ザ・ウォッチャーズのレビュー・感想・評価
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世界中の神話や伝承を
読んだり聴いたりした訳ではないが
恐らくどの国の神話や伝承は似通ったモノばかり
なんだろうな。と思った◎
後の世の為政者となる勢力者に対抗反抗し
争いを繰り広げた先住民を土蜘蛛。と呼び
辛うじて、棲み分けを望んで
安住の地へと導いてくれた先住民を八咫烏と呼び
人以下の野獣として描いた日本神話のようにね。
で、それにより思い出したのが、コロンブスにより発見されたアフリカ大陸に侵入してきたコーカソイドどもが、
侵入時は妖精妖精と呼び接していたネグロイドを
標本採集と口実をつけ捕獲していた歴史だった。
そういう意味では、確か本作の俳優は全てコーカソイド系だったよねw
とシャラマン親子の悪意に拍手を送った👏
時代はいよいよ反転する時へと差し掛かってきた。
コーカソイドが作ってきたシステムに懐疑的視線を向ける
時期の到来だ!
事情を作って説明しただけだけど
面白いね。
森で迷ったら、部屋に閉じ込められて、夜は何者かに見つめられて過ごさなきゃいけないって。
一体あいつらは何者なのか、なんで見つめられるのか、っていうところに、うまい理由付けがされてたね。
事情を作り込んで、そこにトラウマ解消を少し混ぜて、飽きさせない作品にする手腕がすごいな。
自分には全くハマらなかった作品。 本年度ベスト級。
予告編が気になっていたので鑑賞。
森の中にある謎の建物。
夜になると現れる謎の生物がなんなのか?
その正体を知りたくて鑑賞したけと全くハマらず(笑)
久し振りに鑑賞後に後悔してしまった。
ホラーもファンタジーの要素も少な目で拍子抜けしてしまった感じ。
ストーリーは上手く作られていた感じなんだけど、それを上手く映像化出来なかった印象で残念だった。
アイルランドの美しい風景は素晴らしかった!
いつか行ってみたい。
森の中の謎の建物。
電気や水をどうやって供給していたのか?
良く解りませんでした( ´∀`)
★2024年劇場鑑賞52★
やはりこういうのは何も情報を入れないに限る。
おもしろかった。ん?って思うところはあれど面白い
途中のミナが外側から見るシーンは進撃の巨人に見えてしまった
あと最後がああいう終わりならばダニエルを殺さなくても良かったのになぁ。
ダニエル殺すなら皆殺しエンドの方が面白かったかも。
まあ直近で胸騒ぎを見たからそんなことを思うのかもですけど笑
一応筋は通っている
シャマランらしい作品で一旦終わってからさらに続くパターンです。
内容は面白いのでもっと説明パートを増やしてもよかったと思います。
分からないから怖いという演出もありますが、
結果的に無関係なミスリードのせいで混乱してしまいました。
成長しない主人公
これは酷い笑笑笑
中盤まで悪くなかったのに、終盤がゴミってところがかなりタチ悪い。なんでこうなる。昨年公開されたシャマランの「ノック 終末の来訪者」と酷似。結局何が言いたいのかさっぱり分からない。宗教だの、伝統だの、歴史だの、思想強めな専門用語が飛び交うが、脈略もなく急にぶっ込んでくるため、どっと疲れるし、何の興味も湧かない。それどころか怒りがふつふつと湧き出てくる。どうして、こんな怖がらせ方しか出来ないのかな。こんなのホラーじゃないからな。いいから部屋の電気付けろ💢
B級感はない。映像の作り方は割と真剣。いい映画風ではある。だからより一層嫌悪感が残る。「それがいる森」や本作のような、恐怖の元凶隠されている系映画は、観客が期待するのは一貫して"それ"の正体であるため、それが面白くなければ、全体的な評価も必然的に下がってしまう。なぜ、彼らは森に来た人間に執着するのか。どうしたものか、ここがあまりにつまらない。本当に酷い脚本だった。あなたの予想は絶対に外れるって、どんでん返しじゃないことあるんかい。
ぼんやりした地味なダークファンタジー
映像は悪くはない、普通かと思います。ちょっと暗くて見づらいシーンが多々ありますが。
脚本は主要な登場人物が4人だけで、主人公以外はあまり状況に危機感がなく脱出する気もないので、切迫感がない。ていうか、なんだったら主人公もソファで寝そべってビデオ見てるんで、必死さが…キャラの目的がイマイチよくわからず、話の方向性が定まってないので、ストーリーに没入できません。
演技は少年がさすがにひどかったです。
心温まるホラー
真正ホラーではなく、ファンタジーテイスト強めのホラーだった。前半は密室系ホラー、後半は人間と人間ならざるものとの交流を描いたファンタジーといったところか。怖くもありながら、どこかハートウォーミングなエンディングはシャマラン作品の名にふさわしいものだと思う。
予想外に面白かった!
