正体のレビュー・感想・評価
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「逃亡者」が好きな方にはオススメ
今の若い人にはわからないかも。ハリソンフォードの「逃亡者」
とても観やすく、深く考えなくても観ていればドライブできるようにしっかりと作り込んで、映像も正面w突破なところが好感。
役者が何よりも良かった〜。
もうちょい女性陣が上手く演出できれば◎だったのにー!
意外にこの監督女性演出苦手かな?前も同じように感じた
意外と泣けてびっくり
警察も男だからメンツが大事。メンツ!メンツ!メンズだけに
2024年映画館鑑賞118作品目
12月7日(土)イオンシネマ名取
6ミタ0円
監督と脚本は『新聞記者』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『ヤクザと家族 The Family』『最後まで行く』『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人
脚本は他に『さがす』の小寺和久
粗筋
一家殺人事件の犯人に仕立て上げられた当時高校生で塀の中で20歳を過ぎた死刑囚鏑木慶一は急病を装い搬送途中の救急車から強引に脱出し逃亡
偽名を使いバレないように顔を隠したりプチ整形したり髭を伸ばしたりメガネをかけたり各地を転々と職を転々
自分の無実を証明するための逃走劇だった
昔アメリカのTVドラマでやっていた『逃亡者』を彷彿させる
その後ハリウッドで映画化された
主演はハリソン・フォードで刑事役は日本で大ブレイクする前のトミー・リー・ジョーンズ
僕は絶対にやらないが主人公になった気分で鑑賞すればなお一層楽しめる作品だと思う
山田杏奈の演技力が良い
特に表情
通話をしている時は明るい顔も電話を切ると暗い表情に急変するところが特に良い
ただ演技力が高いゆえに嘘っこでナイフを突きつけられ人質にされるときの表情はうま過ぎてかえってリアルじゃない
高校時代は演劇部に熱心に取り組んだ設定があればスッと受け入れることができたのだが
エンディングテーマも良い
配役
高校時代に下校途中に無実の罪で現行犯逮捕され死刑判決を受け逃亡する鏑木慶一に横浜流星
物静かな現場作業員のベンジーに横浜流星
コタツ記事専門のフリーライターの那須に横浜流星
長野のグループホームの職員の桜井に横浜流星
長野の水産工場作業員の久間に横浜流星
大阪の建設現場の同僚のジャンプこと野々村和也に森本慎太郎
建設現場のパワハラ上司の金子健介に駿河太郎
ネット記事配信会社の社員の安藤沙耶香の吉岡里帆
痴漢嫌疑をかけられ裁判で無罪を主張する弁護士で沙耶香の父の安藤淳二に田中哲司
安藤に密着する記者の黒島に田島
沙耶香の先輩社員の後藤鉄平に宇野祥平
沙耶香の同僚の小田花梨に宮﨑優
安藤の痴漢裁判の検察官信田昌之
グループホームの桜井の後輩で地元出身の酒井舞に山田杏奈
グループホームの桜井の先輩の四方田雄一に森田甘路
舞の父に矢柴俊博
舞の母に田村たがめ
舞の友人に永瀬未留
慶一を追う刑事の又貫征吾に山田孝之
又貫の部下の刑事の井澄正平に前田公輝
警視庁の刑事部長の川田誠一に松重豊
模倣犯?の足利清人に山中崇
一家殺人事件の被害者遺族で犯人の顔を目撃した元高校教師でアルツハイマーを患っている井尾由子に原日出子
遺族の妹で工場のパートとして働く笹原浩子に西田尚美
養護施設の園長の野口正恵に木野花
建設現場の同僚に五頭岳男
建設現場の同僚に松田征也
建設現場の同僚に藤澤アニキ
ジャンプの取り立て屋に奥田啓介
長野の水産工場の社長の宮村勇太に遠藤雄弥
被害者の井尾に世良佑樹
井尾の妻で被害者に永井ちひろ
井尾の娘で被害者に小柴みら
キャンプを楽しむ人に坪井奈子
刑務官に藤井アキト
刑事に宇賀神亮介
刑事に中村祐志
刑事に泉礼文
警視庁の広報に太田正一
記者に福田伸之
テレビのアナウンサーに夏目みな美
テレビのアナウンサーに光山雄一朗
テレビのリポーターに山内彩加
テレビのリポーターに石井亮次
ニュースのコメンテーターに石塚元章
流星 7変化
逃亡劇の人間模様の変化と迫力が凄い!
