正体のレビュー・感想・評価
全235件中、21~40件目を表示
亀梨、市原のドラマバージョンの方がいい
と、思う。やはり時間が長い方がはしょらずに細かいセッティングが可能だからか。
いや、やはり最初に見た印象の方が勝つのか。
映画版はキャストが豪華だ。
演技力の高い俳優陣
逃走する中でいろんな人と出会い、そして別れ、目的のために突き進んで行く鏑木。信じてもらえて心を揺さぶられる場面もあれば、凶悪犯の猟奇的な雰囲気も感じられ、横浜流星の演技力の高さに見事に圧倒された。
結末はなんとなく想像はできたが、カット割や俳優陣の演技が非常に素晴らしい作品でした。
錚々たる面々
事前情報なし。
俳優陣が揃いも揃って豪華でした。
横浜流星の鼻が高い(物理的に)。顔がいい。
ネタバレ↓↓↓
山田孝之しっっぶ…。
石原軍団みたいな渋いおじさんになっていくのかな…。
違うなと分かっていながら冤罪にしやがって…!と怒りが湧いてきたけど、
終盤は上に逆らい冤罪の可能性としっかり言って悪者で終わらずよかった。山田孝之好きだから。
あんなガバガバ捜査で犯人、しかも極刑を言い渡されるなんて胸糞。
序盤の緊迫感から、終盤横浜流星への同情に変わる。
警察への苛立ち、だれも自分のことを信じてくれない恐怖はあるけど、
ラストはハッピーエンドで胸糞じゃない映画でした。
正義を信じる、という良い話系でした。
25.3.15 ネトフリ
見知らぬ誰かの言葉よりも
Netflixで鑑賞。
原作は未読。
他者を信じる。容易そうでなかなかに難しい。今の世では特に。真実なんてどうでもいいと云うセリフにゾッとした。
だからこそ余計に、鏑木と彼が出会った人々の交流に希望を見出したくなる。彼の真摯さが他者の心を動かしたからだ。
見知らぬ誰かの言葉を信じるよりも、しっかりと自分の目と耳と心で、目の前の人や物事を見るようにしたいと思った。
良かった!
冤罪って、本当に怖い。
酷い話だと思います…。
今は実際に逃亡してもあそこまで出来るかどうかはともかく、エンターテインメントとして飽きさせずに面白かったと思います。(それもこれも名優尽くしだからでしょう)
それにしても憎いのは世の流れだからと忖度する輩。
一握りの警察上層部のそんな思惑で冤罪って生まれるんですよね、過去の実例に沢山ありましたよね。
最後の鏑木のセリフに、何度目かのトドメの涙がこぼれました。
あんな言葉をすっきりした表情で言う人が犯人なワケないじゃーーーーーーん!!
ちなみに、横浜流星は特にご贔屓俳優じゃなかったけど、今の大河ドラマが面白くて、別の顔を観たいと思って観に行きました。
『ゴゴスマ』が出てきて、ワクワクしちゃったし♪
横浜流星さんが最高すぎる
映画館で観たかったのですが、NETFLIX視聴でした。
こんなに泣ける映画だと思わなかったぁ。
横浜流星さんの役に憑依されたかのような演技、ラストに涙なくしては観れませんでした。
山田孝之さん、吉岡里帆さん、森本慎太郎さんも名演技。悲しくて、刹那い映画でした。
意外と単純なサスペンスかと思いきや
死刑囚が逃亡する話。
タイトルから、
死刑囚の本性や人間性の部分が見えてくる
人間ドラマかと思ってたら
意外とシンプルな冤罪モノでした。
このご時世だと
警察や裁判の闇が描かれるような
冤罪ものは結構あって
驚きが少なかったのが正直なところです。
山田孝之演じる刑事の苦悩が
もっと見えればよかったなあと思いました。
と終了15分前まではそういう感想でしたが、
ラスト急な展開で感動作品になりました。
信じてくれる人がいる、
それだけでこの世を諦めない!
自分の人生捨てたもんじゃないなと思える
いい作品でした。
あと、兎にも角にもキャストが豪華です。
人生ワースト5に入る
途中でジャンプが主人公の利き腕を確認するところ、普通そんなストレートに聞くか?主人公は利き腕を隠すために右利きを装う。そんな必死に正体を隠そうとする人物が、なんで髪で隠れた顔をあんなに簡単にジャンプに確認させたのか。あとその確認中もおしっこちびれちゃうんじゃないかというくらいガタガタ震えながら顔を確認するジャンプ。迫真の演技だが逆に滑稽すぎた。ばれない様にもっと自然に確認しようとするし、その際ももっと平静を装うはず。
そこで俺は見るのをやめた。
タイトルなし(ネタバレ)
Netflixで鑑賞🎥
評価がとても高くて気になってたけど、
少し期待しすぎたかな?
