あのコはだぁれ?のレビュー・感想・評価
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いつか観た、あの奇妙な夏の記憶… 体感マイナス3℃になれる夏休み
Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督の最新作。週末の劇場は、学校帰りの学生たちで埋め尽くされておりました。そっかぁ、若者はこういう映画をみんなで観にくるんやね。勉強になりました。ひとり場違いのおばちゃん真ん中で邪魔してごめんよ🙏
NMB48の元メンバー、渋谷凪咲ちゃんが初主演を務めるほか、フレッシュなキャストが勢揃いしており役の色がない分、偏見なく物語に没頭できます。私はホラー映画ほぼ初心者ですが、十分楽しめました。
これから始まる夏休みと学校を舞台にしたストーリーは、学生にはきっとたまりません。この夏は登校日についつい「あの子」を探してしまうかもしれません🙄
大人になった私たちにもある、なんだかわからないけど怖〜い学校の記憶。それは理科室の人体模型だったり、音楽室のベートーヴェンの人物画がだったりするのですが、そんなぼんやりとした学校にまつわる恐怖の記憶が後から後からゾワゾワと思い出されます。
エンドロールのヒグチアイさんの「誰」も映画にピッタリでした。
決して、最後の最後まで席を立ちませんように。
この映画を観れば、暑い暑い夏が、少しだけ涼しく感じられるかもしれません。
ホラーって面白いかも…。
嫌、こんなこというたら元も子もないんだけれども、ホラーって怖くないかも?!と思えたのは、歳を重ねたからでしょうか…。若い頃はホラーというだけで毛嫌いしていましたが、本当に怖いのは、お化けでも物怪でもなく、一見いい人の腹の中ということを知ってしまったからかもしれません🧐
ホラーがお好きな方はもちろん、
少し苦手意識のある方も、
let'sチャレンジでございます!
ほら、
体感マイナス3℃の夏と
新しい世界への扉があなたの前に…
後ろの正面、だぁ〜れだ?
ぎゃぁ〜🫣
渋谷凪咲目当てで観ました
関連作品の2作目であったコトを後で知りました。
その後、1作目を観ました。
両方観てからのレビューです。
いきなりの交通事故で、驚かされます。
兎に角、現在の校長先生が、島崎和歌子にしか見えないのが、最後まで気になって余り話しが入って来ませんでした。
霊として登場したはずの『としお君』が、生きて居たコトに無理がある。
探偵の落ちぶれ感が、余りにも繋がらない。
『元探偵を舐めるな』というセリフがあるが、元々刑事であったコトには、触れないのか?
ラストも、シックリ来なかった。
清純派呪殺系アイドル
ミンナノウタの内容を踏襲しつつ高谷さなの世界を深掘りしたような映画。お母さんをはじめホラーギミックがパワーアップしていたが、むしろ大喜利みたいで少し笑ってしまった。高谷さなが一生懸命手を替え品を替え趣向を凝らしてシチュエーションを作っているような変な微笑ましさ。作中でもあるが、彼女の原動力は憎悪や恨みではなく、自分の世界で染めたいというポジティブなもの。それが人に極めて迷惑な形で表出するのが問題だが。
結局両親も生きていたし、被害者の傾向的に彼女が本当に気に入った彼女に寄り添える人が被害に遭っているのがやるせなくて良い。
夢見る彼女の夢は狂気
清水崇監督作品は呪怨以降あまり見る機会もなかったですが、本作はひさびさに見た感じがします。
前作ミンナノウタで、本気の日本ホラーを見たと思いましたが、本作も本気で怖がらせようとしているホラーだと感じます。
恨みとか呪いではなく、純粋な夢を描くという部分が対比的ではあるが、その少女の夢はかなり猟奇的な邪悪でおりこの点で今までのホラーとは違っていて面白い。とはいいつつ、内容は狂気と理不尽な死の繰り返しではあり、呪怨から同じテイストではある。
タイトルなし(ネタバレ)
ナギーのホラーってもう完全なミスキャスト。
その印象を覆してくれるのを期待したが、いやはやひどかった。変なストーリーがついてる分、余計にくだらなかった。
安上がりな役者陣、唯一の希望、染谷はほぼ寝てるだけ(笑)
しかもこれ、どうやら続編らしい。ちゃんとわかるようにしろ(笑)
若い子がキャー言いながら見る映画
あの子肌荒れ?