みんなが望むストーリーに仕上がってます^_^
原作を読み終わって…こんなに切なくて苦しくて入り込んでしまう本に出会っのは初めてだった。
何か自分にもできることはなかっただろうかと思うほど。
その思いで鑑賞しました。
原作を上手くまとめていて、それぞれの役同士にも関連性を持たせていて凄く良くできた脚本だと感じました。
横浜流星に絡む人々とのストーリーが少し浅く、そこまで思い入れが強くなるものなのかとの疑問も出てきてしまうけど…それを差し引いても各俳優の演技が素晴らしかった。
特に吉岡里帆はなんか一皮剥けた感じ。良かった。
みんなが望むストーリーになっていて、逆に号泣。
原作をまだ読んでいない方は是非読んでみて欲しい。こんな小説にはなかなか出会えない…です。
俳優部は凄い。
感情か忙しい
又貫葛藤物語
大大傑作
1年の終わりにとんでもない1本を滑り込ませたなあ・・・
いくら狙おうとしてもなかなか出来ないくらい完璧なタイミングでの公開・・・
“死刑囚の逃亡、その目的とは・・・?!!”がテーマの時点で あ、この人無実なんだろうな と安易に予想できる点や
主要キャストの面の良さ が映画としてのエンタメエッセンスとなっており、重たいテーマでありながら万人が惹きつけられるような一作となっております
とは言え本当に辛い・・・とてもとても
どこにでもいるような善良な青年が
脱走して3か月足らずで豊富な法知識をもつくらいであれば
名門大学に入って良い仕事に就いて、、順風満帆な人生を何の疑いを持たずに送ると思っていただろうに
警察の、国民にとっては知ったこっちゃない理由で人生を奪われて。
これからの人生、どうか、どうか幸せに生きて。。と心の底から願います。
また、世間サイドも“身近に凶悪犯がいるかもしれない”という
「日常に突然翳りが付く恐怖」の観客への伝え方が巧妙。
ジャンプの「まさかそんなある訳え!」から「もしかしたら本当にそうかもしれない」までの
表情、言動、行動ひとつひとつの変化が繊細かつリアルすぎて唸りました。
『だが、情熱はある』を観てオファーしたという監督。すんげえ感性・・・
出版社に勤める仕事一筋の女性、吉岡里帆
詳しい素性を知らない男性を泊めるどころか居候を許してしまう女性
これだけ見れば鬼ふしだらな女性だけれども、同僚も、視聴者もそのような印象は抱かない。
し、某神崎直のような人を信じやすくお人好しで騙されやすそうな女性とはとても思えない。
吉岡里帆の演じる『芯の通った強い女性』の説得力半端ねえ・・・
山田杏奈の初恋(じゃないかもしれないけど)男性に向ける表情とあどけなさが超いい。
鏑木とは直接関係ないが Uターンした本人と上京ライフを謳歌する友達との通話が切なかった
どこから涙が溢れだしたか全く覚えていないが
エンドロールでは主題歌が全く耳に入らないほどの大号泣だった。
もう一度言ってしまうが、主要キャストの面が非常に良い。
山田杏奈の守りたくなるような愛らしさ
吉岡里帆の安定の美しさ
森本慎太郎の完璧なEライン
山田孝之の鼻の高さ
そしてどんな姿でもビジュアルが良すぎる横浜流星。
これが芸能界・・・
悪役が物足りないのが惜しまれる
原作は未読で、WOWOW のドラマも観ていない。埼玉で幼児を含む一家3人が刃物によって惨殺されるという猟奇的事件が発生し、犯人を決めつけた警察の捜査の挙げ句、死刑判決が確定してしまった若い男の話である。凶器には容疑者の指紋が付いていて、被害者の返り血も浴びており、生存者の証言も彼が犯人だと言っている。こうした証拠と証言が物を言って、無罪を主張する被告の訴えは悉く否定されて死刑判決に至ったものである。
彼は自分の無実の証拠を探して再審を請求するために、拘置所から脱走を企てて一か八かの行動に出る。物証はひっくり返せないが、混乱した状態で行われた生存者の証言は、冷静に考え直して貰えば変わる可能性がある。彼の頼みはその一点だけで、1年以上にわたる逃亡劇と、再審の手がかりを得ようとする流れは、息をつくのも忘れるほどの緊張感の連続だった。
横浜流星演じる若い死刑囚は、逃亡中に見せる本質的な善良さや文才など、こんな人が犯人のはずがないという思いは観る者には痛いほど伝わってくる。同じ思いは彼が出会う人々にも伝わるが、警察はあくまでも脱走した死刑囚という認識で冷徹に追い続ける。山田孝之演じる担当刑事は、犯人像に割り切れないものを感じるが、上司の叱責を跳ね返すほどの思い込みはない。命令で動くしかない警察官にとっては、上司の命令には逆らえない。
逃亡中に彼を取り巻く人物が魅力的である。吉岡里帆は、自分の価値観に照らして彼を悪人とは思えず、献身的な行動を見せる。父親の痴漢冤罪に立ち向かう姿は、自分が信じた人が悪い人であるはずがないという確信に満ちているように思える。グループホームで彼に好意を寄せる山田杏奈も健気である。ゴールデンカムイの神々しいアシリパの姿とはまるで別人で、新たな魅力を見せて貰った思いがする。
残念だったのは一番の悪役が松重豊だったことである。最近の彼がテレビドラマや孤独のグルメなどで見せる姿は善人役が多く、この映画の諸悪の根源を彼に求めるのは難しいと思った。時代劇が絶滅危惧種になって以来、顔を見ただけでわかる悪役という役者もまたほぼ消滅してしまっている。ここは香川照之あたりにやってもらうべきではなかったかと思う。
いくつか気になったのは、まずいくら物証があるからと言っても、裏付け捜査を綿密に行えば、普通の高校生だった彼が猟奇殺人を犯すような人間でないことは容易に分かるはずである。冤罪で誰かを犯人にでっち上げてしまえば、本当の犯人はぬくぬくと次の犯行に及んでしまうはずなので、警察にとってはサッサと片付けてお終いという訳には行かないはずである。
また、いかに人材不足といっても、グループホームに介護士として就職するには戸籍関係の書類提出が必要なはずで、逃亡中に入手するのは非常に困難なので、偽造するしかないと思うのだが、それで介護士になれるとはちょっと思えない。本作にとって非常に肝心な部分なので、何らかの描写があるべきでなかったかと思う。また、吉岡里帆の父の痴漢冤罪事件の結末も示すべきだった。
音楽も出来が良く、演出も優れていたので、上記の点だけが気になった。
(映像5+脚本4+役者5+音楽5+演出5)×4= 96 点。
ビカビカに光ってた
思いがけず号泣
公開が
面白かった
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