劇場公開日 2024年6月7日

「性的異常者に拉致されたジャーナリストの女性」男女残酷物語 サソリ決戦 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5性的異常者に拉致されたジャーナリストの女性

2024年7月11日
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鑑賞方法:映画館

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性的異常を抱える男と彼に監禁された女の対決を描いた1969年製作のイタリア作品。
慈善財団の理事長・セイヤーは、女性に対する征服欲や虐待欲を持っていた。ある日彼は自分を取材したいと訪ねてきたジャーナリストのメアリーを拉致し、秘密のアジトに監禁し、肉体的・精神的虐待を加えた。窮地に追い込まれたメアリーはいつ殺されるかと恐怖の中セイヤーの心の隙を突き、やがてセイヤーを・・・さてどうなる、という話。

55年前のイタリア作品だが、これまで日本未公開だったとのこと。なぜ2024年になって初公開となったのかは知らないが。
ポスターに女性器を象徴する様な建物の入り口が描かれているが、R指定は無いからそんなに過激なセッ○スシーンは無いのだろうと思って鑑賞したが、なかなか色っぽかった。
セイヤーが性的異常者で拉致されたメアリーは助かるのかとドキドキしながら鑑賞した。
邦題のサソリって、交尾したらメスがオスを食べるらしいが、日本だとカマキリが有名だね。
何の意味かと思ってたら、なるほどの展開でした。
セイヤー役のフィリップ・ルロワは筋肉美が素晴らしかった。
メアリー役のダグマー・ラッサンダーは裸体が美しく可愛かった。セイヤーが言ってたように、髪型はショートカットが良かった。
あの女性器を象徴する建物?彫刻?はフランスの芸術家ニキ・ド・サンファルのホンのレプリカらしい。凄く印象に残った。
面白かった。

りあの