この教室には、いないはずの生徒がいる。
感想
Jホラーの巨匠・清水崇監督が渋谷凪咲の主演で描く学園ホラー!中学校の補習クラスを受け持つことになった臨時教師がいないはずの生徒による恐怖に巻き込まれていくー。
「呪怨」シリーズでハリウッド進出も果たした清水監督が放つJホラーの注目作。呪いのメロディーを題材にした前作「ミンナのウタ」のDNAを受け継ぐともいえる内容で一部の設定や人物が共通している。
ミンナのウタのDNAを受け継ぐというか普通に続編映画かなと思います。
怖くないし、もう正直きついかなと…笑
個人的には怖いというより笑いのほうが多かったと…笑
主演の渋谷凪咲は嫌いじゃないですがホラーは合わないんじゃないかって…。
初っ端の七尾悠馬が事故るシーンは画角的に轢かれるだろうなと思っていましたが驚きました笑
高谷家のループ会話は気味が悪かったのと母の詩織はやっぱり怖かった笑
祖母のまぁぁぁぁぁぁには大爆笑でした笑
ラストは君島ほのかだけ連れて行かれてて後味悪ぅ笑
前作からマキタスポーツ、一瞬だけGENERATIONSの中務裕太出てました!
警告①学校であのコに見つかってはいけない
警告②あのコが口ずさむ呪いの歌を聞いてはいけない
警告③あのコは死ぬ音を探している
※聞かせて 最期の音…
※2024年7月27日君島ほのか!
続編だったのね
Huluで鑑賞。
何気なく見始めて、「あれ?この場面見たことあるんだけどー」って、思っても思い出せない(笑)
調べたら、『ミンナノウタ』の続編的ストーリーなのですね。
はいはいあの悪趣味のSANAちゃんでした。
『ミンナノウタ』の感想は書いてないです。
予告映像とか、公開前は『ミンナノウタ』の続きとか言ってなかったと思うんですが。
続編が見られて得したような、なんだか同じ様な話しを2回も見さされたようで、損したような、複雑な気持ちでした。
古い家が出てきたり、その家に入ると時間が戻り、自分もその中に取り込まれてしまう。
まるで『呪怨』ですよね。
清水監督は、この設定好きなんですね。
「としお」も本当に好きですね(笑)
さなの両親の会話のループは、鳥肌が立つけど、他の映画でもよく似た場面があったような気がして、ちょっとつまらない感じもしました。
さなの悪趣味は知ってたので、謎を解くドキドキ感も少なくて、普通でした。
それでも渋谷凪咲は頑張ってました😊
染谷将太は眠ってるシーンが多くて、もったいなくて残念でしたね。
ラストはそうきたかーと、軽いどんでん返しで、良かったです。
エンドロール中と後にも映像があります。
それを見ると、さなちゃんはシリーズ化されそうな予感です。
あの子はたあれ?みよちゃんじゃなくて、さなちゃんでした
30年前糸井茂美が屋上から落下。助けようとした3人の女子中学生のうち、「さな」という名前が引っ掛かる。そして現在2024年。補習クラスが決まった三浦瞳が謎の少女と出会う。その名が残されたノートで判明・・・SANA。
過去のシーンから現在パートに移り、いきなり七尾悠馬(染谷将太)の事故。ここが一番驚いた。意識失ってたらそんな対応じゃ駄目だよ・・・それで自販機の下から伸びてきた手は何?わからんぞ。見終わってから謎が増える。
補習が始まってからまた飛び降り事故。誰が死んだのかよくわからなかったけど、「キモッ」とか「キショッ」とか「ウケるんですけど~」て言ってた女子生徒まり?多分そうなんだろうけど、その後、次々と被害者が出てくる。ほのか先生(渋谷)だって30年前のドーナツ食わされたし。『ミンナのウタ』でも登場した権田(マキタスポーツ)が言うには怨恨とか関係なく被害者が出るって。でも、高谷さなの例の鼻歌に取り憑かれた人たちですよね。
『ミンナのウタ』のDNAを引き継いでいるとか書いてありましたけど、高谷さなというホラーアイコンを用いた普通の続編でした。高谷家のシーンもどこかで観たことがあると思った。『呪怨』シリーズが多く作られてるんだし、さなシリーズもいつかは『呪怨』と合体して、壮大な俊雄サーガになるに違いない。今回も登場した時空を飛び越える清水崇ならではのJホラー。どう解決するんだろ・・・
ホラーでした…
2024年の作品
またしてもやってしまった。
ホラーだと知らずに見たが、見たからには最後まで見ることにした。
何処かで見たような「家」だと思ったら、「ミンナのウタ」と同じ舞台であり、派生作品だった。
この作品の面白さはトリック的なオチに着地する。
さて、
昔も今も、呪いや悪霊との対峙には犠牲が伴うのだろうか?
この物語の中の凝り固まった「想い」が浄化されたが、やはりその代償はあった。
この、「何かと何かを天秤にかけなければ成り立たない」思考は、一体どこからくるもので、それは実際に多くの人は「正しい」と考えているのだろうか?
この物語でもこの「型」のようなものが普遍的な事実のように設定されていることに、どうしても反論したくなってしまう。
しかし実際ホラーを描くと、その代償に依ってでしかバランスが取れなくなるのだろうか?
