正体のレビュー・感想・評価
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人はいざというときのために、日頃から利き手と逆の手を使うことを心掛けなければならない。
警察という悪に立ち向かう死刑囚の話。
警察を初めマスコミや世論という形で、人間の業を描くテーマ良き作品。
良い点
・演技
悪い点
・ややご都合すぎる展開も
・1名でマスコミの代表者すぎる
・助手の心変わり
その他点
・一周回ってダチのせい
・イケメンは写真を撮られがち
・痴漢のほうは
逃亡劇・七変化・ピュアストーリー
前評判が良い話題の映画だったので鑑賞。
冤罪の死刑囚が繰り広げる逃亡劇を、藤井監督ならではのピュアストーリーに仕上げた映画という印象。
十八歳で逮捕された死刑囚が、どうしてこんな逃亡がてきる屈強な身体や精神力、高度な知能や社会性を持っているのか(天才的なスパイの才能の持主?)というツッコミどころはさておき。序盤こそ主人公の得体のしれない不気味さを感じさせつつも、次第に分かってきたピュアな主人公の人間性を爆発させて、周囲の人達を味方につけて、感動のハッピーエンドを迎える。そんなエンタメ映画となっていました。
個人的に印象に残ったのは、2階ベランダから車の上に飛び降りてから川に飛び込むまでの逃亡シーンの映像の迫力と、最後の判決が下されて終わるラストシーンの爽やかな終わり方かな。
正直言うと、前評判から設定していた個人的な期待値には正直届かなかった(もう少し人間の暗部を描くような筋書きや人物設定を勝手に期待していた)。
とはいえ、心洗われるようなピュアなエンタメ映画に仕上げてあると思うし、見終わった後は気持ちが晴れる。その点で良作と思いました。
タイトルなし(ネタバレ)
Netflixで鑑賞🎥
評価がとても高くて気になってたけど、
少し期待しすぎたかな?
夢中になってみれたけど、
ラストが定番で残念でした🥲
横浜流星の演技が素晴らしかったです👏
冤罪がテーマ
すぐわからないの?
まず犯行現場に居合わすのは仕方ないとして、そこで取る行動が考えられない。冷静にはなれないかもしれないが、普通はまず警察か救急に電話するでしょ。
逃げた最初の工事現場では、長髪ではあるが、なんとなくわかるでしょ。次のライターも同居人がなかなか気付かないのもね。介護でも全くというところが。
ニュースでちょいちょいながれてるシーンもあるし、大きく整形してる感じでもないのに。
逃げてる途中での人助けだったりで、味方が増えているのは人柄が良いというのは理解する。
ただ、そもそも警察が何も調べずに、犯人に仕立ててるのがね。無能の集まりか?って思う。
85点
映画評価:85点
横浜流星作品の中で、
過去一番、彼が輝いてました!
最後の表情なんかは圧巻でした。
鳥肌が立って、彼の演技力の高さに魅了されました。
逃走中の鏑木が、
各地で出会いと別れがあるのですが、
そのどれもが素敵で。
鏑木の魅力と、性格が伝わってくるし
目が離せない展開で面白かったです。
最初から素晴らしい青年でしたが、
様々な事を経験していく中で
鏑木も周りも
どんどん成長していくのですが、
その辺も感動しました。
鏑木の心中に触れる度、
涙がこぼれ、何とも言えない悔しさが込み上げてきました。
非現実的と言われればそれまでですが、
こういうノンフィクション作品でしか
味わえない素晴らしさがあると思います。
横浜流星さん、
本当に素晴らしかったです。
【2025.2.15観賞】
ハードル高すぎた
2024年で評価が高い作品。
日本アカデミー賞にもノミネートされている作品。
侍タイムスリッパーよりもノミネートが多く、物凄く期待して観ました。
残念だったのは予めネタバレを見てしまったので展開が解っている事。
題名が「正体」と言う事で脱獄後に出遭う人に犯人の違う面をそれぞれ見せて総合的に犯人の多面性を見せる映画かな?と思いましたが、犯人は偽名を使って色々な仕事に就きますが、基本的に優しくて真面目で良い人。
確かに横浜流星の演技は上手い。
でも多面性を見せるまでいっていない。
犯人を追う刑事の山田孝之は熱演。
最後に上司の孤独のグルメからの命令にも逆らって冤罪を証明する。
冤罪活動が「殺人犯に見えないから」では活動にならないのでは?殺人犯に見えなくても殺人する人はいると思います。
評価が高かったからハードルが高すぎて、えっこれだけ?って展開。
なんか捻りがないんですよね。
どうしてこんなに評価高いのか解りません。
