「ダコタ・ファニング目当て」ザ・ウォッチャーズ はるけっとさんの映画レビュー(感想・評価)
ダコタ・ファニング目当て
で映画館いきました。
相変わらずかわいいですね。歳をかさねても、スクリーンの中で汚れていても素敵でした。
アイルランドと妖精って日本人でもなんとなくノルウェーとならんで密接な感じすると
思っているもんですから、まったく違和感なくストーリーに没入していきました。
舞台自体が深~い森ですし、湖とか川にかかる橋とかの雰囲気、そして知っている土地の
名前がでてきたりしたので最後まで
ぶれないというか、これで宇宙人だったら怒るよ~とか思いつつ楽しみました。
原作マンガとアニメの印象がごっちゃですけど、デビルマンを想起させてくれました。
古文書(?)みたいな絵の中では、白くて羽の翼があって、人間と共生しているときは
天使みたいにみえました。でも人間にだまされて地下に閉じ込められて、黒くて異形にかわった後は
悪魔ぽく見えます。マデリンが正体を現すとき、台所に虫がうごめいたりしているシーンは
ほかの映画だと悪魔や死霊がでてくるときの前触れな気がしますし。
デビルマンは悪魔(デーモン族でしたっけ)の力を身につけた人間の
葛藤の物語です。人間を守ろうともするんですが、人間も悪魔より業が深いので、、、
ダニエルやキアラやミナを守ろうとした時、ひび割れた鏡の壁の前のマデリンはデビルマンだったなーと
真相がわかった後にはさみこまれた回想シーンから想い起こしてしまいました。
デビルマンもハーフでしたから。氷河期に氷に閉じ込められたデーモン族も悪役にしては征服のモチベが
しっかりしてますしね。
鑑賞後ですけど、
氷河といえば、太古のばい菌やらウイルスやら生物が温暖化でどんどん溶けて復活するなんて記事を
観てたので、森林も伐採をつづけると変な穴ぼこを発見したり、パンドラのハコの蓋をあけちゃうんだろうな、
と想像しました。
この監督・脚本さん、原作の方の映画はまた観たいです!