「胸糞展開、鬱展開、だと?w」アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season 第2章 Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)
胸糞展開、鬱展開、だと?w
1章のネコヒゲが個人的にはウケたので、2章はどんなギミックを?と思ったら、また増えた‥‥w サスガにアニメ・ゲーム創作世界では少子化とは無縁です。
意味不の冗談はともかく、今回は一波乱含んだ出だしでマコトシヤカに語られる業界の闇が冒頭のネタです。確かにここまでミリマス・シャニマス順風満帆で来てますので、何かこう云う騒動で物語の抑揚・メリハリを意図したのかも。もっともソレが特に変哲のない有りがちな、鉄板で画一的な内容だったのは微妙でした。
ともあれまず新ユニット、幼馴染4人組という設定がある様ですが、その描写が薄くて解りにくい。見てると段々解ってくるのですが特に伏線ではないので、幼い頃の思い出シーンに4人全員が映るカットが最初にあれば良かったのかな(最後に出てくる)。でないと「友情を見せる」セリフが活きませんし。
そして次に鬱展開?
それもアンティの長女w な咲耶と、アルメリのお姉ちゃんw 千雪をフィーチャリング。ただやはりどちらもオチる原因?根拠がワリと弱かったです。
前者の咲耶は、高身長なだけで勝手に年長と勘違いしてたのですが、むしろ意外性を魅せたかった? そんな彼女のメンタルを題材にした作話でしたが、もうチョッとトリガーになる描写『主語』が必要かと思われました。
それは後者の千雪編は顕著で、事の発端が描写されず、イキナリその後のシーンから始まります。なので話後半になって原因が解るのですがコレも隠す必要性はなく、素直に展開させても良かったのではと。
そしてココにも『大人の事情』が絡まってて、仕事のために納得を強いられる3人。千雪姉ぇが酒呑んで荒れるシーンが見たかったのは個人的願望w
そんな訳で、今章は『信頼関係』がテーマかと思われます。自分より周りを優先したい奥ゆかしさは日本人特有の価値観だなぁと、最近の世界情勢を見てシミジミ実感させられると大袈裟な思いに発展します。
ただ全体的にPの不徳が騒動の片棒になっており、Pシッカリしろとw そこに社長の「だがソレがイイ」はチョッと意味不でした。結局ノクチル騒動は未解決のまま第3章に続きます。
関係ない話ですが、オールドメディアと揶揄されて久しいテレビが、アイドル活動のメインの場と言うのも少々時代遅れになりつつある感が否めません。折角のアニメですし、これからのアイドルの存在意義と言うと大げさながら、新たなメディア開拓の布石が欲しいなと鑑賞しながら思ったものです。動画チャンネル始めるとかはやってましたが‥‥