劇場公開日 2024年11月29日

正体のレビュー・感想・評価

全604件中、1~20件目を表示

4.5彼の正体を知った時涙が止まらなかった

2024年12月3日
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泣ける

すごく良かった。横浜流星が良すぎた。
顔が綺麗な俳優さんって、その美しさが時にノイズになってしまったり、見た目の印象で何やっても同じ役に見えてしまったりすることが多いんだけども、横浜流星さんは役のたびに印象が変わって見える。
今作でもその役の人物を生きていて、鏑木という人物にしか見えなかった。
流浪の月の、あのクソ男と同一人物とは思えない。笑
横浜さんは役作りがストイックとテレビで聞いたことがあったけど、本当に深くまで掘り下げて演技されてるんだろうな…。

今回周りの俳優さんももれなく良くて、山田孝之さんは目の揺らぎだけで感情を表す演技は流石の一言だったし、吉岡里帆さんも過去一良かった。

話の内容は王道系の逃亡劇といえばそれまでだし、いやそんなんで逃げ切れる?とか、さすがにそれじゃ綺麗な顔は隠せないよ…。とか思ったりもしたけども、テンポがすごく良かったのと、蛇足もなく終わったのが良かった。
最後の畳み掛けのクライマックスは釘付けになったし、鏑木の逃げた理由がすごく刺さって、あのシーンは涙が止まらなかった。

正しいことを正しいと認められる、正義を信じることができる世の中で生きていきたいな。
そういう世界であってほしい。

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AZU

5.0横浜流星渾身の一作誕生!!今年一番のオススメの映画です♪

2024年11月30日
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興奮

知的

染井為人の同名ベストセラー小説を、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督が映画化。主演は2025年のNHK大河ドラマの主役にも抜擢され、今ノリに乗っている俳優横浜流星さん。これは、期待大で映画館へ足を運びましたよ。

イケメンすぎたり、個性が立ちすぎている俳優さんって、役の幅が狭まるというか、どんな役でもこなす演技派で認識されることは少し難しい気がします。どうしても端正すぎるお顔に目がいってしまうのです…。しかし横浜流星さんはこの作品で、そういった壁をひとつ乗り越えた気がしました。「5つの顔を持つ」逃亡犯という難しい役柄を、見事に丁寧に演じきっていたと思います。最初からラストまで、少しも見逃すことができない、渾身の演技に大注目です🧐その他、重要な役を演じていた、刑事役の山田孝之さん、吉岡里帆さん、とてもよかったです。久しぶりにおふざけなしの真面目なおふたりの演技にもう釘付けでした。お笑い封印です🥸SixTONESの森本慎太郎くん、いい味出してました。映画のいいスパイスになっていたと思います。私は原作を読んでいませんが、原作とは違うというラストにも大注目です。希望があります。

究極のところ、
おい!責任者(松重豊)でてこい!!てな話ですが、ネタバレになるので、やめておきます。本作はぜひ劇場でじっくり味わって欲しい、2024年通してイチオシの映画でございます。ここにきて本年度アカデミー賞有力候補が現れました。横浜流星くん、そろそろ主演男優賞とらせてあげたいなぁ、なんて個人的には思っちゃいますがどうなることでしょう。とりあえずもう一回じっくり観に行きます。そして、原作も読んでみたいと思います。

