国宝のレビュー・感想・評価
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歌舞伎を映画のアングルで観る斬新さ。
国宝?とは何ぞや
8月6日(水)9時15分START
SCREEN3で7割弱入っていました。
少年ジャンプで云うところの『努力』『友情』『勝利』がふらふらしてどこに焦点を当ててるのか解らない。最後の方で取って付けたような見たい景色があるって言われてもナンノコッチャという感じ。
たゆまぬ『努力』してる描写はほぼないし、『友情』はあの過去のしがらみからさすがに和解友情の芽生えはありえないでしょ。あそこまで堕ちて国宝さんの気まぐれで復活『勝利』も無理矢理すぎる。
吉沢亮と横浜流星の歌舞伎シーンが素晴らしいと言われても白塗りすぎて誰が演じててもわからんし。
『国宝』ってあんな過去持ちでもなれるんか?
ツッコミどころは多々あっても全体的には楽しめました。3時間弱が長いとは思いませんでしたし迷っている方は是非観てみてください。
映像美
舞台映像が美しかった。前半の豪華キャストにドキドキしました。
どちらかと言うと、ボンボンっぽいのが吉沢さんで、横浜さんが運動神経や立ち姿等、才能に目をつけられる人かなと思い、逆のCASTも観てみたいと思いました。この映画は顔のアップが多いので、このキャスティングなのか…。
私的には最後の一言がそぐわない気がしました。軽い作品になってしまったというか、全てを説明しなくてもと思いました。まぁ年代によるかと思います。
ひとの一生
歌舞伎未経験
歌舞伎未経験ですが、3時間も夢中になって観てきました。出演者で始めからわかったのは渡邊謙、寺島しのぶだけ。後は何となく、吉沢亮、横浜流星、高畑充希、三浦友和さんの息子さん?予備知識ゼロでした。出地、家業、ヤクザ、色恋、憎愛、家族、ライバル、マスコミ、病気、生き死に、親ガチャ、いろいろ取りまぜながら、半世紀に渡り、歌舞伎で人間国宝となるまでを描いていました。女形を演じるというより、乗り移った感を十分に感じました。それにしても美しかった。そして、時々あの人やあの人、はたまたあの人まで想像しながら見てしまいました。
読んでから観る、観てから読むか
原作先行の映像作品には常にこの悩みが付きまとう。小説も漫画も読者の世界観があるわけでそのズレをどう楽しむかは、読書好きにとって大きなポイント。結論「国宝」はどちらからでも楽しめる。映画のレビューなので、ここは小説を読むことをおススメしたい。高評価通りの作品。個人的には「とくちゃん」が冒頭だけの登場なのが残念なのだが、切り捨てた決断は大いに評価したい。
映画ではない、一人の人間国宝の生き様を観た
良かった、というか、映画というカテゴライズで「良かった」と安直に言いたくない素晴らしさ。一人の男、人間国宝になる男の生涯を知った3時間だった。呼吸を忘れるほど集中した後、酸欠で頭痛が止まらないなか、気づけば施設内の書店で原作を買っていた。顔が綺麗すぎて怖いという理由で苦手だった吉沢亮のファンになった。
父の仇取りだの血縁だの、吉沢亮が持つ「み(恨み辛み妬み)の感情」はとてつもなく大きいもの。自分が魅せられた歌舞伎、かつ、自分にはこれしかないと信じ込んだ歌舞伎を駆使して、感情を晴らすように私には見えたな。
吉沢亮と横浜流星が若き頃、比較みたいに描かれていたのも印象的。血筋を引いているがゆえにお高くとまる、若き日の酒に女に現を抜かす横浜流星とは異なり、ひたすらスレずに芸に励んでは認められる吉沢亮。ただ、中盤、血筋やスキャンダルに翻弄されて迷走する黒いシーンがあるからこそ最後の人間国宝まで辿り着くんだろうな。
個人的には、黒いシーンの最中に酔っ払って狂ったように踊るシーンと、最後のインタビューが好き。単純に順風満帆だったわけではもちろんないし、何なら犠牲になった存在を慮って(?)の、最後圧巻の演技だったんじゃないのかな〜と。確かにいろんな女を犠牲にしたよな(笑)
演技については、最後の演技もだけど、横浜流星との演技が好きだな〜。命懸けの演技に対し、自分にはできないとつぶやく男性(名前わからん)、確かに、あの人にはわからないだろうな。そして、あの人みたいに何かに全力で取り組んだことない人、人生で失敗経験などがない人にはこの映画って刺さらない気がするなとも思ったり。
