正体のレビュー・感想・評価
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よかった
バッドエンドじゃ無くてよかった。
亀梨くんのドラマ版しか観てなくて、原作は未読です。
レビューで原作は結末がバッドエンドみたいな事をどこかで見ていた気がして、ドラマと違ってバッドエンドだったらどうしよ…とドキドキしながら観た。
死刑にならなくてよかった。
ほんと、その前情報があるから原作怖くて読んでない。これで死刑とか、映画だったとしても精神的に耐えられない。
ほんと冤罪の怖さよ…。こんなん観ちゃったら、誰かが助けを求めてても安易に助けに行って大丈夫か、って思っちゃうよ。
つか、東村山住んでるけどそんな田舎じゃないよ!
横浜流星くんの出演作もしかしたら初めて観たかもしれない。良い演技でした。ひきこまれた。
最初の印象と違いますね
慎太郎君がアカデミー新人男優賞に選出されたと聞き、映画館へ。受賞効果なのか23日終了予定が1週間延長されていました。原作を知らず、犯罪を犯した主人公が逃亡する話かと思ったが、第一発見者なのに犯人と誤認逮捕された男の逃亡劇でした。児童養護施設育ちの未成年というだけで警察に充分な捜査をしてもらえず、やっていないという言葉を、信じて貰えない怖さを感じた。
後に協力者となる複数の人物が、指名手配の男と気付くも、その優しく誠実な仕事ぶりから、本当は犯人ではないのでは?と疑念を抱く。その心境が変化していく過程が丁寧で良かった。自分だったら、自分の直感を信じて行動出来るか?甚だ疑問だ。
素晴らしい演技力!!
べらぼうな脚本と演出
どう考えても凶悪殺人犯に見えない人がやっぱり凶悪殺人犯じゃなかったという話。それも予告の段階からわかりきってるわけで、はたしてこの作品はどこにおもしろみがあるのだろうか?
袴田事件を例とする冤罪がテーマというには話が杜撰すぎて警察・検察批判にもならないし、横浜流星がやりたいことがあると言っていたのも実は自身の冤罪を晴らす証言を得ることだったわけで意外性もなにもない。それどころか終盤のムショでの面会で、「もう一度世界を信じてみたかった」などとぼんやりしたことを述べたり、逃亡中に知り合った舞ちゃんが「これからは逃げないで生きる」とか突然言い出すに至っては、なんで感動シーンぽくなってるのか理解不能…。
展開のみならず演出も毎度の藤井道人監督らしい雑な印象。吉岡里帆の部屋で何度も悪夢にうなされるとか、そんなん今どきやるか? 駿河太郎や他のチンピラが無駄に和也を殴ったり事件現場がものすごい血の海だったりの過剰なバイオレンスもうんざり。横浜流星もオンかオフかの演技になっちゃっててツラい。一口食っては次の串に手を出す焼き鳥の食い方も気になったし…(爆)。
ツッコミたくなる部分が無数にある割に本作の点数は高いけど、結局さまざまなご都合主義やステレオタイプ、表現不足や不自然さは、横浜流星のファンムービーなので目をつぶるということなのか? また、本作が国内有名映画賞を受賞したり候補になっていたりとか、藤井監督は日本の映画界で大事にされる何かがあるんだろうか? 唯一よかった山田杏奈のブスかわいさに☆をプラス…。
横浜が魅せる。
わけわからんぐらい良かった
ベタな物語であるけれども
お願い!と祈る気持ちで観た
君には未来を生きる権利がある
年末、施設にいる高齢の母が体調不良で救急外来に連れて行き大事なかったものの、新春「ビーキーパー」1本観たら母がインフルエンザAに罹患し、付き添い、入院、面会等で評判だった映画も観られず。
1月16日(木)
母も無事退院したので施設から近いMOVIX川口でやっと「正体」を観る。
無実の罪で殺人罪、死刑宣告を受けた鏑木(横浜流星)は自傷し搬送される救急車から脱走する。
建設現場作業員、フリーライター、水産加工業者、介護施設職員と職を替えながらある目的のために逃亡を続ける。
高校生の時に冤罪で逮捕され3年後に死刑判決を受けた鏑木には就労経験が無いが、フリーライターを除けば人手不足で就労しやすい。家の近所の工事現場では外国人だらけ、母のいる介護施設の職員も外国人も含め良く変わっている。
それだけにフリーライターで採用された事の説明が欲しかった。
安藤(吉岡里帆)が父親の弁護士(田中哲司)が痴漢の冤罪で有罪になった事で鏑木の正体が判った時もやっていないと信じるのを補完する意味でも、最初のきっかけが何だったのかは重要だ。
私も映画に関するライターの仕事をバイトでやった事があるが、ライターの友人の紹介だった。いきなり出版社から依頼は来ない。何がきっかけだったのか。
安藤は、鏑木がやっていないと信じるから銃を向けた又貫(山田孝之)の腕にしがみつき鏑木を逃がす。「逃げて!」目があった鏑木の唇は「ありがとう」と動く。逃がしてもらえた事ではなく、信じてもらえた事への感謝だったと思う。本作のテーマは「信じる」
(しかし、東京都内であれだけの衆人環視の中、川に飛び込んで逃げ切るのは??ここが一番信じられない)
1960年代に「逃亡者」というTVドラマシリーズがあった。妻殺しの嫌疑がかけられ死刑を宣告された医師リチャード・キンブルが護送中の列車事故で脱走し、真犯人を探してあちこちの町で出会った人たちとの触れ合いを描いた。日本でもヒットした。4年に渡って放映され最終回の視聴率は米国で50.7%、日本でも31.8%だった(あ、これもTBSだ)。
