「袴田さんの刑事補償が決定した日に」正体 ピッポさんの映画レビュー(感想・評価)
袴田さんの刑事補償が決定した日に
袴田さんに2億円余の刑事補償が決定した日、この映画を鑑賞。
偶然なのだけれど、少々縁を感じる。
冤罪をテーマにした重いはずの映画。
又貫刑事が問う「なぜ逃げた」。
鏑木は「この世界を信じてみたかった」。
その言葉通り、鏑木は出会う人に信用されていく。
愛されていく。
鏑木が信頼を得ていくプロセスは、観るものを暖かな気持ちにさせ、そしてハッピーエンド。
映画として、十分に楽しめる。
ふと、袴田さんはこの映画を観るだろうかと思う。
もし47年間拘留されていた彼が観たとしたら、何を感じるだろうか。
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トミーさんのコメント
2025年3月26日
共感ありがとうございます。
どうしても現実社会での出来事に引きずられてしまいますね。支援者の間では良かったー!風でこの作品は終わってますが、起訴側、世間一般迄描けないのは少し残念です。