今年★5をつけた作品は、本作品を入れてここまで4本。

「あまろっく」
「ゲゲゲの鬼太郎 真生版」
「キングダム 大将軍の帰還」
「正体」

今年もあとひと月で終わりですね。
いい映画に出会えて幸せです🤭

映画って
ほんとにいいでものですね💕
(水野晴郎風に)
知らんね…😅

さよなら、さよなら、さよなら🎬
(淀川長治風に)
これも、しらんかね…🙄

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ななやお

4.0原作をブラッシュアップした映像化作品の成功例

2024年11月30日
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ニコ

4.5生き直す、逃亡者

2024年11月15日
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 「青の帰り道」の気持ちのすれ違い、「新聞記者」の組織の冷酷さ、「余命十年」のまっすぐなあたたかみ…挙げ出すときりがない。つくづく、藤井監督の魅力の結晶が凝縮された作品だった。
 なりふり構わず脱獄し、居場所や風貌を変え、逃亡を続ける主人公。逃亡ものは、追う者と追われる者の攻防戦となりやすい。ところが本作は、逃亡者をあっさりと視界から追いやる者、得体が知れず恐れる者に加え、「なぜ逃げるのだろう」と立ち止まる者が現れることで、前のめりになりがちな観る者をとどめ、ゆっくりと揺さぶりを掛ける。
 養護施設で育ち、高校生で拘束された彼は、逃亡してはじめて、世の中を知る。建設現場のパートは、さだめしホラー。接触する若者とシンクロし、彼の底知れぬ闇に触れたようで、身が凍る思いをした。一方で彼は、初めてお酒というものを飲み、友達になろうと誘われる稀有な体験もする。
 そこから一変、下請けライターとなった彼は、透明感を増していた。もがきつつ闇から浮上した彼は、「信じる」と言ってくれる存在に出会い、スポンジが水を吸うように、瑞々しい感情を次々におぼえていく。ああ、まるで小さな子どもが成長し、さまざまな体験を経て感情を豊かにしていくようだ、と思い、引き攣りこわばった心が、少し緩んだ。
 さらに雪深い街に流れ着き、介護職に就いた彼は、周りに慕われ、頼られる存在になる。彼に憧れを抱く彼女は、かつて真逆の感情を持っていた。そんな皮肉に打ちのめされるのは、日々のニュースを聞き流し、眺めているだけになりがちな、私たち自身でもあるかもしれない。
 一方、感情を全く出さずに押し殺し、執拗に彼を追う刑事(山田孝之)も強烈だ。主人公や彼に関わる人々が揺れ動く中で、刑事だけはぶれることなく対峙し続ける。本作の軸となっている彼が、ふっと感情をにじませる瞬間が忘れがたい。
 ラスト、彼と最も心を通わせたであろうライターの表情が、大きく映し出される。静寂の中、彼女の表情が少しずつ、そして大きく変化する、そのうねり。いくらでも盛り上げようがあるくだりで、あえての描写はさすが!と、心の中で快哉した。
 熱にうかされたのち、少しずつ日常に戻りながら本作を思い返すたび、近しい人の「正体」、さらには自分自身の「正体」について、ふと考えずにはいられない。

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cma

3.5横浜流星の多彩な魅力

2024年12月29日
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横浜流星が色々なタイプの人物に変装して逃げるという設定を活かして、演技力を発揮している作品で、彼の佇まいが最大に見どころになった作品だ。いきなり、口の中を傷つけるシーンから始まり痛々しいのだが、作品全体の読後感は痛々しさより、人の優しさが沁みるみたいな感じになる。この辺りは藤井道人監督の持ち味という感じだろうか。
横浜流星演じる主人公は、本当に人を殺したのか? 彼の正体はなんなのか?という点をミステリーとして引っぱる構成ではあるのだが、彼と接する人々がみんな割といい人なので、ミステリーやサスペンス要素はそれほど強くない。むしろ、ヒューマンドラマ的な要素の方が強い。結構、すぐにみんな主人公のことを信頼してくれるのだ。
それは、少し甘いのでは、と思わなくもないのだけど、良くも悪くも藤井監督の持ち味はそこにこそあるとは思う。人を信じるのが難しい時代なので、映画の中でくらいその甘さが成立してもいいかなという気分にはなる。

