「歩いて歩いて真のゴールへ」ハロルド・フライのまさかの旅立ち ねもちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
歩いて歩いて真のゴールへ
平凡なおじいちゃんが余命わずかな元同僚に会いに行く為ひらすら歩く歩く歩く
イングランド横断というあまりにも無謀過ぎる800キロの旅…普段着にデッキシューズと過酷な旅に不似合いな姿で挑む予告編を見ちゃったら
道中も結末も気になるよなぁって事なのに
上映館が少なくないかい💦?
あたふたしながら皆さんの高評価レビューを読んだらもう劇場へGOするっきゃないだろ!!
頑固者にしか思えずそこまでして何故?同僚との間に何が?憶測からのスタートでしたが
スクリーン越しのハロルドと並歩するうちに徐々に彼の過去が明かされていく
過酷過ぎる一歩一歩が巡礼の様にさえ見えた
あくまでハロルドが軸の物語ですが
妻モーリーの存在は大きい
彼女自身の葛藤哀しみは計り知れないが
箇所箇所で引き目に言葉少なくハロルドを見守る姿には切なさと愛しさを感じました
原作者も監督も女性だからだろうかラストの優しく淡く煌めく水晶光の演出が繊細で素敵でしたね
あの光を仰ぐハロルドと関わった人達の表情も皆柔らかく穏やかに見えました
スマホだけをながめ下ばかり見てる現代人に
顔を上げてみて…と伝えている様でした
お向かいのおじ様もいい人過ぎた⭐️
鑑賞料を上回る電車代を払っても本当に出会えて良かった作品です!
皆さんの推しレビューのお陰です!
ありがとうございました⭐️
ねもちゃんさん!他作にも共感&コメントありがとうございます😊
あと、ストリートオブファイヤーに触れてくださり嬉しいです!
私もフォローさせていただきますね~これからよろしくお願いいたします。
ねもちゃんさん、コメント有り難うございます。
>ラストの優しく淡く煌めく水晶光の演出が繊細で素敵
同感です。
ハロルドの旅に関わった人達に、旅の終わりは暖かな光に
包まれていたのだ ということが伝わったのではないか。
そんな気持ちになる演出でした。
鑑賞後にじわじわと来る、良い作品でした。・_・