正体のレビュー・感想・評価
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面白かった、いい作品だった、、、、、、
もう一歩そのさきまで、つまり今年のベストワンとかDVD絶対に買うとか、そこまではちょっと印象不足だったかもしれません。 でも良かった。「正しいことは正しい」このあたりの横浜流星さんのセリフはグッときました。徹夜明けで観ていたんですが、時間を忘れてました。終わって映画館を出て、今は昼か?と思い出したところです。 横浜さんは「流浪の月」あたりからタダモノではないと思ってましたが、凄い迫力です。スイート若僧とは違いますね。 吉岡里帆さんも、ゴンギツネとかあざといとか、バストが揺れるとか、もうそんな存在ではないです。演技も立派、顔も映画女優でした。 森本さんと山田杏奈さん(わたしがビッグファンの山田愛奈さんと一文字違い。誰だよこいつ?とこれまで思ってました)をちゃんと観たのは初めてでした。ふたりとも良かったです。大好きな山中崇さんは迫力あるし、西田尚美さんも実はファンです。宇野祥平さんも何気に活躍してるし、山田さんは「凶悪」みたいでした。 監督の作品は実は「新聞記者」くらいしか観たことないなぁでしたが、手堅いというか、上手い演出だなと感動しました。 最初の逃げるところ、横浜さん強すぎ、ポリ公弱すぎ。あと、最後はあの笑顔までは演出しないでも良かったんじゃないかと。日本映画の悪いところで、わかりやすく説明する、がありますが、もう少し余韻で終わらせてもいいかなと考えてます。 満足です。
逃げてばっかりでしたけどね
これで数々の映画賞に輝いて、ほんで大河の主演って、完全に流れに乗ってる感じやね! とは言え、それに匹敵する演技と作品のクオリティーであることは間違いない٩( ''ω'' )و 変装がだんだんほぼまんまやんって感じだったけど、全てが目的に繋がっていく逃走、それに気づき迫りくる追撃や二つの冤罪を絡めていくあたりのプロットも素晴らしいかったです。演出や画角の捉え方、カメラワークなどは監督らしい安定の素晴らしさと絡む全ての役者の演技が作品が昇華させている。ラストは少し出来過ぎ感はあるがそれはそれで良しとしましょう(^^♪それにしても首なが~いなー(^^;
良かった
亀梨の方で内容知ってた分、そこまで夢中になることはなかったが、横浜流星の演技力の高さでより良いものになっていた。森本慎太郎とのシーンでの不気味さに何故か市橋達也を思い出したw 山田孝之も演技がリアルなので追われる者と追う者双方が素晴らしかったし、個人的に逃げ続けた理由が泣けた。
藤井道人監督の『正体』が問いかけるものとその曖昧さ
映画「正体」では、藤井道人監督の描く警察の姿は、意図的に捜査を行わず、横浜流星演じる青年を犯人に仕立て上げるなど、正義が全く存在しないかのように描かれています。ラストで青年が無罪であることが明らかになるものの、それまでの捜査の意図や展開に疑問が残り、「この物語は何を伝えたかったのか」という思いが拭えません。横浜流星の熱演は印象的でしたが、その力強さがかえってリアリティを損ねたようにも感じられます。 また、藤井監督の作品には一貫して権力批判や社会問題への言及が見られますが、「新聞記者」では韓国人女優を日本人記者役に起用するなど、意図が不明瞭な要素も目立ちます。そのため、社会を憂いているようで、実際には自己満足的な主張に終始している印象を受けます。藤井監督の真意や「正体」とは何なのか――それは、観客の視点をどこへ導きたいのかが曖昧である以上、未だ掴みきれないままです。
出演者全てに賞賛を贈りたい
いつも映画見ると途中であと何分くらいかな、とかだらける瞬間があるんだけど、映画正体はずっと集中していてあっという間に終わった。余韻が凄い。そして私を含め周りで鼻を啜る人多数。見てよかった。横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈はじめ全ての出演者が最高に素晴らしかった。
ハッピーエンドでめでたしめでたし
恵まれない生い立ちの幸薄い男が主人公の映画は感情移入しやすく、ハッピーエンドの結末と相俟ってそれなりに楽しむことはできた。しかし…。これほどひどい冤罪起こり得るのか。映画の中でも取り上げられていたが動機はないし主人公鏑木に非行歴もない(どころか至って善良でおまけに文武両道の高校生)。動機なき犯罪、普段善良な人間の突然の凶行なんて話もあるかもしれないが、精神鑑定やら何やら捜査は慎重に進められる筈。日本の警察酷すぎません?見る側の怒りを増幅させるために警察を理不尽なくらいに愚鈍に、そして主人公を"完全に善良でおまけに優秀"な若者にしたのだろうが(日本映画にありがちな設定)その分薄っぺらになってしまった。 「信じられる人(信じてくれる)を見つけたかった」という幸薄い生い立ちの鏑木の口から最後に明かされる逃亡理由には心打たれたが。
予告編とのギャップがすごい。いい意味で、期待を裏切られました。冤罪...
