あのコはだぁれ?のレビュー・感想・評価
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目的に対して前向きなサイコパスの残留スタンド?
いつも通りに事前に情報など確認せずに、とりあえず映画館でやっていたので観ました。
あまり深く考えずに細かい点を気にしないような人には適度なホラードラマかな?という印象でした。
私が気になった点を挙げると
①生徒の瞳さんと、さなさんの容貌デザインが似通り過ぎていて、何か作品的に意図があるのかな?とおもって観ていたけど何も無かった。つまりキャラ被りしていて紛らわしい。
②各キャラクターの幻視・幻影が、その場その場で作中というより作品の都合で見せられているような印象を受けました。
これは、作中の登場人物(つまり、さなさん)の都合で各キャラに見せているというよりかは、監督の都合で観客に「ちょっとココでこれ見せとくわ」みたいな印象にしかならずに、作中世界としての必然や流れとしては受け止めるのが難しく思いました。
さなさんがなんらかの意図や目的によって、各キャラに対してそれぞれの幻影を見せているように納得ができるのなら良いのですが、そういう風には全く見えない。作品として観客を怖がらせたり盛上げたりするためにその場その場で都合の良い怖がらせたり疑問を持たせるような映像を差し挟んでいるように見えました。
そして、単に各キャラクターが幻影を見ているだけならまだしも、物理的に時空間を操作しているような節も見られて、なんなんだこれは?という印象になってしまいました。
最後に主人公以外は実はみんな助かってましたよ~ってシーンとかですね。
③校長が元生徒の探偵を頼りに行って、飲み屋で主人公が腕を掴まれて「追うと飲まれるぞ!」と言われたのが、最初は主人公たちが探偵に飲まれるのか?と受け止めてしまいましたが、あれはさな時空に飲まれるぞ!という意味合いだった・・・のですよね?だとすると、あの男の人なんだったの?てなりますけど。
④弟さんが名前を変えて両親の元から手放された理由がよくわからなかった。母親が精神を病んだとしても、父親の人が「あれじゃ育てられないだろう」とか言って説明してましたが、それってわざわざ名前を変えてまで手放す理由になります? 普通ならないと思うんですけど・・・ そのあたりの設定や説明の付け方が雑な印象を受けました。
作中でも語られていましたけど、
結局さなのターゲットは誰でもいいとは言いつつも、でも実際狙いまくってるよね?というのがなんだか解釈に困りました。オワリノウタを集める事に前向きなサイコパス、死後も残留して自動駆動し続ける(ジョジョ世界でいう)スタンド、みたいな感じなのかなー?どうなんでしょうか
私の場合は上記の通りちょっと気に掛かる点は多かったですけど、
楽しめる方には楽しめる作品なのではないかな?と思いました。
『ミンナノウタ』の続編
『ミンナノウタ』観てないとちょっと内容理解は難しそう。
というか、予告の感じとずいぶん違う気がする…
あの子はだぁれ?みたいなシーンあった?普通にみんな存在を受け入れてるように見えた。
あと、とうちゃんとかあちゃん生きてたことに1番驚いた。
思ってたより
割と面白かった。
ただ他の人も言うように主役の演技が最初すこし気になりました(笑)
慣れたからか途中からは気にならなくなった…?ような気がします。
布団の中に潜り込まれてるのは普通に怖い(笑)
お父さんとお母さんは不憫でしたね。
まぁただ、「二階に上がってこなくて良いから下で引っ張って〜」みたいなことを言われて素直に従うの??とは思ったけど。
最後、婚約者が生徒さんに「いつも有難うね」って話をしていて、『いつも有難う??なにが??』と思っていたら…
怖いものじゃなくて怖そうなものを手当たり次第に詰め込んだら収拾つかなくなったので、誤魔化す事にした。
ちょっと意味が分からない。
俺が歳を取ったので想像力が欠如してるのかもしれないけれど、どうにも「執着」が見えてこない。
…いわゆる一貫性と言うやつだろうか。
エンドロールのオマケ映像を見るに、弟を取られたくなかったのかなと思わなくもないのだけれど、じゃあ冒頭に飛び降りた女の子は何故に?
