「監禁、監視する者たちの正体とは? ただのサプライズネタもの映画ではなかった」ザ・ウォッチャーズ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
監禁、監視する者たちの正体とは? ただのサプライズネタもの映画ではなかった
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広大な森林の奥深く、ガラス張りの小屋に捕らわれた4人。
彼らを監禁し、監視する者たちの正体は…。
この手の映画では、謎の正体が解明され、脱出できたところで終わることが多いが、本作はそこからが結構長い。
「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン製作ということで、どうしてもラストのどんでん返しやタネ明かしを売りに宣伝されがちですが、本作は、伝承・神話が背景にあることと、彼らの存在と人々とのかかわりあいの方に重点があって、面白い。
監視は、人になりすます擬態のため、と思っていたが、実はそれはすでに完成していたのだ。
オウムの鳥かごが、ガラス張りの小屋を思わせる。
かごの中のオウムが脱出で大きな役目を担っていた。
ミナには双子の姉妹がいて、ガラス張りの小屋の壁が夜は鏡のようになり、自分が映る合わせ鏡になることにも通じている。
ダコダ・ファニングがいい。
湖のシーンの彼らのCGが、のっぺりしていかにもCGで、安っぽいカットがあったのは残念でした。
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