正体のレビュー・感想・評価
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逃亡劇・七変化・ピュアストーリー
前評判が良い話題の映画だったので鑑賞。
冤罪の死刑囚が繰り広げる逃亡劇を、藤井監督ならではのピュアストーリーに仕上げた映画という印象。
十八歳で逮捕された死刑囚が、どうしてこんな逃亡がてきる屈強な身体や精神力、高度な知能や社会性を持っているのか(天才的なスパイの才能の持主?)というツッコミどころはさておき。序盤こそ主人公の得体のしれない不気味さを感じさせつつも、次第に分かってきたピュアな主人公の人間性を爆発させて、周囲の人達を味方につけて、感動のハッピーエンドを迎える。そんなエンタメ映画となっていました。
個人的に印象に残ったのは、2階ベランダから車の上に飛び降りてから川に飛び込むまでの逃亡シーンの映像の迫力と、最後の判決が下されて終わるラストシーンの爽やかな終わり方かな。
正直言うと、前評判から設定していた個人的な期待値には正直届かなかった(もう少し人間の暗部を描くような筋書きや人物設定を勝手に期待していた)。
とはいえ、心洗われるようなピュアなエンタメ映画に仕上げてあると思うし、見終わった後は気持ちが晴れる。その点で良作と思いました。
冤罪がテーマ
85点
映画評価:85点
横浜流星作品の中で、
過去一番、彼が輝いてました!
最後の表情なんかは圧巻でした。
鳥肌が立って、彼の演技力の高さに魅了されました。
逃走中の鏑木が、
各地で出会いと別れがあるのですが、
そのどれもが素敵で。
鏑木の魅力と、性格が伝わってくるし
目が離せない展開で面白かったです。
最初から素晴らしい青年でしたが、
様々な事を経験していく中で
鏑木も周りも
どんどん成長していくのですが、
その辺も感動しました。
鏑木の心中に触れる度、
涙がこぼれ、何とも言えない悔しさが込み上げてきました。
非現実的と言われればそれまでですが、
こういうノンフィクション作品でしか
味わえない素晴らしさがあると思います。
横浜流星さん、
本当に素晴らしかったです。
【2025.2.15観賞】
原作とはだいぶ違いますが、これはこれで面白い
演技力はすごいけど、、
まあまあ…
久々に泣いた(O_O)
信じる
どんなやつだよーと思いながら最初見たけど、だんだん主人公の感情や思...
どんなやつだよーと思いながら最初見たけど、だんだん主人公の感情や思いがでてくるところはとても面白く、感動する映画だった
雰囲気が違うとここまで印象が違うのかとか、人はどうゆうことに心動かされるのかとかを感じられる映画だった
人の温かさは素晴らしい!
横浜流星と山田孝之、こういう役が似合う
二人ともすごい男前なのに、キラキラしていない役が似合います。
お顔立ちが濃いから「横浜流星が演じてる」「山田孝之が演じてる」に見えて、その役に見えなかったり、物語に集中できないのではないかと思ってましたが、全然大丈夫でした。
演技に引き込まれました。
主演・助演以外の俳優さんも有名どころばかりでしたが、みなさんよかったです!
建設場で働いている時の鏑木は、殺人を犯した脱獄犯に見えますが、物語が進むにつれて少しずつ見えてくる本当の鏑木。
そして同じように物語が進むにつれて、誤認逮捕の疑いに葛藤する又貫。
わざわざストーリー展開を説明するようなセリフ、無駄なセリフがない演出や演技でみせていく感じがよかったてす。
そんなに次々転職できる?ライターできる?と違和感はありますし、脱獄犯が目の前で逃走してるのになぜ警察は捕まえられなかった?とか違和感もありますが、
もう全部演技でカバーでしたね。
後半の裁判所ではベタなシーンもありましたが、人のあたたかさに感動しました。
あと、吉岡里帆ちゃんの「私は信じてる」の一言はジーンとしました。
家でこういうサスペンス系を鑑賞すると、集中力が持たなかったり、だれることがあるのですが、見入っちゃいました。
たまたまサブスクで見つけてラッキーでした!
映画を先に観た人は 原作は読まないほうが良いかも♪
原作を購読して・物語の締めくくり方が好みじゃないし・・。
ディテールもちょっとなぁ・・と思っていたので、評判には流されずに・・映画は鑑賞するのはやめていた。
で、すっかり忘れていたら、早くも、NetflixにUP♪暇だし、観てみようと・・♪
あれ、右肩、撃たれてるじゃん??? と、訝っていたら・・・・
なるほど・・こんな感じに物語をアレンジしたのね♪
原作読んでから、鑑賞した人には、好感が持てる驚きだったかも・・
それ狙って・・意図的に編集したのだろうな・・。
個人的には・・映画の物語が好みですし・・万人受けするでしょう♪
原作のままだったら・・ドヨーンと映画館を出たかもね・・。
とことん卑劣な役の役柄に、山田孝之さんが起用されたのを不思議に思っていたら・・
なるほど・・こういう風に原作をアップデートしたのね・・でした♪
映画を先に観た人は 原作は読まないほうが良いと思う♪
これからの横浜流星くんに期待
最近の彼の出演作品が気になっていて
これはしかも藤井監督の作品だから
尚更気になる!
この二人の関係性を某番組で見ていて
藤井監督が流星くんに期待を込めた感じがする
話は…原作未読で
鏑木くんは果たして悪なのか善人なのか
分からないところからのスタートで…
どう見ても悪い人というイメージから話が始まり
作業員の風体に似つかわない言動に
これってもしかして善人なのかも?とイメージがかわり
5つの顔を持つ逃亡犯という難役を
見事に演じきった流星くんの私の期待値が
とても大きくなりました👏👏
最後の面会での流れには
思わず引き込まれて涙です😭
藤井監督の作品らしく終わり方も
余韻に浸れる感じが良き👍
「ヤクザと家族」や「最後まで行く」もそうだったなぁ😊
この内容だから
今年の日本アカデミー賞での優秀作品賞を含む
最多12部門13の優秀賞を受賞には納得しました。
これはもう
最優秀作品賞ものですね!
監督の願いか?
とても面白かった。
特にはじまりの逃げ出すシーンと
各々逃亡犯と関わった人たちへの取り調べシーンが
交差しながらタイトルに行くところがカッコよくて
ワクワクしました。
横浜流星さんの魅力たっぷりと言う感じの本作だけど、
山田孝之さんのトーンを落として、爆発しそうでしない
腹に一物を抱えてる感じを怖くてとても良かった。
藤井監督がこう言う社会派映画を撮る時は、
とにかくリアルに、
俺たちの生きてる現実はこんなもんだよ!
と失望と怒りが原動力のような気がしてたけど、
今作のラストはフィクションであり、
監督のこうあって欲しい、
こう言う世の中になって欲しいと言う
願いが叶えられてる気がしました。
それともやはり、今の世の中は狂いすぎてて絶望感が
原動力なのかもしれないな。
姿を変えて逃亡を続ける鏑木役を横浜流星が熱演。日本各地の潜伏先で出...
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