予告編とのギャップがすごい。いい意味で、期待を裏切られました。冤罪は真犯人を野放しにする!
俳優陣の演技は良かったが…残るモヤっと感
公開前に映画賞をとった!というので、かなり期待して見に行った。 結論としては、ストーリーは突っ込みどころあり。だが俳優陣の演技は良かったという感じ。 『信じる』を言葉以外でもっとストーリーでみせて欲しかった。ついつい、イケメンだから信じた風に見えてしまう…。 横浜流星は、必死な芝居に好感が持てた。垣間見える穏やかな表情が、主人公の人柄を表していた。ジャンプ(森本慎太郎)が自分的には良かった。人は犯人と気づいたら、あの空気になると想像できた。女性陣も演技は良かったが、『信じる』のが早いというか疑いや恐怖がない点が気になった…。山田孝之は、もっと前に来るかと思ったがおさえた演技がリアルで良かった。 場面転換があるので中だるみ感はないが、ちょっとモヤッと、でもまあ総合的には面白かったという感想。映画賞取ったことで、自分の中のハードルが上がってしまっていたのかもしれない。
前評判通りのいい作品
報知映画賞しかり、映画公開前から映画評論家などからの評価も高かったので☆は期待値が大き過ぎた分少し厳しめになってしまったかな ドラマ版も良かったので絶対に観ようとは思ってました ドラマ版とは主人公の年齢の設定や他の登場人物との関係性などだいぶ変わってた 少年法改正に絡んでの死刑判決だったみたいだけどちょっと警察、検察の捜査や裁判が雑すぎる印象 逃亡中も工事現場はともかく顔も変えてない状態で編集部や施設に出入りしてバレないのが不思議でした 横浜流星の演技はもちろん山田孝之はさすがで、吉岡里帆や森本慎太郎、山田杏奈など脇を固める俳優陣も監督の力か、それとも主役の力かいつもの力以上のものを引き出されてた感じがしました これは日本アカデミー賞でも各賞の有力候補になりそうです
オレ、資格の勉強始めたんだぜ
終盤の相性が何かと悪い藤木直人監督。だもんで世間の声とは別に少々抑えつつの鑑賞になってしまうのだが、ここにきて個人的シンクロ200%オーバー。上手く時間軸を使いながら、最終盤の展開でふわっとする妙なクセもなくどっしりとコチラの気持ちを抱えたままにエンドロールまで運んで頂けました。今年は(も)邦画がインディーズも含めて豊作でしたがごめんなさい。今年はコレで。でも横浜流星好きとしてはベストはこっそりとこれじゃないかも。ふふふ…
アシリパちゃんが出てる。
全編を通して緊迫感のあるとてもいい映画だった。死刑囚が逃げるだけの単純なサスペンスドラマだが、考えさせられる問題を含み、登場人物の心情に心を動かされるヒューマンドラマでもある。 いわゆる「冤罪」を扱ったものだが、逃亡を図ったのは、単に刑を免れたいためではない。真実が捻じ曲げられる理不尽さに憤っての信念の行動であるのが共感を呼ぶ。徐々に鏑木の人間性が明らかになっていくが、犯罪者であるはずがないほど「正しい」人間である。そこが彼を単なる脱走犯とは呼べない、この物語の核心である。 逃亡劇を描くことが主眼であるため、肝心の冤罪がありきたりの安直な構図であるのはやむを得ないか。松重豊演じる刑事部長(?)のいい加減さは、警察から苦情が来るレベルである。年末で忙しいから早く片付けろだの、若年の犯罪抑止にちょうどいいから見せしめに極刑にしろなど、現代の警察ではありえない言動だと信じたい。少し調べれば、鏑木が凶悪な殺人犯ではあり得ないことはすぐ分かるはずである。警察の方針に振り回される又貫刑事の葛藤もよく描かれていたと思う。彼は陰の主役であると言っていいと思う。 