「二人の若者の紆余曲折」国宝 破雲泥さんの映画レビュー(感想・評価)
二人の若者の紆余曲折
ヤクザの若が歌舞伎の世界に入り
のし上がっていく物語…というわけではない
どちらかというと、人間国宝の万菊が
有望だけど危なっかしい若者の行く末を
じっと、鋭く見つめ、どうなるかを観察している
そういう印象を受けた
国宝までのし上がったものの
その間に周りの人を失い不幸にしていったがゆえの孤独な頂点
そうまでしてみたかったものは何なのか
喜久雄の生涯をじっくりと時間をかけて描いてゆく
上映時間劇中時間経過ともに長いので
途中でダレたらどうしようかとか思ったけどそんな心配は無用であった
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