誰でもいいなら30年も息を潜めてたのは、どう言う理由があっての事なのだろう?
自分を認知し憑依できそうなヒロインに出会えたって事なのだろうか?
彼女が現世との扉だとしても、またピアノの前に戻った理屈も分からない。夏休み限定っていうか、セミの成虫みたいに期限が決められてんのかな?
おい、ちょっと説明してくれよ。
どおにも腑に落ちない事が多すぎて、自動販売機の下以外の登場シーンに必然性が見出せず、突拍子もないものだから驚く事はあるけれど怖くはなかったような…。
物語の構成が独善的だわ、台詞は安っぽいは、芝居はクソみたいだわ…なんか進歩も進化もない感じ。
どころか、都合良すぎるカットが多すぎないか?
たぶん、新たな切り口が見つからないのだろうとは思うのだけど…あんな編集してて飽きないのかな?
もう怖がらせるアレコレが白々しくて、おざなりすぎて、頭の中には「???」しか残らない。
松岡氏とサナのお母さんなんか全く接点ないじゃん?なんで襲われたのだ?
ヒロインの手を振り解く男の子とか。あれ?居ないって芝居してたよね?もうほとんどのキャストが突如、姿を消すのだけれど!!コメディか!
で、オマケ映像では、その場に寝っ転がってるとか。
え?コント?
俺たちはコントを見せられてたの?
主人公は結局死んでるのだけれど、だとしたら母親がヒロインからサナを引っぺがすくたりは何?
…もはやドラマとして破綻してるように思えるし、バラエティのような構成にも思える。
そのカットだけ怖がってくれればいい。的な。
渋谷さんがサナん家に行って、お菓子を一口だけ食べて帰ろうとするんだけどさ…社会人としてのマナーがなってないだろ?w
しかも箱から直接取ってたよね?て事は、お前、いただいたものを一口だけ食べて、テーブルに直置きして帰るつもりだったのか?
失礼を通り越して無礼だろうが!w
その後の流れで食べずにはおれないのだけれど、演出上の都合でしかないよね?
しっかり皿の上に乗っかってるしさー。
寝たきりのお婆さんの具合をしつこく観察するとかさぁ、主人公の人格は無視かよっ!w
演者は言えなかったんだろうねえ…「コレ、おかしくないですか?」
交通事故ではねられた人を寄ってたかって起こそうとするか?しねぇだろ?そういうところが独善的だと思えてしまう。
もうこのジャンルは地に落ちたな。
他の方のレビューを読むと学生には受けがいいみたいなので、そういうニーズなのだろうなぁ。
ヒロインは「違国日記」の子だったんだね。どうりでどっかで観た事あるなぁって思ってた。
想像以上に怖かったです。(ホラー🔰)
あまりホラーは見ないのですが、
想像以上に怖かったです。
他のレビューを見ると前作があるようですが、
あまり気になりませんでした。
幽霊が恨みでなく、夢を実現する為に襲って来るという
あまり聞かない設定に斬新さを感じました。
さなちゃんは貞子のようにどんどんと進化していくのかと期待してます。
最後に、この作品の校長先生が巻き込まれまくりで、
本当に可哀想でした。
支離滅裂
本当はちょうど公開日のやつの字幕版、
無理なら公開したばかりのやつの字幕版を観たかった。
だが、最近の字幕版の本数減少によって両方とも都合の悪い時間帯で、
またしても消去法で観賞することになったのがこれ。
なので、期待値は全く高くなかったのにそれを大幅に下回った。
まず最初の事故処理で大いにしらけた。
こんなひどい対処法はあり得ないし、芝居がボー。
さらに既視感だらけと思っていたらミンナのウタのスピンオフ?続編?
