正体のレビュー・感想・評価
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わけわからんぐらい良かった
ベタな物語であるけれども
お願い!と祈る気持ちで観た
重すぎず軽すぎず暗くなく光も兆す
2つの冤罪と接点のある人たちの物語。
社会派とエンタメの狭間で
横顔も見よ
人は多面的に見なければわからない。
正面から見る顔、右から見る横顔、左から見る横顔、色んな角度から、見る人によってその人の見え方は違う。
自分で自分の顔を見るのは正面から。
横顔というのは他人にしか見えない自分の顔だ。
最初のインタビューから後半まで時々出てくる出演者の横顔が印象的だ。
横浜流星の表情がクルクル変わる。見事に別人を演じ分けていて惹き込まれた。
吉岡里帆が演じる女性はジャーナリストで父の痴漢の冤罪を晴らそうとしている娘というベースがあるから、その人の本質を見抜いて信じようと懸命になるところも納得がいき胸が熱くなる。こんな原作にない設定、吉岡里帆すごい役作りだ。
行って!と逃がすシーンは泣ける。
森本慎太郎もダチになってやるよ、という人生詰んでる役が絶妙にハマっていた。資格試験を勉強するまでになる変化も素敵だ。
刑事として上からの命令と己が信じる正義との葛藤のある役を中堅俳優でここまで深みが出せるのは山田孝之ならでは。渋いゾ!
後半の面会の横顔の対比。
横浜流星、首長っ!山田孝之、首短っ!
というのは思ったとて…置いといて。
もうその辺から息をつく暇がなくなってコーヒーを飲むのもすっかり忘れてスクリーンに釘付けだった。
気がついたらポロポロ泣いていた。
テンポも良くて本当によくできた脚本。
ものすごく好きな映画がまたひとつできた。
未来を生きる権利
世間の反応も変わってきたっスよ
前評判良すぎ?
...ですかね。
主な登場人物(役者)の演技は凄い迫力。でもリアリティが足りなくてなんだか感情移入できず、物語を楽しめない...のパターンでした。好みの問題ですが、リアリティが感じられないと、引いてしまってストーリーに入り込めず、粗探しモード突入。結果、観ていて楽しくない、の流れ。
全てのキャラクターに共感できる筈もないですが、「こういう人間もいるんだろうな」という納得感があれば、物語に入り込んで楽しめると思うのです。一つ一つのシーンや演技はきちっと成立しているんだけど、それらを繋ぎ合わせると違和感が湧いてくる感じ、といいますか。
映画のリアリティ要素は、例えば、現実みのある舞台設定や出来事、キャラや場面設定に対して無理のない行動やセリフ、映像・音響など技術的面、などなど。エンタメなので、現実味ばかりではつまらん訳ですが(それだとSFなんかそもそも成立しませんしね)、設定された世界の中で、出来事が"ありそう"であることは重要かと。
この映画では、まず警察の動きや言動に不自然さが目立ちます(ネタバレ回避で事件や裁判に関わる詳細は省きますが)。記者会見で本部長的な人を脇において、一刑事が真ん中で話すって、そこそこの規模の組織、ましてや官僚組織の警察ではありえませんよねぇ(ストーリーのネタバレではないのでご容赦下さい)。検察は何処へ?みたいな感じも...。
また、登場人物のキャラ設定が少々雑に感じられ、行動やリアクションに必然性や連続性が足りない感じも。熱演の俳優さん達、納得して演じられたか心配になりました。
原作が小説らしいので(先入観を入れないよう、映画を観る前に極力物語の情報に触れない主義です)、ここは恐らくプロットの問題と思われ、脚本家さんや監督さんの力量とはあまり関係ないと推察します。
個人的に似たような印象を受けた作品として、「護られなかった者たちへ」や「余命10年」などが挙がります。
(ちなみに、「余命〜」は同じ監督さんらしいですね。とりあえず受けたオファーに対して淡々とプロの仕事を完遂するタイプ、なのかな~なんて勝手に思った次第です。違っていたらごめんなさい。他の作品も拝見したいと思いました)
良かった!!!
正体は、簡単に変えることはできない
横浜流星さんの為の作品
順当なあらすじの映画だけに惜しい
体当たりの演技、本気の演技がかなり響いた。 世界を信じたいという思...
役者に救われた映画かも
横浜流星は最近は役者としても1ランク上がってとても良かったし、それを支える山田孝之はさらに良かった
がしかし、映画は…
前半の演出、構成はまあまあ良かったので期待して観てたら後半はテレビドラマやエンタメ映画に成り下がったのは凄く残念
もう少し前半を生かした演出にならなかったのかな〜
出演した役者に救われた映画だとおもった
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