「難しいけど感動」国宝 るんるんさんの映画レビュー(感想・評価)
難しいけど感動
正直、歌舞伎に魅力を感じたこともなければ、芸術が美とも思ったことない人間だけど、吉沢亮さんの芝居がすごすぎるなと思った。
友情、恋愛を含む人間関係しかり、歌舞伎に対して愛を持って全キャスト・スタッフが取り組んでいたんだろうなと感じさせる作品だった。
血がほしいって思う喜久雄の気持ちもわかるし、才能がなく喜久雄の演技を見て逃げ出す俊介の気持ちもわかる。
お二方の幼少期を演じていた子役二人もアカデミー賞新人賞を取った方でさすがの芝居だった。特に喜久雄の幼少期の子、父が殺される瞬間を見たあの表情で悲しみがブワッときた。
圧倒的な芝居をお持ちのえげつないキャスト方がこの作品に携わって、厳しいで有名な李監督がメガホンを取ったからこそ、この作品が出来上がったんだろうなと感じた。
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