ホラー・サスペンス色の強いワンシチュエーション映画に目がなく、ついつい観に行ってはガッカリして帰るということが多いのですが、これは予想外(失礼)に面白かったです!
いろいろ曖昧にしたまま終わらせることも十分できたと思うのですが、「え、そこまで明確にしちゃうんだ」と思ってしまうほどに謎解きがあり、作り手の潔さみたいなものを感じました。
ほとんど期待せずに(すみません)観に行ったためか、予想外の良作に出会えて嬉しくなり、ついレビューまで投稿してしまいました。あらすじに惹かれた方でしたら、観に行って損はないのではないでしょうか。
もののけ姫
面白かった。ホラーとファンタジーの融合みたいな。
設定やストーリーに多くの暗喩が込められているように思う。
森、闇、異類婚姻譚、鏡、双子、自然の征服・環境問題、地下、インコ、鳥籠…。
この辺がキーワードだろうか。
主人公は自分のせいで母親を殺してしまい、自分の双子の姉妹の顔に一生消えない傷をつけてしまったトラウマを抱えており、そのことに正面から向き合えないでいる。
このことと、人類が自然の象徴である森を破壊してしまい、人類と自然が調和していない状態であることが重ね合わされている。
①主人公(人類)と母親(森・自然)はかつて幸せな関係を築いていた
②主人公(人類)の愚かな行為により、母親(森・自然)を殺してしまい、そのトラウマが主人公を苦しめている
したがってこの物語は、森の人格的表現である妖精との和解を通して、主人公が母親のトラウマを克服する話だということになる。
<妖精が象徴するもの>
妖精というと小人に透明な羽をはやした無害な存在のイメージがあるが、アイルランドの民話などに出てくる妖精は日本でいう妖怪や鬼のような恐ろしい存在。妖精と結婚するという民話や神話(異類婚姻譚)が存在するところも、日本の妖怪と似ている。異類婚姻譚というのは、人間が自然を畏怖し、またその恵みに感謝していた時代の自然信仰的感覚が反映されている。人間が自然とコミュニケーションをとる方法として、動物や妖怪・妖精が人語を話す、という話が日本にもアイルランドにもある。たとえば日本には「おいてけ堀」のような、人外の者が魚や動物の捕りすぎを戒める話がたくさん残っている。
<3つのルールが象徴するもの>
主人公の思い込みや恐怖を象徴しているのではないか。
ルールを守っていれば安全、ルールを破れば危険、というのは、この映画の前半部が「安全な世界と危険な世界」という2つの世界を前提としており、ルールを破ることは2つの世界の境界をおかすことを意味する。
・都市(人間の世界)と森(自然の世界)
・人間と妖精
・光と闇
・昼と夜
・地上と地下
・「鳥籠」の中と外
ルールを守っている限りは安全だが、問題に対する根本的な解決はできない。物語はこの二分法的世界観の緊張をどう解消するか、ということがテーマになる。
そしてこの2つの世界は主人公の「顕在意識」と「無意識」でもあり、「無意識」にひそんでいるトラウマに主人公が向き合えない状況を表している。
2つの世界は相対的なものではなく、後者「観る側」が前者「観られる側」を支配し、主導権をにぎっている。
<鏡・人間に擬態する妖精・双子が象徴するもの>
灯りをつけたガラス張りの部屋が、外からは中が丸見えになり、中からは外が鏡になる、というのはうまい仕掛けだと思った。
主人公がガラスに映った自分自身の姿を見つめるシーンがとても印象的だが、つまり主人公が怖れているのは自分自身だ、ということだ。
そしてそれは環境破壊を重ねる人類全体についてもいえる。自然の姿は人間のありかたを反映する。自然を守ろうと思えば恵みを、ないがしろにすれば牙をむく。
<地下に脱出のヒントがある>
この物語の世界では、単にルールを守るだけでは状況を変えることができない。この世界に変化をもたらした主人公の行動は2つあり、どちらも「地下に行く」ことだったのが興味深い。はじめに地下に行ったときの結果は失敗に終わった。二番目に行ったときは成功した。何が違っていたのだろう?