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杉本穂高

4.5日本アカデミー賞最有力候補作級の横浜流星の演技が光る、地頭が良い死刑囚の決死の逃亡劇。

2024年11月30日
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凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた主人公が、決死の逃走をするところから始まる映画。
転々と場所を変え潜伏する主人公は、その都度「別人」になりすます。それらの行動は一見すると❝その場しのぎ❞ですが、見えてくるのは主人公の自頭の良さ。それにつれ、主人公の行動における必然性のようなものも見え隠れしてきます。
そして、それぞれの現場で出会った人たちとのやり取りにおいて主人公の人となりも見えてきます。
“5つの顔”を演じ分ける主人公を横浜流星が演じていますが、見事に演じ分けていると思います。強いて言えば、変装のバリエーションにも限界はあって、特にマスコミの現場における潜伏時は、周りの人間が当該「事件」を探っているので「これは瞬時に見破られるのでは?」という疑問はありました。
ただ、これは「人による」というのが正解なのでしょう。実際に「瞬時に見破る人間」も描かれているので、リアリティーは担保されていると言えそうです。
逃亡者をメインに描きながらも、山田孝之が扮する担当刑事も重要な存在になっています。本作で特筆すべきは、バディを組んでいる部下とのやり取りが物語の構成上、非常に上手く機能している点です。
部下の素朴な疑問を通して状況を整理したり、物語のカギを握る担当刑事の葛藤を、部下の行動との対比によって見事に描き切っているのです。
全体の構成は、4つの潜伏先でのシーンは均等ではなく、大胆に物語の重要度で分けているのは観客への配慮として望ましいです。
また説明のあるシーンと自分自身で読み解くシーンが分かれているので、繰り返し見ることで、より深く全容を読み解けるようにもなっています。
演者と制作陣の力強い熱量が感じられ、日本アカデミー賞の行方と共に注目しておきたい作品です。

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細野真宏

1.5べらぼうな脚本と演出

2025年1月20日
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単純

どう考えても凶悪殺人犯に見えない人がやっぱり凶悪殺人犯じゃなかったという話。それも予告の段階からわかりきってるわけで、はたしてこの作品はどこにおもしろみがあるのだろうか?

袴田事件を例とする冤罪がテーマというには話が杜撰すぎて警察・検察批判にもならないし、横浜流星がやりたいことがあると言っていたのも実は自身の冤罪を晴らす証言を得ることだったわけで意外性もなにもない。それどころか終盤のムショでの面会で、「もう一度世界を信じてみたかった」などとぼんやりしたことを述べたり、逃亡中に知り合った舞ちゃんが「これからは逃げないで生きる」とか突然言い出すに至っては、なんで感動シーンぽくなってるのか理解不能…。

展開のみならず演出も毎度の藤井道人監督らしい雑な印象。吉岡里帆の部屋で何度も悪夢にうなされるとか、そんなん今どきやるか? 駿河太郎や他のチンピラが無駄に和也を殴ったり事件現場がものすごい血の海だったりの過剰なバイオレンスもうんざり。横浜流星もオンかオフかの演技になっちゃっててツラい。一口食っては次の串に手を出す焼き鳥の食い方も気になったし…(爆)。

ツッコミたくなる部分が無数にある割に本作の点数は高いけど、結局さまざまなご都合主義やステレオタイプ、表現不足や不自然さは、横浜流星のファンムービーなので目をつぶるということなのか? また、本作が国内有名映画賞を受賞したり候補になっていたりとか、藤井監督は日本の映画界で大事にされる何かがあるんだろうか? 唯一よかった山田杏奈のブスかわいさに☆をプラス…。

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ジョンスペ

3.5横浜が魅せる。

2025年1月19日
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原作未読。横浜、山田、吉岡、、出演者全員よい。
吉岡さんは本当にどんな役にもスルッと溶け込む人だ。横浜くんも役を嫌わずどんどん吸収する感じが凄い。撮影も音楽も演出も良い。

終わり方だけこれがベストだったのかなぁと気になった。少し冤罪が社会問題になっているしこの終わり方は優等生すぎるかも、、、と思う。

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masayasama

5.0わけわからんぐらい良かった

2025年1月19日
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泣ける

俺の大好きな映画の一つになったこの作品。
監督の藤井道人の作品は余命10年しか見たこと無かったが、正体を見て大好きな監督になったわ。
彼氏彼女と見てもよし、家族と見てもよし。
見ればなんでもよし。
てか見ろ!!!!
個人的にはこんなにいい邦画滅多にない!

