劇場公開日 2024年6月7日

「正直、ちょっと展開が退屈だった。」ハロルド・フライのまさかの旅立ち Kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0正直、ちょっと展開が退屈だった。

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

有名な小説だという原作を知らずに映画として初めて味わう。
なぜそこまでして無謀な旅?この夫婦の冷え方はなんで?息子はどうした?、、、なんとなく予測がつく中、随所に文句なしの地平線や山並みを挟んで気持ちいいロードムービーとして魅せてくる。
英国では「人生最後に国縦断するおじいさんの旅」は定番なのだろうか。しかも途中でバズって有名人になっていくところは「君を想い、バスに乗る」をなぞっているようだし、薬中の挫折息子の追憶の展開では「The Son息子」がフラッシュバックしてしまう。
そんなこんなで雑念にとらわれつつ睡魔には襲われなかったのは、奥さんの女優さんがダウントンアビーで安定の演技を見せてくれた方だったからだろうか。

Kumiko21