正体のレビュー・感想・評価
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観て良かった👏
泣いてしまった
ドラマ版と比較すると
なかなか
内容が薄いと感じた。出演俳優が好きならあり
○刑囚の脱獄から始まる物語なのですが
ベタベタな演出や終始わかりやすい流れで進んでいきます。
展開などにも多数のツッコミどころがあるのでそういうのが苦手な方には厳しいかもしれません。
扱っている題材のわりには心に届くようなメッセージ性を感じれず
見終わった後に作品に対して思いを馳せるようは体験を私はできませんでした。
あっさりと見れます。
場面は多くはないですがアクションは迫力があり、
俳優さん達の演技に目を奪われる事がたくさんありました!
これは私の責任ですが
重たくリアリティを感じる内容を勝手に覚悟(期待)していたので残念でした。
原作があるようですね。未視聴での感想となります。
ヨルシカさんのエンディングとても良かったです。
そうはならないだろオブザイヤー
原作など見ておらず映画が初見です。
俳優さんの演技と映像は良かったです。
俳優さんのファンの方は楽しめると思います。
一方で脚本が良くある邦画と言えばそれはそうなんですが、流石にいやいやそうはならないだろ感がすごかったです。
重要なはずの逃亡の繋ぎの要素の雑さと物語に出てきた罪の要素が放置されたまま終わるなどがあり、何がなんだかよく分からなかったです。
また警察の対応の雑さが現実感無いレベルですごく不思議でした。
これらの結果として全編通してそうはならないだろと思って居たら終わってました。物語で何を伝えたかったのかよく分からなかったです。
#24 富山のロケ地いっぱいの逃亡劇
冷静に見ると美形な横浜流星がどれだけ顔を変えても美形なまま。
だけどあれこれ格好を変えてなんとか逃亡する映画。
最近韓国ストーリーに洗脳されているから、ラストは全然違うオチになるのかと思っていたけど、やっぱり日本人は日本人が好きな形に落ち着くのね。これで良かったです。
雪のシーンが今日の富山県内の天気と相まって暗さが増し、重苦しさが増して良かったです。
できれば重苦しい天気の日に観ると良いかも(この季節、太平洋側では無理だけど)
諸悪の根源は警察の組織体制
逃亡するにはワケがある
原作者の染井為人は、「未成年でも死刑になることがあると知ったこと」が本作を書くきっかけになったとし、「警察署から逃走して自転車で日本一周を目指した容疑者」がストーリーを膨らませるきっかけになったと話している。
監督の藤井直人は、SNSで拡散された情報が必ずしも正しいわけではないのに、断片的な情報で人を評価する風潮に疑問を抱いていたところ、「正体」映画化の話をいただき、自分がやりたかったことにも通じるものを感じたので、やろうと決めたと話している。
姿や顔を変えて逃亡を続ける鏑木の動きには意味があった。
鏑木は大阪の工事現場の仕事で資金を集めた後、ライターとしてメディア会社に潜入して自分が巻き込まれた事件の情報を集めた。その後、水産加工工場で働き、鏑木が犯人だと証言した被害者遺族の井尾由子の居場所を、そこに勤めている井尾の妹に聞いた。最終的には井尾由子が入居していた長野のケア施設に潜入し、井尾に接触してどうにか当時の記憶を呼び起こそうとチャンスを窺っていた。鏑木は無実をはらすためには井尾から証言を引き出す必要があると信じていたのである。
普通、逃亡犯というのは人と深い関わりを持つことを避けるものだが、鏑木は他者と関わることを止めようとしなかった。この行動は、この世界を、人を信じたかったからという鏑木の逃亡理由からくるもので、終盤に明らかになる。ここで他者に素の自分=正体を見せていたことが鏑木自身を助けることになった。
日本で戦後に死刑判決が無罪に覆った例は5件存在するらしい。死刑撤廃の論が根強いのは、国家による殺人を許容しないという理由もあるが、冤罪被害者を殺してしまう可能性があるためでもある。現実では、鏑木のように脱獄して無罪を証明することはできない。
この映画では、国家権力の内部から1人の人間が行動を起こしたこと、自分の罪をないことにしなかったことで真実が明らかになった。
なお、現場に偶然居合わせただけの鏑木が死刑判決まで受けてしまったという事件の状況設定には説得力がなく無理がある、この大方の意見には私も同意する。
流星の輝き☆~
横浜流星のファンでもなく、藤井監督の作風もよく知りませんが、今作は観る前から何となく「いい予感」がありました。敢えていえば、「線は、僕を描く」(22)を観ようと思った時と似たものでした。観ているときはドラマの展開に無我夢中でしたが、ラストシーンを見終えてエンドロールをぼんやり眺めながら、久しぶりにいい映画を観たことでの充足感にじわ~と浸れて幸せでした。藤井監督作品だと、「新聞記者」(19)は見応えがありましたが、「余命10年」(22)はあまり好みではありませんでした。今作は、色々な要素、つまり脚本、出演者、特に横浜流星、演出、音楽、時代の空気感(1か月前に袴田事件無罪確定)などがちょうどうまい具合に化学反応して、製作側も観る側も絶妙なバランスで出逢えたような気もします。「線は、僕を描く」で椿の水墨画を見て涙するシーンがありましたが、今作では一家惨殺の場面など、横浜流星の澄んだ眼差しに心を強く揺さぶられました。眼から何かを出してるのかな、そういう気がします。きっとそれがいい予感の「正体」だと思います(笑)。
ヒトを信じるということをまっすぐに伝えてくれる作品。
泣けた!
映画史に残る一作
今年一番の最高傑作
横浜流星渾身の演技
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