これを元に逃げる医師キンブルをハリソン・フォード、追うジェラード警部をトミー・リー・ジョーンズで映画化したのが映画「逃亡者」(1993)である。追跡、捜査をする内に本当に真犯人なのかと思うようになる又貫は映画版のジェラード警部か。
本作もTVドラマ版があるらしい(未見)が、一部改変して映画向けの脚本にしてあるようだ。それがSNSによる証言のライブ配信で、その最中に署長命令で突入されて鏑木は右肩を撃たれる(鏑木は左利きなので一番ダメージが無い所)。そして又貫は上司の意向を無視し、記者会見で誤認逮捕の可能性に言及する。
ラスト、約3年後の鏑木の再審の判決言渡しのシーン、又貫や後藤も傍聴席で固唾を飲む中、裁判長の主文以降無音になる。しかし、法廷内の風景から無罪になったのが判る。「CODA あいのうた」の無音のような演出。
横浜流星と山田孝之は見事だった。特に上司の署長(松重豊)の理不尽な指示に従うしかない寡黙な刑事の苦悩が良く出ていたと思う。
本作も編集は見事である。また、長野や地方の風景を美しく撮るのも藤井作品か。
1年で二度藤井監督作品に泣かされた。
「青春18✕2 君へと続く道」「正体」と邦画マイベストを2本も撮った藤井監督、今度は公開されたら直ぐに観ます。
ひきこまれた、でもひとつ疑問
山田孝之を魅るために観たけど、横浜流星を初めてちゃんと観た気がします。
ストーリーは良かった。人と人との関わり、つながり、などを感じられた。
最後はハッピーエンド過ぎてありきたり…チープに感じた。
冤罪、無罪だと認められて拍手喝采のシーンがあったけど、あれは実際にありえないのでは。
海外ならまだしも、日本で法廷という重んじられている場であんなに日本人が感情を爆発することは映画ならではの絵空事?
リーガルハイでコミカド先生が拍手して侮辱罪だと言われていたような…これもドラマだけど。
真実
WOWOWドラマ、主人公亀梨君で観ていたので内容知りつつ鑑賞
横浜流星君も良かった
無実の罪で捕まり、
逃走するなかで
色んな人に出会い
知識を蓄え、無実をつかむドラマ
再度捕まり、面会の場面で逃走した時に出会った人達とのシーンには
まんまと泣かせられる
正しい事を正しいって言える自分でいたい
重すぎず軽すぎず暗くなく光も兆す
2つの冤罪と接点のある人たちの物語。
横浜流星×森本慎太郎のタッグをまた観たい
始まってすぐ、かなり激しい暴力の演出に引きつつ…
どうやって服変えれたの?仕事なんでできてる?とかはいいこっなしの、仕事を変え、人相を変え逃げまくる横浜流星
そりゃ、その美しさと儚さに女たちはメロメロになるわ
とはいいつつ、この映画の功労者はなんといっても
森本慎太郎
ドラマ『だが、情熱はある』の演技、最高でした。
また演技が見たいと思っていたら…やっぱいい男
話の内容としては、映画の2時間でまとめるにはいい感じに落ち着いたハッピーエンド。
しっかり泣きました。
微妙なツッコミとしては
『なぜ逃げたのか?』という問いに対して
『人の優しさに触れたかった。信じたかった』
みたいなこと言ったけど…
いやいや違うじゃんw
『死刑になってたまるかーーー!!
記憶喪失のおばちゃんに真実を話してもらうんだ!!」
って思ったから、どうにでもなれ!
ってあんな警察をボッコボッコにして逃げたんでしょ?
最初はこう思ってたけど、人の優しさに触れられてよかった
とか、なんとか言って語ってほしかった。
うすーーーい言葉になんじゃそりゃ!ってなったかなw
でもそれ抜きにしても評価の良き映画!
社会派とエンタメの狭間で
横顔も見よ
人は多面的に見なければわからない。
正面から見る顔、右から見る横顔、左から見る横顔、色んな角度から、見る人によってその人の見え方は違う。
自分で自分の顔を見るのは正面から。
横顔というのは他人にしか見えない自分の顔だ。
最初のインタビューから後半まで時々出てくる出演者の横顔が印象的だ。
横浜流星の表情がクルクル変わる。見事に別人を演じ分けていて惹き込まれた。
吉岡里帆が演じる女性はジャーナリストで父の痴漢の冤罪を晴らそうとしている娘というベースがあるから、その人の本質を見抜いて信じようと懸命になるところも納得がいき胸が熱くなる。こんな原作にない設定、吉岡里帆すごい役作りだ。
行って!と逃がすシーンは泣ける。
森本慎太郎もダチになってやるよ、という人生詰んでる役が絶妙にハマっていた。資格試験を勉強するまでになる変化も素敵だ。
刑事として上からの命令と己が信じる正義との葛藤のある役を中堅俳優でここまで深みが出せるのは山田孝之ならでは。渋いゾ!
後半の面会の横顔の対比。
横浜流星、首長っ!山田孝之、首短っ!
というのは思ったとて…置いといて。
もうその辺から息をつく暇がなくなってコーヒーを飲むのもすっかり忘れてスクリーンに釘付けだった。
気がついたらポロポロ泣いていた。
テンポも良くて本当によくできた脚本。
ものすごく好きな映画がまたひとつできた。
単調すぎる
物語が予想通りに進みすぎてて、伏線とかが好きな人にはつまらなく感じると思う。
例えば途中の
「僕にはやらなきゃいけないことがあるんです」
というセリフも結局自分の無罪証明をするだけの話で終始意外な展開がなかった。
あと所々違和感を覚えるシーンもあった。
演技力や演出は良かったと思う。
未来を生きる権利
世間の反応も変わってきたっスよ
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