いくらホラーでも一定の合理性とストーリーは必要だと思うのだが、
全く場当たり的で違和感だらけ刺激的な映像を並べて驚かせるだけ。
その非合理性を並べるのも面倒なレベル。
辛かった。何度も時計を見てしまった。
私以外の観客は夏休みが始まった?女子高生数人。
大人、少なくともじじいが観るべき映画ではなかった。
ラストのシックスセンス的な終わり方に+☆1つが精一杯。
見覚えのない少女は、自分の世界に取り込もうとする。
渋谷凪咲さん、大好きです。
彼女が主演のホラー映画だっていうことで、映画館へ足を運んで鑑賞したようなもんです。
最近の清水監督の作品は、評判が芳しくないので「ミンナのうた」は見なかったのですが、この作品、続きだったんですね。
まぁ、この作品だけでも、自分は結構、楽しませてもらいました。
ビクッと驚かせる感じではなく、ゾゾゾッと鳥肌が立つようなジワリジワリと来るタイプのホラーではないでしょうか。
渋谷凪咲さんも、頑張ってはくれましたが、彼女には合わなかっかな。もっとオチャラケてた方が、彼女にはあってるんじゃないかな。キャーキャー騒いではくれましたが。
【ネタバレ】
ホラー映画はやっぱり最後がハッキリしませんね。
そのボカシが、恐怖を煽るんでしょうが、結局、渋谷凪咲さんだけが取り込まれちゃたってとこでしょうか。
エンドロールで、みんなが元通りになってましたもんね。
恋人がサンタクロース🎶でなくて、女の子がコレクター♪
とっても久しぶりに見た学校ホラー。夏休みに補習する先生も受ける生徒も大変。先生も生徒もお休みにして勉強が苦手な生徒は落第してもう1年やるようにすればいいのに。ヤングケアラー、家庭を顧みず自分の母親の面倒を丸投げの夫、学校の中の陰湿イジメとか昔からあることだね。
コレクターは男の子、男性が多い気がする。だから女の子がコレクター、それも声、ここまでは抽象的、比喩的に理解できるけど、ホンマの声、それも最期の断末魔の声か~!と途中から面白くなってきた。空間&時間軸の行き来。更に現在進行中の録音や台詞の繰り返し、怖かった。あとは追っかけてくるとか顔や顔色がビョーンと急に変わるとか。でも一番怖かったのは後ろからでも前からでも女子生徒の髪型と制服が同じせいで皆、同じように見えること。でもさなちゃんと一緒にいた女の子(こいつは怪しい!)は意図的に似せたんだろうけれど、透明感あってとても可愛かった。歌を作りたい、が自分の夢なのになぜ「最期の声」?理由は考えても無駄なんだろう、ホラーの世界では。
トイレットペーパー引きずりながら登場のマキタスポーツ見てちょっと安心。エンディングの歌、よかったです
どうせ、つまらないんだろうなぁと思いながら
鑑賞したが、その予感は外れてなくて「 呪怨 」 で楽しませてくれた清水監督だが、演出の手腕はすっかり劣化してしまい自分の演出をバイ、マイセルフ、マイセルフ。
過去作品の呪縛に囚われて、いつまでたっても過去にウケた持ちネタを繰り返すお笑い芸人のようで哀れ。
冒頭で車に轢かれる男のシーン、飛び降り自殺のシーン2回以外は、まぁ、退屈で退屈で。
UFOキャッチャーゲームの中に閉じ込めらる女子高生のシーンなんか、アイキャンストップ・イン・ロンリネス、どうしてなの、失笑が止まらない。
これだけ演出力が劣化してんだから、せめて脚本家は「 リングの高橋洋」とかにお願いしたらまだマシになっただろうに退屈極まりない「 ミンナのウタ」 の脚本家が続投したのがそもそもの間違い。
劇場にはやたら女子高生が多かったが、出演している役者のファンだったのかな?面白かったですか?この映画。「 映画・逃走中 」 が名作に思えるくらいつまらなかったですけど?
