「それでも舞い続ける。」国宝 パンダマンさんの映画レビュー(感想・評価)
それでも舞い続ける。
ヤクザのもとで育った子供が、なんやかんやあって歌舞伎界の重鎮に育てられ、歌舞伎の道を進むようになる話。
台詞の中で「本当の化け物のようだ」というところが印象に残った。
人間の喜怒哀楽、善悪を全てをごった煮して、ひたすらに舞い続ける。
宝が宝とせしめているのは、表面的な美しさだけでなく芯から出る畏れなのだと思う。
なにごとも貫き通すことで超える何かがあるのだろう。
凡人には理解できない本人にしか分からない領域。
最後のシーンはそういうことなんだろうなと勝手に解釈した。
圧巻の3時間でした。邦画としてこの映画を観れて良かったです。
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