「歴史コメディ」ババンババンバンバンパイア odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史コメディ
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タイトルのバンパイアの前についているババンババンバンの意味は最後の主題歌「いい湯だな2025」を聞いて分かりました。映画の舞台は銭湯「こいの湯」だし、ドリフの「いい湯だなババンババンバン~♪」が元ネタ。
バンパイアが森蘭丸(吉沢亮)、兄の森長可まで登場、なんと織田信長役には堤真一さんと贅沢でした。坂本竜馬の子孫の坂本梅太郎がバンパイアハンター、竜馬を殺したのは蘭丸と言っていたが本物なら300年も時代が違うからバンパイアの蘭丸のことなんでしょう、本では織田信長、森蘭丸、明智光秀は三角関係、蘭丸が再び恋に落ちたのが土方歳三と坂本龍馬、そして再び時を越えて蘭丸が恋に落ちたのは昭和の文豪・太宰治と同時代に活躍した詩人・中原中也と原作の奥嶋ひろまさ氏の頭の中は実にユニーク。
最高収入をあげた「国宝」の主演も務めていた吉沢亮さん、最高の当たり年かと思ったら2024年12月30日酒に酔ってマンションの隣の部屋に侵入し、住居侵入の疑いで警視庁から事情聴取になりCMは解約、本作の公開も2月14日公開予定が7月4日に延期されました、嫌疑は示談、不起訴で落着。重厚なドラマとポップなコメディ主演以外にもいろいろあったんですね・・。
吸血鬼ものなら普通はホラーなんでしょうが中身は歴史コメディでした。
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