「後悔と恩返し。」ハロルド・フライのまさかの旅立ち SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
後悔と恩返し。
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恩人から届いた手紙の返信へと手紙を書きポストへ向かった定年退職してるハロルド・フライと自宅で待つ妻モーリーンの話。
ポストから郵便局へと書いた手紙を持ち歩き、途中ミルクを買いに立ち寄ったスタンドの青髪ファンキー女子から「病気に効くのは薬じゃないよ!気持ちだよ!」と自分の胸を叩く、その言葉を聞き普段は自宅の駐車場までしか歩かないハロルドが800キロ先恩人がいるホスピスを目指し歩き出す。
その歩く道中、息子との事、恩人クイーにーとの経緯を小出ししながら 800キロ先のホスピスを目的地に歩くけれど…、作品とはいえ幾らなんでも無理でしょと!途中買い物、泊まるホテル代あるなら交通機関使ったらと脳内ツッコミ!
歩き疲れ倒れて面倒見てくれる看護士さんから始まり、途中撮られた1枚の写真でニュースに出ちゃって時の人となっちゃうハロルド、1人の未成年とワンコから始まりいつの間にか凄い団体になってお祭り騒ぎみたいになっちゃったけど。
ホスピスまで残り28キロで突然奥さんへ「もう無理だ」と泣きの電話と、喫茶店で「息子に会いたい」と泣き始めたのには何故ここで?とちょっと笑っちゃったかな。
ラストのハロルドがスタンドで働くファンキー女子へ送った手紙で涙と、息子の事で25年前からハロルドに対して冷めてたモーリーンから「やっぱり貴方を愛してる」とハロルドへのキスにも涙。
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