ぐちゃぐちゃになったけど、とにかく良かった!ところどころ抜けてる?ところあったから、原作読んで補おうと思う。あの長編を3時間にまとめるんだからそうなるだろうし。
公開一か月 平日昼間 満席
演技は素晴らしいけど、ストーリー後半は蛇足
ホントに演技は素晴らしい。主役2人もすごいし、脇を固める人達も上手いけど、田中泯が凄すぎる。演技を観るだけでも観る価値はあったと思う。
衣装も舞台も素晴らしい。
でも、映画全体としては絶賛されるほどかな〜?テーマは月並み。というか、もっと深みのあるテーマも語れそうなのに、そこが落としどころかぁと思ってがっかりだった。
芸術家は周囲の人間を犠牲にしても最後は許されるって…まだそんなこと言ってんの?歌舞伎役者だろうが、人間国宝だろうが、ひどい男はひどい男だし、ひどい親はひどい親だよ。
そこまでのストーリーも、血縁うんぬんうるさい世界なら、周りの大人がもうちょっとうまくやってやれよって気がして。必然的にそうなったっていうより、無理に盛り上げてる感じがして冷めてしまった。長いスバンで描いたことで、ストーリーが浅くなってしまったのかもしれない。
主役2人の葛藤はホントに凄くいいのに。青年期までにして、もっと深く描くことはできなかったのかな。
役者さん方の演技に思いを馳せてしまいます…。
映画を観終わった後、まず思ったことは
「役者さん方のこの演技を観ることが出来て幸せだ」でした。
元々演技に定評のある俳優さん女優さん方。
私はファンと呼べる程ではありませんが、大好きな方ばかりでした。
作品も演技も評判がとても高いですし、凄いものが見られるのだろうとは思っていましたが、
す……凄すぎるだろ……………。
今まで何作品も見てきた俳優さん方でしたが、皆さん初めて見る顔をしていました。
演技だけでもチケ代安いわ!と思うくらい。
なんなら私はこの人達の演技を観に来たんだなと感じました。
ストーリーは理解できる面と理解できない面が半々くらいでした。
長いなとは思いませんでしたが、
己の体調次第で感想が変わりそうだなと思いました。
泣けはしなかったですが、熱い演技には来るものがありました。
やっぱり俳優さん方の凄さなんだよな…。
私は役者を目指していた時期がありました。
役を考えれば考えるほど、
自分の演技と向き合い突き詰めるほど、
深く辛く苦しくなるのが役者というものだと思っています。
時代背景は違くとも、感情としてはリアルだと思いました。
彼らがしたことは置いといて…ですけど。
あと、(若干ネタバレ…?)
確か1964年から始まりましたよね…?65年でしたっけ…?
東京オリンピックの時代から始まるのがなんとも考え深かったです。
それから、
歌舞伎は観たことが無いのですが、観に行きたいと興味を持つ機会をいただけたことも嬉しかったです。
「めっちゃ面白い!」「分かりやすいストーリー性」
な作品ではありませんが、
「この作品を映画館で観れて良かった」と思える作品でした。
ひさびさにヤバいものを観た
国宝
主人公の生き様には共感できないが、結局芸を極めた結果人間国宝にまでなることができたのだなと思った。もし二代目半次郎が亡くならなくても、きっと芸を極めただろう。ただすんなり順風満帆にいかなかったから、人生経験があったからこその人間国宝になれたのかもしれない。素晴らしい映像と芸に見惚れあっという間の3時間だった。
とてもお得で感動的な作品でした!!
全く予備知識ない状態で観ました。
ストーリー自体は複雑でなく良く分かりました。
映像が綺麗で引き込まれるシーンも多かったのですが、3時間はちょっと長かった!
これまで歌舞伎を観たことはほとんどないのですが、この映画では歌舞伎の舞台シーンが結構長く、まるで歌舞伎座で観ているような感覚になりました!!
演じているのは俳優陣ですが、まるで本物の歌舞伎役者みたいに凄くて感動しました!
邦画を映画館で観るのは久しぶりだったのですが、改めて邦画の映画としての質の高さを認識しました!
ハリウッド映画とは全く違う魅力があると思いました!
コップ一杯の血
見応えある。
血と芸の混血
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