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ちゃんごら

3.0ベタな物語であるけれども

2025年1月18日
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単純

主人公はいい人にめぐりあい、助けられて、悪役はわかりやすく悪役。そしてハッピーエンド。
ベタな物語であるけれども、大きいヒットを狙うならベタでなくてはならないと、以前から思っている。

警視庁の捜査一課長が部下と二人で執務していたり、記者会見でいきなり打ち合わせにないことを言いだしたり。
役所ではありえないけれども、リアリティよりも気分重視ですね。

あと、血みどろの殺人現場を繰り返し映す必要はないと思う。

吉岡里帆がよかった。

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惑星

5.0お願い!と祈る気持ちで観た

2025年1月18日
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印象的だったのは、鏑木のずっと綺麗な目で、逃亡犯として変装しながらも、純朴な高校生の瞳は変わらないままのように、怒り、怯え、希望、失望、喜び‥そんな表情が綺麗な目に映って、諦めない必死な気持ちが伝わってきました
予告の情報くらいで観ているので、最後の最後まで、どうなるの?と祈るような気持ちで観ました
横浜流星くんが良かった!吉岡里帆ちゃんが良かった!森本くんがすごく良かった!
2時間があっという間でした

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mimka

4.5君には未来を生きる権利がある

2025年1月17日
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Mr.C.B.2

2.5ひきこまれた、でもひとつ疑問

2025年1月16日
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summer

4.0真実

2025年1月15日
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興奮

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アプソ

3.5重すぎず軽すぎず暗くなく光も兆す

2025年1月14日
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興奮

山田孝之さんがこの作品に深みを出していて、吉岡りほさんが旨味をつけている。この作品にこの二人は絶対欠かせない。

冤罪をテーマとした作品ではあっても、エンタメ性を入れ、適度な重さで適度な希望の光だったところが良いと思った。
ただ、ストーリー展開が予想通りだった。

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saiko *

3.52つの冤罪と接点のある人たちの物語。

2025年1月13日
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一家惨殺で生き残ったものの、パニック障害で証言もままならないので死刑囚になった青年。

信じたいけど、法律と警察の前では無力。それで諦めるのか、何か糸口でも探してみるのか。信じることの力強さが死刑囚からの生還につながったのだろう。

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キッスィ

4.5横浜流星×森本慎太郎のタッグをまた観たい

2025年1月13日
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ライコ

3.5社会派とエンタメの狭間で

2025年1月13日
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楽しい

興奮

難しい

公開後すぐに観たのにレビュー忘れてました……。
主演の横浜流星さんはじめ、俳優陣の演技はみな素晴らしいし、ストーリーも社会的メッセージを込めた骨太なもの。良作としか言いようがないのですが、なぜか違和感のようなものが残りました。
おそらくは、主人公の変装ぶりや、事件解決のプロセスがうまく整いすぎて、都合の良い話になってしまっていることが、リアリティを破壊する一歩手前だからなのかと。
社会派の重たい中心軸と、エンタメとしての魅力であるハラハラする展開の間のギャップが、作品全体の立ち位置を微妙にしたのかもしれません。
メッセージに共感しすぎず、エンタメと割り切った方がかえって楽しめると思います。

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ぱおう

5.0横顔も見よ

2025年1月12日
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人は多面的に見なければわからない。
正面から見る顔、右から見る横顔、左から見る横顔、色んな角度から、見る人によってその人の見え方は違う。
自分で自分の顔を見るのは正面から。
横顔というのは他人にしか見えない自分の顔だ。
最初のインタビューから後半まで時々出てくる出演者の横顔が印象的だ。

横浜流星の表情がクルクル変わる。見事に別人を演じ分けていて惹き込まれた。
吉岡里帆が演じる女性はジャーナリストで父の痴漢の冤罪を晴らそうとしている娘というベースがあるから、その人の本質を見抜いて信じようと懸命になるところも納得がいき胸が熱くなる。こんな原作にない設定、吉岡里帆すごい役作りだ。
行って!と逃がすシーンは泣ける。
森本慎太郎もダチになってやるよ、という人生詰んでる役が絶妙にハマっていた。資格試験を勉強するまでになる変化も素敵だ。
刑事として上からの命令と己が信じる正義との葛藤のある役を中堅俳優でここまで深みが出せるのは山田孝之ならでは。渋いゾ!

後半の面会の横顔の対比。
横浜流星、首長っ!山田孝之、首短っ!
というのは思ったとて…置いといて。
もうその辺から息をつく暇がなくなってコーヒーを飲むのもすっかり忘れてスクリーンに釘付けだった。
気がついたらポロポロ泣いていた。

テンポも良くて本当によくできた脚本。
ものすごく好きな映画がまたひとつできた。

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momo

単調すぎる

2025年1月11日
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hii/ilii