ハミングが聞こえたなら
あのコはだぁれ?
日本ホラー量産監督
#清水崇 監督の最新作
中学の夏休み、補習教室の臨時教師として赴任したほのかと生徒たちは見覚えの無い女子生徒と時間を過ごすが
その生徒は“高谷さな”。彼女の夢は
自分の歌をみんなに届けて、みんなを私の世界に惹き込むこと。
「 ミンナノウタ 」のユニバース作品。
続投のキャストも多数。
さなのメロディーが次々と恐怖へと惹き落とされる。
ドキドキする展開に目が離せない
み〜つけた!の絶叫で極寒の世界へ!?
最後にはヒロインが救われて、ハッピーエンドになる予感がしてましたが、見事に裏切られました。劇中で死んでいった人間が、最後には生き返ってくるのにヒロインだけは・・・。ホラー映画の王道ストーリーなのでしょうか。年齢を重ねると、幽霊より生きている人間の方が怖いと知っているのですが(笑)、やっぱり怖い場面が記憶に残りそうです。幽霊の女子は死体が落下して、骨が砕け血が噴出するような音、また死ぬ時の音をテープレコーダーに録音することが好きな変質者です。そしてそのテープレコーダーに名指しで死ぬ日を予告されると、その該当者は死んでしまうという恐ろしいものでした。幽霊が貞子のように這いつくばって出てくるシーンにはちょっぴり笑ってしまいましたが、それ以外は寒気が?(笑)それにしても浮遊霊が30年も成仏しないで彷徨っているという設定を観ていると、その長さに執念の強さを感じてしまいます。しかも30年前の女子生徒が母親になり、その子供が高校生になって、親子の呪いとして出てきますから、幽霊もくたびれるのでは(笑)と思ってしまいます。いずれにしても、真夏の暑さを吹っ飛ばすホラー映画、ぜひ観て涼んでください。
追記 子供達の夏休み突入で、小学生・中学生などがたくさん劇場に来ていましたが、映画が終わって出ようとすると、その子供たちがなんと拍手をして映画を讃えました。その姿にホロリです。ホラー映画も素敵なジャンルなのですね。
さなティックユニバースなので、『ミンナのウタ』は観ておいた方が良いと思う
2024.7.23 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(107分、G)
いないはずの生徒に翻弄される女教師と生徒を描いたホラー映画
監督は清水崇
脚本は角田ルミ&清水崇
物語の舞台は、地方のとある中学校
補習を任されることになった臨時教師のほのか(渋谷凪咲)は、6人の生徒を受け持つことになった
だが、補習が始まって間もない頃、ほのかは向かい側の校舎の隅に人が倒れているのを見つけてしまう
慌てて駆け寄るものの、そこには誰もおらず、代わりに補習を受けていた生徒・小日向まり(今森茉那)が屋上から叫んでいた
そして、いきなり投身自殺を図って死んでしまう
何が起こったかわからずに呆然としていたほのかだったが、校長の川松(今井あずさ、若年期:堀桃子)から、かつて32年前にも同じ場所から落下事故があったと聞かされる
犠牲者は糸井茂美(南山莉來)で、現場には補習生徒の三浦瞳(早瀬憩)の母・唯(大原正子、中学時代:田口音羽)と、前川タケル(山時聡真)の母・妙子(伊藤麻実子、中学時代:シダヒナノ)、そして高谷さな(穂紫朋子)の3人だった
物語は、32年前の落下事故の因果が巡るもので、事故はさなが茂美を落としたものだった
助けようとしたが助けられなかったと唯と妙子は思っていたが、実際にはさなが手を振り解いて落としていた
そして彼女は、魂の声として「死ぬ間際の声」をカセットテープに録音して集めていたことがわかる
川松は教え子の権田(マキタスポーツ)の元を訪ね、カセットテープの正体を尋ねる
権田は関わりを持ちたくないと言うものの、そのテープには、まりの死の瞬間の音が録音されていた