<なぜ主人公のトラウマは克服されたか>
主人公の再生のプロセスが丁寧に描写されている。まずは、他人のトラウマ(罪、自分が悪人であると認めること)を聞くことにより、苦しんでいるのが自分だけではないことに気づくとともに、自分自身の状況を客観視する。次に、避けていた自分の過去(罪)を直視する。次に、他人に自分の罪を告白し、自己開示する。そして最後に、主人公の双子の姉妹に会うこと。顔に傷をつけてしまった姉妹は、今は子供をもち幸せに暮らしている。過去の罪にばかりとらわれていたが、現在の幸せに目を向けることができた。
このプロセスがうまく人間と妖精(自然)との和解と対応している。
①何を考えているか分からない、恐ろしいだけの存在
②かつては人間と幸せな関係を築いていた神のような存在だったが、人間によりその力を奪われた被害者
③人間と混血し、生き延びて人間社会で暮らしている子孫もいる
②を主人公が知ることは、妖精の正体を知り、人類の罪を認めることを意味する。
③は、主人公が妖精は一方的な被害者というだけではないことに気づき、和解の可能性を見出すことを意味する。
ここで、妖精が「自由」の象徴である「翼」を回復したことに重要な意味があると思う。
この辺の展開に何か既視感があるな、と思ったが、これはまさに「もののけ姫」とテーマと同じだ、と気づいた。人間がシシ神を殺してしまったことで、自然が神としてあがめられていた時代は終わり(原生林は破壊され)、そのあと、人はシシ神の首を返すことで森は復活したが、かつての森は永久に失われ、人工林となってしまった。しかし自然と人間は対立しつつも一緒に歩むしかない(「だが共に生きることはできる」)。
<インコが意味するもの>
二つの世界をつなぐアイコンではないか。
インコを追って異世界から脱出するというのは、非常に神話的だ。
人間が「鳥籠」から出ることと、インコが鳥籠から出ることが同時に起こっている。
「鳥籠から出る」のは、二分法の世界の解消を象徴している。
ペットは人間に飼われている動物なので、人間と動物を仲介する存在である。
また、インコは人間の言葉を話す動物でもある。
さらに、「ダーウィン」という名前。
「ダーウィンの進化論」は、人間と動物は分けられた存在ではなく、連続したものであることを示した説である。
「死んじゃダメ」というセリフも、「死にたい」と思っている人間には不吉な皮肉に聞こえ、「生きたい」と思っている人間にははげましに聞こえるという意味で面白い。
パターン
親子の遺伝子のなせる業か、それとも父親が製作・プロデュースってことで実質は父親の作品なのか。
ホラーで進めていたら、ラスト近くになってSFテイストなダークファンタジーで無理矢理とんでも説明しちゃって、『シックス・センス』『ノック 終末の訪問者』あたりに似てるなと。
「あなたの予想は絶対にはずれる」の宣伝文句は、予告編からはその通りだったけど、それが面白いかと言われると微妙w
ともかく、人間側のキャラの一人が「本当のことを言ってない」「実は敵側」っていうのは、途中の早い段階でわかるのが難。
つーか、シャラマンの手垢のついた「いつものかよ」というパターン通りだし。
意外性を求めるあまり、とんでも展開の域に入って置いてきぼりにされるのは、客としてそろそろ飽きた。
マデリンの正体が妖精と人間のハーフでそれは教授が捕まえたウォッチャ...
マデリンの正体が妖精と人間のハーフでそれは教授が捕まえたウォッチャーズがもともとハーフだったと理解しましたが、捕まえたのがオリジナルのウォッチャーズで教授との間に子が生まれ、それがマデリンになったという解釈も可能でしょうか?
Year! めっちゃシャマラン
もはやジャンルの一つとして認めたい、シャマラン作品をカテゴリー化したいのだが何と呼べばいいのかをずっと考えていた。
黒澤映画と聞けば、あの脈々たる名作の風景が浮かんでくるし、ジブリ映画と聞くとトトロやらもののけやらがサッと脳裏に浮かぶ。ヒッチコックはサスペンスの巨匠。スピルバーグは既にスピルバーグという名前そのものが形容詞か。
まてよ、そうか。映画監督の名前を形容詞として扱ってみて、腹落ち感というか、人々がそれをイメージできるようになったら殿堂入りということか。
だとするなら、「~的」なんていう言い方、形容動詞化してみたとき、問題なく使用できればその監督の作品ジャンルは殿堂入りできるという、フィルタリング方法はどうだろう。
クロサワ的な映画。
ハヤオ的な映画。ふむふむ。
ヒッチコック的な映画。
スピルバーグ的な映画。
シャマラン的な映画。おー!