ラストのオチ
歪な想いが取り払われたと同時に、実は主人公自身がその代償を支払っていたこと。
人の想いとは、やはり信じたいものしか見えなくなってしまうのだろうか?
その世界には、自分だけしかいないはずだが、信じたいことを継続させるために「誰か」を引き込まなければならなくなるのだろうか?
特に、死んでしまってから自分の思考を変えることはできないのかもしれない。
だから、呪いのようなものや悪霊の類には相応のパワーがあるのだろう。
ただそれでもそれは、人間の思考に過ぎない。
その思考のパワーが、ホラーを作り出す。
現実とは違う世界こそ、ホラーの面白さなのだろう。
形が変わればそれはファンタジーとなる。
しかし、その域を超えられないのもまた事実だろう。
人はみな、死んでもなおその心は残ると考える。
それが魂だと考える。
臨死体験と死後の世界
この尽きることのない妄想を共有することで、より大きな妄想となる。
さて、、
今年の夏 異常な暑さに蚊も動けない。
蚊の研究で有名な日本人 当時はまだ小学生
その彼が発見した足の裏の雑菌の種類の多さで、刺されやすい人と刺されにくい人がいる事はわかった。
それを「ニオイ」と言う言葉に置き換えているが、蚊は本当にニオイなど嗅げるのだろうか?
蚊についているセンサーは、人間で言うところの鼻と似ているとしていいのだろうか?
昆虫の複眼は、本当にカメラを束ねたようなものなのだろうか?
何等かの波長が、目によって可視光線となり、耳によって音波となってキャッチできるが、そもそも「それ」は、生き物にとって異なるものなのではないだろうか?
蚊は蚊にとって必要なものを認識し、人間は各々の必要なものを探す。
蚊は、蚊にとっての生存と繁殖のためにセンサーがあり、人類はそれに加え「求める価値」を探そうとする。
「さな」はその価値を「最期の音」つまり「魂の音」に求めた。
一般的ではない「それ」が、一般的なホラーとなった。
その価値は「さな」にしかわからないことが、物語をホラーにする。
「さな」がもし、自身の不幸を代償に誰かの幸せを願う場合、その「最期の音」は誰かの奇跡となる物語もできる。
「さなの作品」は彼女の世界に他人を引き込んだが、自殺しても他人を殺しても、自身がしたことに変わりはなく、それが自身の価値であるならそれを追いかけるのが人生であり、死ぬことでそれが閉じられるだけだ。
結局は誰もが自分の価値を探し求めているだけで、それがどんなものであってもその人の価値であり、そこに価値を見いだせない他人を引き込むことなどできないだろう。
ここにどうしてもホラーの限界を感じてしまう。
ミンナノウタから更に進化出来るのか?
高谷さなが新ホラーコンテンツとなれるか?の試金石になると思ってた。
予告を観る限りでは、従来の没していった作品たちと大差ないし、EXILEと上手くコラボし、TV予告CMが恐いと言わせた前作を越えられるか?
一応は観ないと…と義務的(義務など無い)に思っていた。
そして公開後から遅れること1年経つが全く観る気が湧かなかった。
ある日、兎に角何か観ようとレンタル店内をウロウロしてたら旧作に並んでいるのを見つけたので観念して視聴することに。
今度はEXILE絡みもなく作品の力だけで勝負しているから漸く本当の実力が見える。
初っぱなから染谷将太の扱いが酷い。事故でぶっ飛ばされ、意識の無い患者の見舞いにアホガキが来てるし。この扱いなら染谷将太で無くても良かったのでは?
そして主演渋谷凪咲、この作品で日本アカデミー新人女優賞?を貰っているが、正直これで?とは思った。これから先に期待するって事かな?
まぁ当たり前のB級ホラー映画なんだから、その辺を気にしちゃアカンと思考をリセットしながら
観始めて20分程度で、早くも「なんじゃこりゃ?」の臭いがプンプン。
フ、フフンフン~♪フ、フフンフン~♪の鼻唄も忘れてたわ。そう言えばこんな曲だったと思い出す程度と言う事。
そして致命的に怖くない
作中でも
高谷さなの弟の名前がとしお
さなの白塗り祖母が口開けて叫ぶ
前作を踏襲したさな両親の繰り返しのセリフ
あの家の階段とクソ長いコンセントケーブルを引っ張る件は愚かしいし、古いカセットレコーダーで不自然な録音とか、色々な“装置”があるが、全く怖くない。
前作ならEXILEが巻き込まれて、あの奇異な家族に関わる様を描けば良かったが、今作は“所謂解明編”で上手く作らなければならなかったはず。
それが、何か気色悪いってだけの集合体集めて作った印象になった。
これで三作目はあるまいと思うが、出来たときがこのシリーズ最大の恐怖かもしれん。
全141件中、1~20件目を表示