた。
女性3人はストーリーを進める上で必要なのはわかるし、そこが主軸じゃないのもわかるけど、分かった上でほんの少しだけ雑に感じたかも?とは言え森七菜ちゃんの「どこみてんの」のシーンはとても好きでした。
良い日本映画を映画館でみたなーと満足です。
まだみてないなー。迷ってるなー。という方には是非みてほしいなと思いました。

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マッシュぽてと

4.5題名にふさわしい

2025年9月12日
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驚く

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ミチリン

3.5よかったが、好きな部類ではない。

2025年9月10日
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映画好きさん

4.5前評判どおり、よかった

2025年9月10日
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ささ

4.5この世で最も美しいJホラー映画

2025年9月10日
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今さら鑑賞。
もう他の方たちからほぼほぼ感想は出尽くしており
特筆すべきようなことはないので
なかでも心に残ったことだけ書きますが、
『この作品はジャパニーズホラーだったんだ』
と、ラストの演目を見て痛感しました。
だとしたらなんと美しい恐怖なのでしょう。
わかりやすい恐怖ではなく
心の底からゾクッとさせられる、
神経を蝕む恐怖をジワジワ感じる事ができます。
まさにJホラーを彷彿とさせる作品です。

観る前は歌舞伎成り上がりモノだと思っていました。
それには違いないのですが
監督が『怒り』『悪人』の李監督だということを
失念しておりました。

人間はどれほどに汚く、醜く、恐ろしく、
そして夢を追いかける様が美しいかを
主人公の人生を通してわからされた作品でした。

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サイレンス

4.0歌舞伎版ガラスの仮面

2025年9月10日
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ドキュメンタリーのように、多くを語らず淡々と物語が進んでいきます。

ガラスの仮面でいうところの月影先生のような田中泯、出番は多くないがすごい存在感。
吉沢亮も素晴らしいが、横浜流星の演技がとてもよかった。

俳優さん方の演技に引き込まれていき、気づけば3時間経っていました。
映画館で観てよかった。

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ライムライト

5.0ひたすら芸に生きる

2025年9月9日
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おいおい

3.5観るか観ないか悩むなら観る

2025年9月9日
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みっきー

5.0すごいものを見た

Rさん
2025年9月9日
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R

2.0これがあなたの国の宝なんですか?

2025年9月8日
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tango

5.0評判以上だった

2025年9月7日
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興奮

知的

題材が「歌舞伎」という事で、観に行く予定は無かったが、親が観たい!という事で一緒に足を運んで観た。
3時間という長時間の映画だが、時間を感じさせないぐらい内容に引き込まれてしまった。
主人公のほぼ一生を描いた映画だが、出演者もよく、歌舞伎・・って躊躇してしまった自分だったが、もっと早く観に行けばよかったと思った。
圧巻・・それが一番この映画にふさわしい言葉だと思う

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cobatan
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