夢中になってみれたけど、
ラストが定番で残念でした🥲
横浜流星の演技が素晴らしかったです👏
すぐわからないの?
まず犯行現場に居合わすのは仕方ないとして、そこで取る行動が考えられない。冷静にはなれないかもしれないが、普通はまず警察か救急に電話するでしょ。
逃げた最初の工事現場では、長髪ではあるが、なんとなくわかるでしょ。次のライターも同居人がなかなか気付かないのもね。介護でも全くというところが。
ニュースでちょいちょいながれてるシーンもあるし、大きく整形してる感じでもないのに。
逃げてる途中での人助けだったりで、味方が増えているのは人柄が良いというのは理解する。
ただ、そもそも警察が何も調べずに、犯人に仕立ててるのがね。無能の集まりか?って思う。
ハードル高すぎた
2024年で評価が高い作品。
日本アカデミー賞にもノミネートされている作品。
侍タイムスリッパーよりもノミネートが多く、物凄く期待して観ました。
残念だったのは予めネタバレを見てしまったので展開が解っている事。
題名が「正体」と言う事で脱獄後に出遭う人に犯人の違う面をそれぞれ見せて総合的に犯人の多面性を見せる映画かな?と思いましたが、犯人は偽名を使って色々な仕事に就きますが、基本的に優しくて真面目で良い人。
確かに横浜流星の演技は上手い。
でも多面性を見せるまでいっていない。
犯人を追う刑事の山田孝之は熱演。
最後に上司の孤独のグルメからの命令にも逆らって冤罪を証明する。
冤罪活動が「殺人犯に見えないから」では活動にならないのでは?殺人犯に見えなくても殺人する人はいると思います。
評価が高かったからハードルが高すぎて、えっこれだけ?って展開。
なんか捻りがないんですよね。
どうしてこんなに評価高いのか解りません。
ヒューマンな感動作
著名人が持病を告白したり壮絶介護などの家庭環境の困難を言いだすのは人気が落ちてきたからだ。人気者ならそんなことは言わない。病や波瀾万丈は同情をかせげるので忘れ去られようとしている芸能人または事務所がどこかに取材を依頼し世間との顔をつなぐわけである。是非ではなく戦略としてそれはそういうものだが、この病と不遇という要素は日本映画において最も多用されるパラメータと言っていい。
主人公は病になるかまたは有り得ない奇禍に陥って可哀想な状況に置かれる。両親はおらず児童養護施設育ちで、横暴な上司がいる底辺な職場環境に置いたり、なんか一般的なものを食べさせたのにこんなおいしいもの食べたことがないとか言わせたり、とにかく「人間的幸せを味わったことのない気配」を叙情的音楽に乗せて観衆の憐憫を煽る。これが釣れること釣れること。謂わば人間的幸せを味わったことのない気配のイケメンを見せておけば日本人がどれだけ釣れるか──の回答がこの映画である。
すなわち正体は同情で釣るテンプレのような構造をもった映画と言っていい。構造はあっけにとられるほど単純でやったと思われたけれどやってないイケメンの犯人が逃走する。逃走中に人望や恋情をあつめて、かれがひとごろしなんてありえないというムーブメントをつくり、捕まえる側の内情は誤認だけどまあいいやという警察権力の専横ということにしておく。全体としてこれで大丈夫ですかと思えるほど簡素で拙い構造だがそこは雰囲気で乗り切りたい。
かれは一介の少年だが、警察から逃亡できるほどの武闘派である。しかしマッチョではない。なにげに誰よりもタフなんだが、そういった矛盾点はヴァイオレットエヴァーガーデン的エクスキューズ=美しい・正しい・心が清い・同情心をそそる・けなげである・やむを得なかった、などによってカバーしていく。
という映画だったので愁嘆がやたら多かった。おそらく愁嘆が定評になっている藤井道人監督が演出していて、最初から最後まで泣かしたさがあらわれまくりという印象だった。ただ藤井道人は濃霧っぽい絵にして雰囲気で乗り切る演出スタイルの監督でうまくはない。うまくないのに第一線で撮りまくっている印象がある。
俳優でいろんなところに出まくっているとゴリ押しって言われて忌避されるのに、監督はゴリ押しって言われないのがしゃくにさわる。業界の事情はしらないがそんなにがめないでいろんな監督に回してほしいと思った。
日本映画を見ているといつも回しすぎだと思う。回さないでサッと次のシーンに移ってほしい。日本映画界に望むことはないし衰退し滅んでほしい。ただ映画をつくるならもう技量はいいから「サッと次のシーンに移る」ということだけやってほしい。
サッと次のシーンに移らないからジトッとしたヌメッとした空気ができる。回すのは根性論・精神論によるものだ。なんか情趣か余韻か魂か神演技か、そういう何かがあると思っているから回すわけで、じっさいは何もない。回すと観衆は退屈するか居心地が悪くなるだけだ。映画を見ていればそんなのわかることだから映画を見たことない監督ほど回す気がするが、日本の映画監督はみんな余計に回す。染之助染太郎といっていい。これは笑いをとる意図ではなくたいがいの日本の映画監督が回した方がいいと思っているということを指摘している。
日本映画の趣味はもうどうしようもない。ただし回さないで「サッと次のシーンに移る」だけでもやってくれれば0コンマ2ポイントくらいは品質の底上げができると思う。
原作改変の劣化と盛り上がりの無さ
原作を改変して劣化したよくある実写版
原作者が鏑木の死を申し訳ないと思っているのに原作は敢えてそうしているのは何故なのか?