原作とはだいぶ違いますが、これはこれで面白い
演技力はすごいけど、、
まあまあ…
久々に泣いた(O_O)
信じる
ヒューマンな感動作
著名人が持病を告白したり壮絶介護などの家庭環境の困難を言いだすのは人気が落ちてきたからだ。人気者ならそんなことは言わない。病や波瀾万丈は同情をかせげるので忘れ去られようとしている芸能人または事務所がどこかに取材を依頼し世間との顔をつなぐわけである。是非ではなく戦略としてそれはそういうものだが、この病と不遇という要素は日本映画において最も多用されるパラメータと言っていい。
主人公は病になるかまたは有り得ない奇禍に陥って可哀想な状況に置かれる。両親はおらず児童養護施設育ちで、横暴な上司がいる底辺な職場環境に置いたり、なんか一般的なものを食べさせたのにこんなおいしいもの食べたことがないとか言わせたり、とにかく「人間的幸せを味わったことのない気配」を叙情的音楽に乗せて観衆の憐憫を煽る。これが釣れること釣れること。謂わば人間的幸せを味わったことのない気配のイケメンを見せておけば日本人がどれだけ釣れるか──の回答がこの映画である。
すなわち正体は同情で釣るテンプレのような構造をもった映画と言っていい。構造はあっけにとられるほど単純でやったと思われたけれどやってないイケメンの犯人が逃走する。逃走中に人望や恋情をあつめて、かれがひとごろしなんてありえないというムーブメントをつくり、捕まえる側の内情は誤認だけどまあいいやという警察権力の専横ということにしておく。全体としてこれで大丈夫ですかと思えるほど簡素で拙い構造だがそこは雰囲気で乗り切りたい。
かれは一介の少年だが、警察から逃亡できるほどの武闘派である。しかしマッチョではない。なにげに誰よりもタフなんだが、そういった矛盾点はヴァイオレットエヴァーガーデン的エクスキューズ=美しい・正しい・心が清い・同情心をそそる・けなげである・やむを得なかった、などによってカバーしていく。
という映画だったので愁嘆がやたら多かった。おそらく愁嘆が定評になっている藤井道人監督が演出していて、最初から最後まで泣かしたさがあらわれまくりという印象だった。ただ藤井道人は濃霧っぽい絵にして雰囲気で乗り切る演出スタイルの監督でうまくはない。うまくないのに第一線で撮りまくっている印象がある。
俳優でいろんなところに出まくっているとゴリ押しって言われて忌避されるのに、監督はゴリ押しって言われないのがしゃくにさわる。業界の事情はしらないがそんなにがめないでいろんな監督に回してほしいと思った。
日本映画を見ているといつも回しすぎだと思う。回さないでサッと次のシーンに移ってほしい。日本映画界に望むことはないし衰退し滅んでほしい。ただ映画をつくるならもう技量はいいから「サッと次のシーンに移る」ということだけやってほしい。
サッと次のシーンに移らないからジトッとしたヌメッとした空気ができる。回すのは根性論・精神論によるものだ。なんか情趣か余韻か魂か神演技か、そういう何かがあると思っているから回すわけで、じっさいは何もない。回すと観衆は退屈するか居心地が悪くなるだけだ。映画を見ていればそんなのわかることだから映画を見たことない監督ほど回す気がするが、日本の映画監督はみんな余計に回す。染之助染太郎といっていい。これは笑いをとる意図ではなくたいがいの日本の映画監督が回した方がいいと思っているということを指摘している。
日本映画の趣味はもうどうしようもない。ただし回さないで「サッと次のシーンに移る」だけでもやってくれれば0コンマ2ポイントくらいは品質の底上げができると思う。
どんなやつだよーと思いながら最初見たけど、だんだん主人公の感情や思...
どんなやつだよーと思いながら最初見たけど、だんだん主人公の感情や思いがでてくるところはとても面白く、感動する映画だった
雰囲気が違うとここまで印象が違うのかとか、人はどうゆうことに心動かされるのかとかを感じられる映画だった
原作改変の劣化と盛り上がりの無さ
原作を改変して劣化したよくある実写版
原作者が鏑木の死を申し訳ないと思っているのに原作は敢えてそうしているのは何故なのか?
そのほうが面白いという判断をしたからではないのか?
勝手にレシピを変えたとても薄味のチャーハンという感じでした。
ただ改変がなくてもそもそも盛り上がりも意外性もあまりなかったので改変とかの問題でもなかったかもしれません。
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