正体のレビュー・感想・評価
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これからの横浜流星くんに期待
最近の彼の出演作品が気になっていて
これはしかも藤井監督の作品だから
尚更気になる!
この二人の関係性を某番組で見ていて
藤井監督が流星くんに期待を込めた感じがする
話は…原作未読で
鏑木くんは果たして悪なのか善人なのか
分からないところからのスタートで…
どう見ても悪い人というイメージから話が始まり
作業員の風体に似つかわない言動に
これってもしかして善人なのかも?とイメージがかわり
5つの顔を持つ逃亡犯という難役を
見事に演じきった流星くんの私の期待値が
とても大きくなりました👏👏
最後の面会での流れには
思わず引き込まれて涙です😭
藤井監督の作品らしく終わり方も
余韻に浸れる感じが良き👍
「ヤクザと家族」や「最後まで行く」もそうだったなぁ😊
この内容だから
今年の日本アカデミー賞での優秀作品賞を含む
最多12部門13の優秀賞を受賞には納得しました。
これはもう
最優秀作品賞ものですね!
監督の願いか?
とても面白かった。
特にはじまりの逃げ出すシーンと
各々逃亡犯と関わった人たちへの取り調べシーンが
交差しながらタイトルに行くところがカッコよくて
ワクワクしました。
横浜流星さんの魅力たっぷりと言う感じの本作だけど、
山田孝之さんのトーンを落として、爆発しそうでしない
腹に一物を抱えてる感じを怖くてとても良かった。
藤井監督がこう言う社会派映画を撮る時は、
とにかくリアルに、
俺たちの生きてる現実はこんなもんだよ!
と失望と怒りが原動力のような気がしてたけど、
今作のラストはフィクションであり、
監督のこうあって欲しい、
こう言う世の中になって欲しいと言う
願いが叶えられてる気がしました。
それともやはり、今の世の中は狂いすぎてて絶望感が
原動力なのかもしれないな。
姿を変えて逃亡を続ける鏑木役を横浜流星が熱演。日本各地の潜伏先で出...
正體
刑務所では“塩抜きの刑”が行われ続けています。
名前と姿を変えて今も続行中のGHQ。戦後、大事な“體”を“体”にして文字通り骨抜きにしました。作者は意図的に『正体』にしたのでしょう。
マイナンバーカードも2026年には、名前と姿を変える予定だそうです。
言論の自由についてですが、SNSはサイトの運営側に(削除や規制する)自由があります。ちなみに、X(旧ツイッター)はポストが削除されないかわりに、他のユーザーからコミュニティノートが追加されることがあります。バズったポストに水を差す内容を強引にくっつけているため、ゴミノートと呼ばれたりもしますが、相反する情報を統制しないところがX(旧ツイッター)の素晴らしさだと思います。
原作未読、ドラマ未視聴、劇場でのショータイムは非常に楽しみでありましたが結局は観に行かず、Netflixの配信をプロジェクターで鑑賞しました。特別迫力のあるシーンはありませんでした。
個人的に満足しているのは、摂取(飲食)と排泄(小便)シーン、そして風呂場での二人の裸シーンが生活感があって良かったです。
冒頭から謎に満ちていて、想像で補う必要がありますが、そこが今作の良いところでもあります。
各登場人物ごとに感想を分けてみました。
●ベンゾー、那須、久間、桜井、鏑木慶一(横浜流星)
猫背のベンゾーの巻では、パワハラ社員に反撃アクションを期待しましたが、その場面はありません。
茶髪の那須の巻では、居酒屋の焼き鳥に感動する手料理が得意な人です。沙耶香と愛し合うようなロマンティックな場面は残念ながらありません。
もうバレるわけにはいかない久間の巻では、横浜流星さんらしさすら消していました。
鏑木慶一(かぶらぎ けいいち)は指名手配中の捜査特別報奨金が最終的には1000万円になります。
格好良さとインテリジェンスを兼ね備えた印象の桜井の巻で、SNSが登場し、クライマックスを迎えます。
●建設現場のパワハラ社員
脱獄時のような痛快なアクションシーンにはなりませんでした。ベンゾーが渡されたと言う二万円が、パワハラ社員のポケットマネーかどうかは不明です。
●ジャンプこと和也(森本慎太郎)
捜査特別報奨金300万円に目がくらみ友情を捨てて残念な人でした。110番する場所とタイミングを考えたほうが良かったと思います。おかげで逃げられました。
●沙耶香の父親
弁護士でありながら痴漢の容疑者になります。おそらく嵌められたのでしょう。娘の安藤沙耶香が鏑木慶一の冤罪を信じるきっかけにもなったので、間接的に鏑木慶一を救っているとも言えます。
●安藤沙耶香(吉岡里帆)
那須と暮らし始めますが、招待してない人が入ってきて、さあ大変。
信じるキャラクターって、『ガンダムSEED』のラクス・クラインのようで良いですね。
