赤羽骨子のボディガードのレビュー・感想・評価
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才能ある若手俳優の宝庫ではないか
原作マンガは未読。なんとなく予告編を目にしたことがある程度の知識で観に行ったのはSNS上で『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾監督が絶賛していたからなのだが、なるほど、絶対にありえない大ウソが、ちゃんと実体のある俳優たちによって成立していることに驚いた。マンガの実写化は、コスプレ学芸会になるか大胆にアレンジして実写のリアルに落とし込むかの二択になりがちだと思うのだが、ほぼほぼコスプレ祭りで現実味もないはずなのに、それぞれのキャラクターが粒立っていて、この世界観も受け入れる気になる。似た感覚があったのが『帝一の國』だったことも思い出した。
正直若い俳優さんに明るくなくて、自分が認識できたのは木村昴、戸塚純貴、坂口涼太郎、あのと3時のヒロインのかなでくらいだが、クラスメート役の面々がそれぞれの役割をきっちり果たしていることも良い。例えば骨子役の出口夏希は堂々たるヒロインっぷりだし、主人公を演じたラウールは演技自体は上手ではないかも知れないが、ちゃんとまっすぐさが伝わって好感を勝ち取るキャラになっていた。つくづく映画はカメラに愛されることが重要だと思う。
おそらくほかのクラスメート役のひとたちも、今後どんどん活躍の場を広げていくのだろうし、ひとつの映画には多すぎるメインキャラをなるべく端折らず全員の決めカットを入れ込んでいくスタイルは、きっと作り手にも若い才能を応援する意図があったんじゃないだろうか。数年後に「赤羽骨子って若手の登竜門だったね」みたいに語られることになっていても全然不思議じゃない。
新ジャンル誕生…? 青春学園ストーリー×ボディガード・アクション!
設定やあらすじだけを見るとおバカ映画の類い。
錚々児高校に通う赤羽骨子。(←何か凄い名前…)
彼女には100億円の懸賞金が掛けられている。
彼女の実の父親は“日本のCIA”=国家安全保障庁の長官。それ故殺し屋たちのターゲットに。
娘の身を案じた長官はボディガードを付ける事に。
選ばれたのは、骨子の幼馴染みのヤンキー、威吹荒邦。
父親の事、命を狙われている事、ボディガードである事は秘密にして、骨子を守れ!
知らぬは骨子のみ…。
バリバリヤンキーの荒邦にクラスメイトはドン引き。
が、正義感はあり、いじめられっこの染島を助けたり。
喧嘩は強くても、ボディガードとしてのスキルはナシ。襲撃者にピンチに。
そこへ助けに現れたのは、染島。クラスメイトたち。
実はクラスメイトは全員、荒邦と同じく長官の命を受けた骨子のボディガード。
荒邦一人がボディガードではなく、クラス皆が“ボディガード軍団”だった…!
要人の娘とは言え、100億円の懸賞金…!?
クラス全員がボディガード…? どんだけのVIP待遇…?
何で幼馴染みヤンキーがボディガードに…?
ツッコミ所は…まあまあまあ!
青春学園ドラマとボディガード・アクションがなかなかミックス。新ジャンル誕生…?
骨子に密かに片想いしている荒邦。
バリバリヤンキーだけど、恋愛には奥手。
クールなイケメンってだけじゃなく、結構おバカ。おバカだけど、バカ熱い。
ラウールの演技は拙い所多々だが、役柄同様バカ熱く真っ直ぐさに好感。
出口夏希の可愛さは言うまでもなく。天真爛漫でありつつ、荒邦にピシャッと物言い。ダンス部所属で、スマイルやパフォーマンスには堪らずKO!