さらに、赴任直前に事故に遭ったほのかの恋人・悠馬(染谷将太)の事故時の音声も残っていて、不穏な関係性が仄めかされるのである
映画は、『ミンナのウタ』の続編のような作品で、前作にて両親に自分を殺させたさなが32年後に悪霊として学校に残っている様子が描かれていく
前作を観ていないとわからないと言うことはないが、観ていたら「あったね、こんなシーン」という感じのサプライズになっている
そして、さなの弟が悠馬(白鳥廉)であり、彼が施設に送られたのは、さなによる所業が原因だったと明かされる
この地続きが解明される流れになっていて、それを楽しむためには前作の鑑賞は必須だろうか
本作を鑑賞後に観ても問題ないと思われるが、前作は主演がアイドルだからか、さなが随分と大人しく思えてしまうかもしれません
いずれにせよ、最近流行りの怖くないジャパンホラーで、使い古されたネタをさらにこねくり回している印象がある
絵作りの不気味さとか、イヤミスっぽいラストは良いと思うが、さながとんとんして殺したように見える赤ん坊(弟)が普通に生まれていたのは辻褄を合わせないとダメだろうと思う
おそらくは、さなの死後、尊属殺人で捕まった母が出産をして、それを育てられないと判断されて施設に送られたのだと思うが、そのあたりの解説がイマイチだったかなあと思った
誰
去年の「ミンナのウタ」に引き続いての録音ホラーシリーズ(勝手に位置付け)ですが、「ミンナのウタ」の違う世界線を辿っている作品で、わりかし被っている場面が多く、前作ではゾクゾクっとさせられたところも既視感満載なのでお笑いに繋がっていて、純粋なホラーとしてはちと弱くなってしまっていたかなと思いました。
前作では被害がGENERATIONSメンバーに分担されていたのですが、今作ではヒロイン1人に集中的に、先生や生徒に分担されているので、1人分の恐怖がしっかりと伝わってきました。
今作のヒロイン・ほのかが彼氏と会える〜ってなったら車にバチコーン轢かれて、そこから色々な流れもあって臨時教諭として雇われた学校には色んな不思議があって…みたいな感じで全く同じ学校じゃないですかやだ〜ってマダムみたいな感想がぱっと出てきました。
謎の少女・さなと一緒に補修を受けて、ちょっと煽ったら天井から突き落とされるし、一緒に歌を歌っていたら洗脳の如く脳内再生されまくるし、とにかくさなが今作でも無敵でやりたい放題でした。
さなが相変わらずど畜生でどえらい性癖持ちで理不尽なのは相変わらずで、今作ではジェネの面々を残虐に襲わなくていいという制限解除によりしっかりとキル数&ホラー描写マシマシで良かったです。
騒がしいであろうゲームセンターを舞台にしたホラー演出は最高に不気味でしたし、UFOキャッチャー内でのドールのようなさながガクガクしながら最後の音を聞こうとする様子は若干やりすぎで怖いを通り越して面白いですし、プリクラへと一家が全員集合していく流れなんかコントみたいでもうしっかりお笑いしていました。
お母さんが続投していた時点で、この人絶対また走ってくるなと思っていたら、案の定声をノイズかけて走ってきましたし、旦那との会話のループももちろんありありで、気が狂う様子もふんだんに盛り込まれていて、本当になぜか分からないんですが今作ではワープもできるようになっていて、これまた強烈なホラーアイコンだわだってなりました。
旦那さんはそう考えるとそこまでインパクトが強くないなと今作でも感じましたが、お母さんの引き立て役としてはバッチリなのでバランスは取れていました。
お婆ちゃんのホラー描写がなぜか村シリーズの頃の奇想天外なものになっていて、おっと悪ふざけ心が戻ってきちゃったかな?とマズいようななぜか嬉しいような…。
