「魂の演技」国宝 パチーノさんの映画レビュー(感想・評価)
魂の演技
最後に三代目半二郎と半弥が演じた曽根崎心中は、歌舞伎の伝統とか演技の上手さだとかを超えた人間の悲しみを身体いっぱいに曝け出した情念を感じた。
若いころから切磋琢磨し、反発を繰り返しながら共に歩んだ役者人生。そしてこれが最後の競演になることがお互い分かっていたのか、相手を思いやり労わり合い、そして惨めに転びながら花道を進む姿にどうして涙を堪えられようか。
今年のNo1は決まりかな.....
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。