渇愛の果て、
劇場公開日:2024年5月18日
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解説
劇団「野生児童」主宰の有田あんが監督・脚本・主演を務め、友人の出生前診断をきっかけに妊娠・出産について取材して実話を基に撮りあげた群像劇。
“普通の幸せ”を夢見る山元眞希は、高校時代からの親友3人に、「将来は絶対に子どもが欲しい」と言い続けてきた。やがて妊娠が発覚し、夫・良樹とともに順調な妊婦生活を過ごしていたが、出産予定日が迫るなか、体調不良で緊急入院することに。赤ちゃんの安否を確認するため出生前診断を受けると、結果は陰性。しかしいざ出産を迎えると、我が子は難病を患っていた。事実を受け入れる間もなく次々と医師から選択を迫られ、疲弊していく眞希。妹の渚にだけは本音を語っていたが、親友たちには打ち明けられないまま、夫と子どものことで悩む日々を送る。そんなある日、親友たちが眞希の出産パーティを計画するが、それぞれの子どもや出産に対する考えがぶつかってしまう。
夫・良樹役に「エッシャー通りの赤いポスト」の山岡竜弘。
2023年製作/97分/日本
配給:野生児童
劇場公開日:2024年5月18日