「み〜つけた!の絶叫で極寒の世界へ!?」あのコはだぁれ? 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
み〜つけた!の絶叫で極寒の世界へ!?
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最後にはヒロインが救われて、ハッピーエンドになる予感がしてましたが、見事に裏切られました。劇中で死んでいった人間が、最後には生き返ってくるのにヒロインだけは・・・。ホラー映画の王道ストーリーなのでしょうか。年齢を重ねると、幽霊より生きている人間の方が怖いと知っているのですが(笑)、やっぱり怖い場面が記憶に残りそうです。幽霊の女子は死体が落下して、骨が砕け血が噴出するような音、また死ぬ時の音をテープレコーダーに録音することが好きな変質者です。そしてそのテープレコーダーに名指しで死ぬ日を予告されると、その該当者は死んでしまうという恐ろしいものでした。幽霊が貞子のように這いつくばって出てくるシーンにはちょっぴり笑ってしまいましたが、それ以外は寒気が?(笑)それにしても浮遊霊が30年も成仏しないで彷徨っているという設定を観ていると、その長さに執念の強さを感じてしまいます。しかも30年前の女子生徒が母親になり、その子供が高校生になって、親子の呪いとして出てきますから、幽霊もくたびれるのでは(笑)と思ってしまいます。いずれにしても、真夏の暑さを吹っ飛ばすホラー映画、ぜひ観て涼んでください。
追記 子供達の夏休み突入で、小学生・中学生などがたくさん劇場に来ていましたが、映画が終わって出ようとすると、その子供たちがなんと拍手をして映画を讃えました。その姿にホロリです。ホラー映画も素敵なジャンルなのですね。
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