終わり方もやっぱその方向に行っちゃうよねと納得できる終わり方でしたし、1本の作品として綺麗にまとまっているホラーは珍しいのでそこは評価したいなと思いました。
序盤のなんて事ないセリフがそのまま伏線となって繋がってゾワっとさせるオチ、こういうのを待っていたよーってなりました。
どうしても同じことの繰り返しが今作では多く新鮮味も薄れてしまったので、退屈な場面が結構あったのは残念でしたが、村と島シリーズから解放されて清水監督も伸び伸びとやれているので、この調子で新たなJホラーを開拓して行ってほしいです。
ただ続編は絶対にダレるんで新作でお願いしたいです。
あとがきですが、夏休みシーズン×ホラーという時期なのである程度覚悟はして観に行きましたがやっぱり劇場内がうるさい…。
入場する時にガキンチョが走って入って行ったのを見てうわぁってなりましたし、もう本編始まるぞっていうのに全然大声で会話していてスタッフさんに注意喚起されても辞めないし、いちいち反応を声に出さんでもいいのに声に出したがるしで、今年映画館で観た作品の中で鑑賞環境は一番最悪でした。
あのガキどもの最後の音も録音してやろうかオォン?
鑑賞日 7/22
鑑賞時間 11:40〜13:40
座席 C-16
思い付いたモノを、とにかく盛り込んだような作品
ラストで「ゾンゲリア」みたいなオチにするのならば、その前の屋上での助かったみたいなシーンは必要ないのでは?
時系列を崩すのは構わないが、シーンの繋がりをデタラメにするのは勘弁してほしい。
サブタイ「◯◯◯◯◯◯2」って書けよな!
なぜ、サブタイを付けないのでしょうか?
私も騙された。見始めて気づく。予告編くらいですと続いて作られたストーリーと分からない。「みんなのウタ」やん。それなら「あの事件よ、ふたたび!みんなのウタ2」なんて書いておけば良いのに。続編なら続編とうたえバンバン逆に来なくなるから隠したのかなと疑う。
前作観ているので、高谷サナは知ってる。あの家族嫌や。二度と観たくないというメンツが全て揃った。当時の中学生が親になってなんて怖い設定も前作観ていないと怖さ減。
マキタスポーツがテープの新録聞いても前作観ているといないで怖さ違うので、もったいないです。
2作品同時公開の方がいいんじゃないと思う。「みんなのウタ」を観たら15分後に同じ劇場で「あのコはだぁれ?」が観れる。それなら「みんなのウタ」をもう1回最初から観て、「あのコはだぁれ?」を観るけどなぁ。
リアリティに乏しいホラー
お疲れ様です。
無料鑑賞券で観てきました。
ストーリー構成は良かった。
何故何故が増えるだけ伏線回収できないままエンドロールという展開が多かった清水氏の作品。
そのために迷作が続いていたが、前作のミンナのウタでさなという伽椰子に代わる新たなホラーヒロインを生み出すことに成功。
今回はさなの何故何故に迫る内容。
ストーリーは良いけどやはりリアリティが、特に茂美ちゃんを助けるシーン、助けられなかったことを悔いるシーンの同級生のその後がうーん。
中学生の子を持つ母親となるも懺悔のざの字も見えてこなかった。悪怯れる、悔やむ等感情がわからない。
幸せに暮らしてはいるが心の奥底で隠しきれない秘密があるってのがないから、ホラーじゃなくなってる。演出が宜しくない印象、芝居感丸出し。
怖さはゼロで終了でした。
サスペンスのほんのりホラー風味。
最近のJホラーはリアリティがない気がする。
洋モノならば、憑依したのかそれとも精神病なのか見分けつかないぐらいに見た目も精神的にもやつれ、態度も話す内容も落ち着きがなく、支離滅裂になるのがリアル。
現実にありそうがなく何処かトラブルを抱えても美化意識が強いのか演者を綺麗に見せようとする傾向を感じてしまうんだよなあ〜。
オファーを引き受け出演するからには綺麗に映してくれという事務所側の意図だろうか?