チャイムが鳴ったらまずドアアイから誰が来たか確認して、ドアチェーンをしたままドアを開ける癖をつけてほしいものです。
●酒井舞(山田杏奈)
格好良さとインテリジェンスを兼ね備えた桜井に恋します。
●一家殺人事件の遺族(原日出子)
鏑木慶一も可哀想ですが、この人もまた可哀想な目撃者です。
●養護施設の園長(木野花)
鏑木慶一と過ごした時間が長い人物で、鏑木慶一が優しい人であるということを誰よりも知っている優しい老婆です。
●警視庁の刑事部長(松重豊)
松重豊さんは、このような怖い人の役がしっくりくると思いました。
●又貫(山田孝之)
今作のその後、どうなるのか氣になる登場人物のひとりです。複雑な心境を見事に演じた山田孝之さんの実力を感じます。
●又貫の部下の刑事(前田公輝)
発砲しますが、腕が良いのか無謀なのかわかりかねます。
古手梨花より(妄想):前田公輝さんは『ひぐらしのなく頃に(実写映画)』(2008年公開)で、主人公のケイイチを演じたのです。だから、ケイイチ同士の宿命の対決なのですー。ケイイチは何も悪くないのですよ、にぱー☆
冤罪
I believe
ドラマ版を観ておいた方がいいのかな?
全4話を1本の映画に凝縮。
それでも十分に見ごたえを感じた。
「見ごたえ」というと大げさなのかもしれない。
しかし、自分の信じた通りの結果をもたらすまでの
信念の強さ。
関わった人たちの温かさ。
警察の偉い人の腹のどす黒さw
松重さんかっこよかったwww
あ、どす黒いのが松重さんですよw
ドラマを観ていたから「あれ?」っと思う事も有れど
尺考えればそれは当然で、しかしきちんとフォローされていて
観ていて、ドラマだとこの後の流れは...あれ?...いきなりここなの????
ってなるんだけどねw
でも、きちんとフォローしてくれるんですよw
他のレビューをさらっと見てみると
浅いとか予定調和的な意見がちらほら。
警察の邪魔して会社居られなくなるだけで済むわけないとかwww
いやいやw映画ですからwww
色んな人がいるもんですねw
親が死刑囚だから、その子供も...って。
そんな見かたをする警察も仕方ないのか?
さて、今作品。
なかなかになかなかな作品でしたよ。
観て損はない!
得があるかは知らんけどw
でも、フィクションをフィクションとして観れる人限定かもしれませんね。
よき改変
これで日本アカデミーにノミネート?
信じる力を問われる作品
冤罪をテーマにしたサスペンス作品で、袴田事件での冤罪判決が出たばかりでタイミングのいい公開だと言えよう。
冤罪そのものは決して昨今になって出てきた話ではなく、ずいぶん前から問題になっていたはず。それがネット社会の発展とともに一部の人間が創り上げたイメージを鵜呑みにし、拡散し、強化していくプロセスに拍車がかかるようになり、場合によっては私刑(リンチ)のような状況にもなる。
誰にも他人の本質など分からないのかも知れない。しかし、だからといって表面的な思い込みで決めつけてしまっていいことではない。本作を表すキーワードを一つだけ選ぶとすると「信じる」ということ。現代的な人間関係において私たちはしっかりと自分の目で見極めた上で相手を信じる努力を最近怠り過ぎているのかも知れない。
まったくどうでもいい話だが、山田杏奈が雪景色の中に立っている姿がアシリパさんに見えてしまうのは自分の中の勝手なノイズだった。
主人公に感情移入できたが、もう少し深掘りして欲しかった気も…
純粋・悪・信じる心などなど
日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一が脱走した。
鏑木を追う刑事の又貫征吾は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。しかし彼らが語る鏑木は、それぞれがまったく別人のような人物像だった。
さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返す鏑木。やがて彼が必死に逃亡を続ける真の目的が明らかになり……(解説より)
あまり多くを語るとこの物語の核心に触れてしまうため控えるが、本当に純粋な心を持っている人間は、報われると信じたいと思った。
誰と、どういうタイミングで、どういうきっかけで、どういう場所で、どんな理由で出会って関わることになっても、その人の人間性が善であるならば、どういった人にも好かれる。
誤解や間違いが溢れる世の中ではあるが、自分もそういった「正しいものを正しい」と言える人間でありたいと思うし、またそういった人間が正しく扱われる世の中であってほしいと思う。
横浜流星の演技、素晴らしかった。
本当に別人物を演じているかのよう。
人との繋がりが稀薄になっている社会だからこそ響くものが!
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