そのほうが面白いという判断をしたからではないのか?
勝手にレシピを変えたとても薄味のチャーハンという感じでした。
ただ改変がなくてもそもそも盛り上がりも意外性もあまりなかったので改変とかの問題でもなかったかもしれません。
佳作
原作は最後必ずしもハッピーエンドではなく、かなりの物議をかもした。主題は主人公が勝ち取る幸福ではなく、司法や警察のあり方を問うものだったからだ。この点、東野圭吾のさまよう刃と非常によく似ており、もしかしたら作者もそれに触発されたのかもしれない。
映画は長編小説を非常によくまとめており、不自然な点もまるでなかった。痴漢冤罪弁護士と被害者家族の妹の章がほぼなくなっていたが、結末へ破綻のないようにうまく繋げられていた。
残り40分の展開だと、あー、これは原作同様の結末かと思いきや、原作では正反対のキャラといえた山
田孝之が正義の英断を下し、納得のいくエンディングとなった。
ドラマの亀梨和也もよかった。キャラとしてはより原作に忠実。市原隼人がなぜこの役?で登場するが、WOWOWドラマ版の視聴もぜひおすすめだ。
人を裁くということ、人を評価するということ
「冤罪」をテーマにした小説。人が人を裁く以上、完璧はない。だからこそ、裁く人は常に謙虚でなければならない、と思わせる映画だった。そして、これは必ずしも司法の世界に限ったことではない。
例えば、会社での評価。これも結果によっては、会社内でその人を不利な立場に追いやるかもしれない。内容によっては、その会社で働くうえでは死を意味する立場に追いやるようなこともある。
SNSでの批判コメントも同じ。その心無い批判コメントが、次の批判コメントを呼び、それがまた次の批判コメントを呼ぶ。事実がどうかというよりも、コメント欄で批判されていることが、実体を持たない事実のようなものとなってその人を社会的弱者に追いやってしまうかもしれない。
したがって、人を評価するということ、人の善悪を判断するということに謙虚でなければならないと気づかされる物語だった。
小説では、主人公「鏑木慶一」は警察官によって殺されてしまい、死後に無罪が証明されるが、映画では死なずに済んでよかった。。
横浜流星の演技は見もの
冤罪物としては王道かな。
姿をコロコロと変える横浜流星の演技は見ものです。もう少しだけ、人物との関わりに対して深掘りと心理描写が欲しかったところ。。。逃亡する死刑囚に対して、そこまで信用しますか?と言う疑問が残ってしまった。
警察の権威主義による殺人の冤罪があるとしたら、とても恐ろしい。
信じたい
原作を読んでから観ました。
映画用にカットされたつながりや、まとめてしまった感はあるものの、丁寧に描かれていたように感じた
原作は読み手に冤罪をズシンと考えさせられる
この映画は、警察への希望や世の中への希望、信じたい思いがつながっているように思った
関わった人物の心の動きの繊細さまでは足りなかったかな
映画はいいんだけど
なんで冤罪なのに逃げ回ったり、
銃で撃たれたりしなきゃならないんだと。
そういう運命になった若者の人生もあるってか。
イケメンはいいよなあ、って思ったりもしました(笑)
良い映画だけど、、イケメン要素が強すぎ
とても良い映画でした!意外にも爽快感があり、心温まる作品です。
物語は、「正しいことを貫けば、必ず信じてくれる人がいる」という一点のテーマにフォーカスして進んでいきます。そのシンプルさが、観やすさにもつながっていました。
しかし、だからこそ気になったのが、主人公が超絶イケメンという設定です。この要素が、物語の説得力を少し損ねてしまっていたように思います。
例えば、彼の周りの女性たちが手を差し伸べる理由の一部に、「彼がイケメンだから」という要素(私の主観ではあるが、そう見えてしまうのは事実)が入ってしまうことで、本来伝えたかった「信用とは、誠実で思いやりがあり、相手の気持ちや相手の感情に配慮することが大事。見た目や立場を超越した部分で人の真偽を判断をすることが大切」という点が、薄まってしまっているように感じました。
もし主人公が、中山功太さんやトロサーモン久保田さんのような風貌だったら、よりリアルで説得力のある物語になり、感動も増していたかもしれません。
全235件中、21~40件目を表示