クラスメイトの面々にも注目。
倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、長井短、木村昴、かなで、あの…。
若手注目株に声優にお笑い芸人にマルチタレントとバラエティー豊か。
いじめられっこと思いきや、実はクラスの司令塔。『MOTHER/マザー』で注目された奥平大兼が巧演。
骨子と同じダンス部所属で、親友ポジションの寧。高橋ひかるが任務と友情の狭間で揺れ動き、ダンスやカッコいいアクションも魅せてくれる。
荒邦と骨子の淡い幼馴染みラブストーリー。
骨子と寧、荒邦と染島、荒邦とクラスメイトたち…。この王道の友情と青春のストーリーが意外と良かった。
青春と言えば、部活で全国大会。ダンスパフォーマンスもなかなか本格的。
キラキラ学園生活の一方…
殺し屋の襲撃。
クラスに裏切り者。すぐ分かる。何か捻り無いなぁ…と思ったら、一捻り。さすが頼れる司令塔!
クライマックス。ダンスと各々のスキルを活かしたチームプレーと友情と若手らが身体を張ったボディガード・アクションが迸る!
何で幼馴染みってだけでヤンキーがボディガードに…?
実は、荒邦の亡き父親。父親は伝説のボディガードであり、染島らを育てた厳しい教官。
今の染島があるのも威吹父のお陰。実の父親のように尊敬している。
在りし日の父を思い出す荒邦。
家族ドラマも加味。
ラスト、顔を合わせる骨子と実父。
名乗りはしなかったが、エンケンさんにちょいとホロリとさせられた。まあ確かにこの顔(エンケン)からあの顔(出口夏希)は生まれないけど。
長官には子供がもう一人。正親。
骨子にとっては存在すら知らなかった兄。…いや、姉。
父や妹に憎しみメラメラ。“俺”や“~じゃねぇ!”の男口調だが、男気ある荒邦にフォーリン・ラブ。実はピュア乙女…? それとも肉食女子…?
土屋太鳳がハッスル演技で場をさらう。
数年前だったら彼女が骨子役でぶりっ子ヒロインだったかもしれないが、笑わせ(“遺言”と“伝言”を間違えるほどおバカ)、個性抜群で、カッコよくもあり、美味しい見せ場もある。こちらの方がハマった。個人的に本作のMVPを!
コミック原作故、非現実的な設定、話。
ヘアやメイクもちょい過剰。
アクションにベタな友情やラブ、キャスティングなど若者に受けそうなもの詰め合わせ。
映画と言うより、学芸会かもしれない。
でも学芸会であっても、福◯学芸会なんかよりずっとマシ。
割り切って、頭空っぽにして見たら、案外楽しめた。
期待してなかった作品だけど、ありえなすぎて面白かった
予告編が公開された時は期待ゼロだったんですが、ありえなさすぎる展開とオーバーな描写が面白かったです。
ラウールさんのお芝居を拝見するのは「ハニーレモンソーダ」以来2回目でしたが、正直1回目に拝見した際と同じでお世辞にもお上手とは言えず。
しかしコメディを含むやや大袈裟に描かれる作品の大半は上手くなくともなんとかなる部分があると昔から感じていて、この作品で悪目立ちすることはなかったように思います。
ドラマ「西遊記」の香取さんのお芝居が前述と似たような部分があるかと。
この作品において良い味が出ていたなと感じたのは奥平大兼さんと土屋太鳳さんですね。
見応えあるキャラクターでした。
最後まで楽しく鑑賞できました。
友情・スポ根(ダンス)・家族愛・団結と盛り沢山‼️
学園コメディー映画の変わり種。
漫画が原作なので、メイクや衣装がぶっ飛んでて楽しい。
派手なアクションシーン。
若手の俳優たちのフレッシュな躍動感に、
オジサン俳優(遠藤憲一、津田健次郎、皆川猿時、安井順平などの、)
若手vsオジサンのミックス感が、最高に生きてました。
赤羽骨子を演じる出口夏希は清楚で愛らしい、しっかり者。
ボディガード1号のラウールは、馬鹿っぽさと馬力と高身長で敵役。
遠藤憲一のコスチュームと顔を斜めに横切る刀傷のインパクトが大‼️
エンケンはやや凄みに欠けて、心情的にはウエット。
ウエットと言えば、
土屋太鳳の役も、僻み嫉みが恨みに変わってて、結構ネクラキャラだね。
土屋太鳳は、はじめ殆ど見分けつかず、
真面目な土屋太鳳のイメージを覆すキャラ変。
メイクで最初は男の名前で、かなりの変化球の役で、言葉遣い、
“オイ““コラ““テメェ“的言葉をあやつり、
本人も面白かったんじゃないの?