さて、横浜流星演じる鏑木の逃亡劇の何と面白い事か。変装しキャラクターを変えて次々と居場所を変えて逃亡を続ける。追い詰められてやむを得ず逃げたように見えるが、どの場所も彼にとっては目的を果たすための重要なステップになっている。どこでも自分の居場所を作って、必要な情報を得るために全身全霊を注いでいることが痛いほど伝わる。そんな横浜流星の体当たりの演技に見入ってしまう。 鏑木の逃亡劇を支える人々にも胸が熱くなってしまう。彼と直接に接する人は、彼の正しさや真摯さといった人間性を理解して応援するのだろう。特に父親の痴漢冤罪事件に心を痛める安藤沙耶香の鏑木を「信じる力」には感動させられる。 横浜流星と吉岡里帆は映画賞に値する演技であり、味わい深い。アシリパの山田杏奈が出ていたのもちょっとうれしい。全く印象は違うけれどよかった。
信じる心を捨ててはいけない
藤井道人監督らしく、全てのシーン、カットに全く妥協がない、本当に美しい最高の作品でした。 横浜流星さん、吉岡里帆さん、全ての演者の方々、スタッフの方々が命をかけて作られたことを感じます。 抗えない宿命にも希望を捨ててはいけない、信じる心を捨てなければ必ず優しい世界がある、幸せになれることを教えていただきました。胸に迫るシーンが多く、涙が止まりませんでした。個人的に今年一番、もう一度観たいと思わせてくれる作品でした。
今年観た映画で1番よかった
何の情報も入れずに観た方がいいと友人に言わたのでその通り観ました。最初から最後までスピード感があり、あっという間の2時間でした。削れる所は簡潔に表現してくれているので退屈する事も無かったです。最後は号泣。涙活にもなりました。
ホラー映画ではなかった。
凄惨なシーンはあったけど、ホラーやスプラッターではなかった。 ストーリーは冤罪もので、改めて警察が早期解決のために誘導する冤罪の怖さを感じた。 横浜流星くん、マンションや川に落ちてたけどスタント無しと知って、とんでもないなと思った。そのあと足痛めながら走ってた。 作中で横浜流星君の猫背と姿勢の良い山田孝之さんの対比が印象に残った。 吉岡里帆さん、落ち着いた役では少々華が足りない気がした。 ぶっ飛んだ役じゃないと物足りない。
予告編2割り増し
横浜流星さんの作品を初めて映画館で観ました。 演技もそうですが、スクリーン映えする俳優さんだと思います。 今作ですが、ストーリー展開はある程度は想像が付きます、 潜伏している所を見つかってから、逃亡するシーンが あるけど、次の潜伏先を決めるまで、どうやって移動していたのか、 少しでも描いて欲しかった。ずっと走っていたわけじゃないだろうし。 もっと説得力が作品にプラスされたと思います。 キャストは演技も含め、手堅いと思います。 ストーリー展開は殺人犯に間違われたのが高校生でしかも優等生だった 点がキーかな?
劇場は若者と女性が多く横浜流星のファンだろうなーとその人気ぶりにち...
劇場は若者と女性が多く横浜流星のファンだろうなーとその人気ぶりにちょっと驚きました。 全体的に無理がありすぎる設定でちょっと退屈気味。身分を隠しあちこちの職に就くが、どう誤魔化せたのか凄く知りたかった。身割れして逃走して月日流れてまた違う職に潜り込むの繰り返し。 最後もあまり期待してなかったがしっかり終わってそこはとても良かった、すすり泣くお客さん結構居ましたがそこまで感情移入はできなかったなー。 私は山田孝之の貫禄に酔いしれてました!
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