「寝不足で見てはいけない」国宝 たもさんの映画レビュー(感想・評価)
寝不足で見てはいけない
●印象に残った点
-映像の美しさ
-主演2人、田中泯、黒川想矢、森七菜の演技
-嘘くささが見えない真摯な脚本、美術、エキストラ(観客)
-音楽(歌舞伎のBGM、エンディングテーマとも)
●惜しく感じた点
喜久雄が代役を成功させ、俊介と春江が姿を消すシーンがドラマのハイライトに感じてしまい、その後の紆余曲折を積み重ねてのラストへの到達まで、それを超えるドラマを感じらづらかった。
「この長尺が必要だった」「原作から考えるとむしろ切り過ぎ」というレビューを見てなるほどと思うが、自分にはマイナスに作用したようだ。
喜久雄と俊介の立場がシーソーのように入れ替わりながら進むプロットが予想の範囲を出ず新しい驚きがなく、寝不足もあって後半は眠くなってしまった。体調万全で見ていたらどう感じただろうか。
その中で森七菜のくだり、田中泯のくだり、エンディングテーマは出色だと感じた。
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