このキャラ変の役作りは、若手もオジサンもメチャメチャ
楽しんでたと思う。
3年4組の22人が《赤羽骨子》のボディガード。
骨子は凄い愛されてるし、クラスのチームワークも、
ダンスコンクールで団結する女子もみんな羨ましいよ!!
《100億の懸賞金を掛けられた赤羽骨子を護るミッション!!》
(刺客がバラエティ豊富で面白い。)
中身は爽やか系の青春・学園ドラマでした。
意外と、好感度高かったです。
絶対観ない系の邦画を鑑賞した理由
マ王、この年末年始に大風邪を引いてしまいました😫
コレがインフルエンザやコロナだと特別休暇扱いなんだけど、2回も検査して(あの鼻奥まで突っ込まれるヤツ)どちらとも陰性なんて引きが悪過ぎる😑
んで結局、クリスマスイヴとクリスマスは寝込んでた次第だ⤵️
まぁ仮に風邪じゃなくてもシングルベルに変化は無かったが🥲
そして毎度の如く、マ王は調子が崩れると映画の嗜好に変化が現れる✨
邦画の況してやアイドルまみれのガチャガチャしたモンを選ぶ辺り、如何に体調が悪いかが伺えよう💨
感想だが、偶には邦画も悪くない、といったトコかなと😁
完全に荒唐無稽でアクション映画よりも素材がSFに近い😐
また画面を大人数が上を下への大乱闘なのでキャラが落ち着いて無い、要は各キャラの際立った特色を活かしきれず映画は終わる😂
更には短い時間でお互いの関係の説明をしてるので頭に入って来ないのも点数を下げている⤵️
当然、演技は最低レベルよりチョイ上くらいの大根だった🤣
しかし、この観る価値の劣る寓話を牽引しているのは不屈の愛というトコには好感があった👍
ラブロマンス系の、好きなのにハッキリ言わない、という展開は観ていてストレスなのである😬←ソレ以前にマ王は恋愛映画は苦手
正にそれは青春であり、滑稽ではあるがクラス一丸となって守ってる姿には充分な面白味を感じました😆
ただし、マ王高熱の為に今回の点数はよく判らんトコで評価してる向きがあるので、もしかして見当違いのレビューを書いてるかもしれません🤒
体調不良の真っ只中それでも、映画館で観るには高額だよな、とは思えたので妥当な点数だとは思いたい🙃
アイドル好きには堪らん映画なのは間違いない✌️
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
台詞棒読み耳障り度★★★★★
マ王の風邪は久し振りなのよ度★★★★★
期待以上
ありえない話だけどなかなか良かった
予告で、夏希ちゃんが可愛かったのと、たおちゃんのいっちゃってる感じが見たすぎて見に行きました。
すでにお姉さんが骨子を殺そうとしてるとばらしてるのに、本編では隠してる感じは違和感はあったけど。
高橋光さんがかなり好き!
かっこいい!
