「 突然閉じ込められて、得体のしれない聴衆に夜毎見守られる…という...」ザ・ウォッチャーズ sugsyuさんの映画レビュー(感想・評価)
突然閉じ込められて、得体のしれない聴衆に夜毎見守られる…という...
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突然閉じ込められて、得体のしれない聴衆に夜毎見守られる…という初期設定はミステリアスで魅力的なのだが、その後は仲間割れ、謎の地下室の発見、脱出、主人公のトラウマ克服に最後の大立ち回り…と随分オーソドックス、というより平凡な道を辿る。「ウォッチャーズ」の正体も早めに見せすぎ(立ち上がると異常に背が伸びるビジュアルは印象的だが)かも?なによりこのアーサー・マッケン風設定をほぼ台詞できっちり説明されてしまうのはかなり興ざめ。主人公の双子設定やアイデンティティを偽る悪癖などをもっと深掘りすればもう数段面白くなったと思う。結末と題名のダブル・ミーニングは悪くないだけに。父シャマランよりギレルモ・デル・トロ寄りの作風か?
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