まさかの同じ話で残念。清水監督自ら作る必要なし。エンドロールはどういう意味?
まさか「ミンナノウタ」と同じ話だったとは残念。
同じ動作の繰り返しは、怖い。
(成仏してない霊は自分が死んだことがわからずに、生前の生活を繰り返すという…)
清水監督自ら作る必要なし。
誰か若手で十分。
そもそも、掃除機のケーブルを、女子高生が吊り下がって窒息死するほど、ドアの蝶番が外れるほど、全力で両親が引っ張り続けるわけない。途中で不審に思って止めるでしょ。
「いつもありがとう。」という染谷将太のセリフに「?」と思ったら…という、渋谷凪咲のオチは良かったですが、続くエンドロールで、続々とみんな助かってたのはどういう意味でしょうか???必要???
お分かりになるレビュアーの方、ぜひ教えてください。
清水監督も、そろそろ「低予算省エネホラー」はやめた方がいい。
ホラーは、低予算でもそこそこ儲かる、新人俳優の練習にちょうどいいからといって、本気を出さないと、Jホラーの将来は真っ暗です。
早く、日本にもジェームズ・ワンやM/ナイト・シャマランは登場してくれないだろうか。
トイレットペーパーは大事に
事前情報ゼロで鑑賞。
あの家の既視感でもしかしたらと思いつつ、マキタスポーツさんの登場で「ミンナノウタ」の続編という事を悟った。
助走は一切なく無く最初からトップギアで突っ走り最後まで満遍なくイベントを散りばめ飽きさせない演出はさすがジャパニーズホラーの第一人者清水崇監督。
主演の渋谷凪咲さんは初めましての女優さんだがアイドルの方だそう。
ストーリーとは似つかわしくない中々しっかりとした体躯。
お顔もお声も可愛いが演技はもう少しといたっところか。
長い間貞子が担ってたポジションをいよいよ脅かしそうな「高谷さな」は業界の期待の星?
セットで登場するご両親は生きてるのか亡くなっているのかわからなかったが、そこは自分で考えろ?
繰り返し同じことを言うのってあんなに不気味な感じになるんだと思ったが、やはりご両親役のお二人あってこそ。
マキタスポーツさん演じる探偵が言ってたが、恨みや理由が一切ないところが今後の活躍を予見させる。
エンドロールを観ていると結果として生存者は多かったようだが、先生が守ったと言うことかな。
カセットテープレコーダーはちゃんと破壊してください。
録音は進行形…。
夏休みの臨時教師で補習クラスの担当になった君島ほのかの話。
臨時教師に付く前に彼氏悠馬と待ち合わせのほのか、目の前で車に跳ねられ意識不明の悠馬、その場に居合わせ助けてくれた1人の中学生(三浦瞳)と補習クラスで再会、「1992年6月23日に学校屋上から転落死した糸井重美」の死と、「音を聞かせて」と助けた様で手を離したあのコを絡め、補習クラスの女子1人が屋上から飛び降りるから始まる。
音=飛び降りた時の音、死ぬ間際の声など…
とりあえずタイトルでは分からなかったけど去年公開された「ミンナのウタ」の続編と思った方がいい!ってか話がほとんど被ってた。
ただこの流れだとあの人出るかな何て期待したら出た~サナの母役妊婦姿で(笑)
もうこの人が出た時点でパターンは読めてます!会話のリピート、突然走り出す(笑)
とりあえずそのシーンを観た時は怖さより面白さが勝っちゃって笑っちゃいました、てかネタ化してますよね。
少し前に公開された「違国日記」にも出て本作では三浦瞳役で出てた早瀬憩さん透明感あって凄く綺麗、これからも更に活躍するんでしょうね。超期待!笑えて怖くて面白かった。また続編ありそうだな~
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