別に無理やりカテゴリ名を作らずとも、シャマラン映画はその名で既に形容できる文化へと昇華しているようだ。
パパシャマランでも、ママシャマランでも、ムスメシャマランでも、シャマラン作と聞いただけで、あの何か「謎」仕掛けがありそうで鑑賞後の帰り道でガッカリしたり仲間とツッコミどころを言い合ったりできるスリラー・ホラー映画。それをみんな想像しちゃう感じだ。
本作「ザ・ウォッチャーズ」の鑑賞前の期待感と、鑑賞後のモヤ残り感は、ムスメシャマランでもシャマラン100%の味わい。そこまで食べたい気はしないのだけど、口に入れたら結構美味しいから手が進んでしまうものの、次の日にそれを食べたことや味を忘れていそうな感じ。まるで居酒屋の突き出し料理のように。突き出しにはこんなにツッコミどころはありませんけどね。
沢山ありすぎて疲れるので、ツッコミどころを書くのはやめておこう。それに、ツッコミどころにいちいちツッコんでいくのは正しいシャマランの食べ方とは言えないのだ。激辛ラーメン店で激辛ラーメンを食べて出てくる汗に文句を言うようなものである。そのツッコミどころを全無視して、作品の美味しさだけを味わい切るのが正しいシャマランの食べ方なのだ。
今回のシャマランはメインのストーリーに加えて、デザートとしてエピローグまで付いてくるというお得感あふれる内容。やっぱりデザートは別腹というか、そのあたりはムスメシャマランの「やっぱりデザートつけようよー」的なこだわりが有ったのではなかろうか。そしてデザートは確かに有ったほうが良かったように思えた。
・・・。
ツッコミどころを書かないと言ったが、そしたら書くことが無くなっちゃた。
美味しかったなあ。
シャマランの次回作、パパシャマランによるコンサート会場スリラーも、今から楽しみなのである。
イニシェリン島の、、
シャマラン親子ということでホラーの構えで見ましたが、自然の美しいアイルランドのゴールウェイとアイルランドのどこかの森が舞台ということで、私はイニシェリン島の精霊をやや思い出しました。
調べてみると、イニシェリン島の精霊の舞台であるアラン諸島とゴールウェイは近い場所で、妖精の神話というのはこの地方では割と根付いている話なのかもしれない。
民俗学という観点から見ればファンタジーとしてまあまあおもろいかなというくらいでした。
スッゴク面白かった シャマラン親子天才❗
2日前にチケット購入。
既に1人購入者あり。
いつもの席を購入。
今作は比較的、上映館も上映回も多いので
シャマランネームバリューなのかな。
近場の映画館でも上映していましたが、お安いイオン系列まで朝8:15から大雨の中原付で行ってきました(7:30出発)
観客7人…寂しいけど、天気や朝イチならこんなものかな。
シャマラン監督の近作、ノックとオールドは大好きなので、今回もあらすじから自分好みなので期待大。
自分的にはかなり面白かったです。
ラストはどうするのか途中からワクワクしちゃいました。
大当たりで大満足です。
主人公はエルファニングちゃんのお姉さんなのね。
今回、いつものイオン系列の映画館が、スマホタッチの入場に変わっていました。
半券を集めるのが好きだったので、残念です😢
なかなかスリリングでした。ストーリーは良く出来てます、思いっきりホ...
なかなかスリリングでした。ストーリーは良く出来てます、思いっきりホラーでも無くグロさも無いのでちょっとハラハラしたい方には良いかも。
ほぼ森の中の映像で効果音も不気味で引き込まれます。
森から脱出出来て完全に気を抜いてたら、まだあったのね、疲れました。
凄い世界観でした!
救いのあるラスト
途中までありふれたクリーチャーズの出現で終わるのか、、と思いましたが後半からラストまで流れるようなストーリー展開になかなか面白かったです。
誰にでも孤独や邪悪な部分があり、それを受け入れて生きていていけたら少しは楽なのかな。
未来のあるラストですっきり観れました!
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