夏希ちゃんとのダンスシーンも良かった。
まあ、ありえない話ではあるけど、くだらないのわかってる前提で見てるので気にはならず。
映画として楽しめたかな。
王道バンザイ
なんだよチクショー面白いじゃねーかよッ!開始10分位からラストまでほぼほぼこの感想で楽しめました。ケレン味たっぷり学園アクションラブコメディが好物な方なら存分に堪能出来る事でしょう。ラウールくんにはゴメンなさい。侮ってました。主演の骨子ちゃんはひたすら可愛い。そして「でしょうね」な感もあるけれども寧ちゃんの格好可愛よさたるや…。でも、この、映画を彩っているのは周囲のオッサン達だったと思う。特に敵側に変な説得力があったし、"少年が大人を圧倒しまーす"みたいな人に寄っては萎える場面もキチンとしていて、最後までチームワークを必須としていた辺りが見事。何よりも"正親"。今回は全てが"正親"でしたね。致し方なし笑
爽快
スピンオフ見たいです
おもしろかった。ツッコミどころや「???」な部分もありますが(理解力がないだけかもですが)、それぞれの技を持ったクラスメイトやかっこいい悪役チーム、本当にみんな良くてスピンオフの形で見たいくらいです。アクション良かった、かっこよかった。土屋太鳳チャンが映画の質を一段上げてくれてたと思います、今までの太鳳チャンのイメージにはなかったのでこういう役でもっと見たいです。ラウールくんはじめ、あの白い制服をみんなが着てて、違和感ないのがもう凄いなと思います。
土屋太鳳さんの新境地を見れた
原作は知りません。なんとなく気になっていて、でもイケメンと可愛い子がキラキラした中高生向けの映画だろうなと思って見てみたらまさにその通りの内容でした。
ただ、普通こういう系の映画とかは主人公がめちゃくちゃ最強だったりするのですが今作は珍しく主人公がたいして強くないやつってのはちょっと王道とは違うなと思いました。
ストーリー的にはサクサク進んでいくので展開的にもまあまあ良かったかなと思います。ラスボスに対しての感じはまあ、ああ持ってくしかないよなってくらいラスボスが強すぎたのであのオチでよかったのかと思います。
あと主演のお二人はちょっとあれな演技力だったので見ているこっちが恥ずかしくなるような感じもありましたが、まあ彼らなりに頑張ったのかなと思います。
出口さんは昨年公開のあの花の咲く丘で〜の時はすごくいい演技の印象だったのですが、今作ではなんだか話し方なども今作がコメディってのもあるから仕方ないのか学芸会感がめっちゃありました。
私がこの作品で気になったのは脇を固める面々がなかなかの豪華さでそのあたりが主演の2人の演技力をカバーしていたと思います。
遠藤憲一さんや津田健二郎さん、谷田歩さんあたりはさすがな安定の演技力でした。
あとは土屋太鳳さんは今まで彼女のやってきた役柄にはなかったようなぶっ飛んだキャラクターで普段と声色も変えていてそれがわりとしっくりきてて彼女の新たな一面を見れたような気がしました。とても良かったと思います。
高橋ひかるさんもキャラ的に普段ドラマで見るような彼女の感じとは違ったアクションなどもあり良かったと思います。
作品の総評としてはめちゃくちゃ良かったわけではないですが、そんな悪くもなく暇つぶしに見てみるのにはいいのではないでしょうか。
マガジンラブコメの異端
満足感があった!!
あー面白かった
友人がムビチケをくれて鑑賞したためお礼を兼ねて感想を
なんかすごく最近疲れててスカッとしたかった気分に非常にハマった
正直あほらしい設定なんだけどそんなの考える間もなく色んな展開がたたみかけてきて、原作知らないからえ?え?え?の連続だった
みんなアクションちゃんとやってるし土屋太鳳をはじめ本気のアクションは見ごたえあり
ラウールの良い意味での異次元さとクラスメートの熱さに引き込まれてなんか一緒に熱い気持ちになれた
ラブより友情多め、コメディ要素多めだから見やすいのかも
MVPは前評判通り土屋太鳳
初めて見たけど奥平大兼、高橋ひかるの若い二人もうまかった
二人が絡むそれぞれの友情にほろっとさせられる
クラスメートは全員いい味出しててただひたすら2時間楽しめた
これは話題の石川監督がすごいのか八津さんという脚本家がすごいのかわからないけど、原作が面白いのかな
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